応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 大変遅くなりました!!
    なんとか完結できてホッとしましたが……正直、ホッとしてる場合か? とも思っております。この企画は、締切ありきで皆がドン! と同時期に作品を発表する、というところも楽しさであり大事な要素であると思うので。(もちろん多少の遅れはやむなし、ですが)
    ですがこの度、私は「深夜に這い出してでも期間内に書き上げろや、自分!」という思いはありながら、関川さまの優しいお言葉に甘え、状況に流されるまま延び延びにしてしまいました。
    この反省と今回のロープレ経験は、必ず今後の執筆に活かします。

    胸を張って執筆ジャンキーを名乗れるよう、頑張ります。
    出題&連載、お疲れ様でした! ありがとうございました!!

  • 🎹黒須友香です。
    大変遅くなりましたが、ラスト・コンサートから最終話まで、ようやく完成しました!

    関川さんも大変お疲れ様でした。毎回企画を考え、お題を考えて用意するのはとても大変だったと思います。
    キャラクターのばらつきも、主人公サイドのキャラではなく毎回登場するゲストキャラにしたことで無理なくまとまっていたと思います。

    私自身は、前作と同じく、次の作品の準備に便乗しながら改変だらけの完全オリジナルにしてしまいましたので、自分の役に立ったし、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
    ちょっと忙しくて時間がかかりましたが、無事に完結できてほっとしています。

    ありがとうございました♡m(_ _)m

  • ついに完成しました!
    🍷出っぱなしです。

    ひとこと余計なお嫁さん 天地竜子


     太陽系第三惑星地球、我々人類の母なる大地、たとえ銀河中に旅立とうともその記憶は遺伝子に刻まれている。
     地球上では人口爆発の飽和状態の時期があったが、大宇宙開拓時代へと突入してからは人口流出によって穏やかな環境となっている。
     各国の伝統家屋が流行し、十分な広さのある庭、余裕のある居住スペース、その中に溶け込む最新設備機器で快適な住環境が整えられていた。

     私は、とある日本家屋の前で足を止めた。
     だが、あと一歩で敷地に入れるというところで足が動いてくれなかった。
     
    「あら? フタヒロくん、いらっしゃい、良く来てくれたわね」
    「え、ええ、まあ……」

     縁側から和服姿の女性が私を見て微笑みかけてくる。
     私はぎこちなく返事を返し、胃がキリキリと痛みを上げる。
     しかし、和服姿の女性、回収先である天地竜子《あまちたつこ》は私の手を引き、家の中に連れて行く。

    「ほらほら、こんなところで立ち話もなんだから上がっていきなさいよ!」
    「い、いえ! わ、私は今日は仕事で……」
    「もう! 遠慮なんかしないで昔みたいにゆっくりしていきなさい。なんだか不健康そうに顔色悪いわね。ちゃんとご飯食べてるの?」


    続きはこちらで

    https://kakuyomu.jp/works/16817330655497764845/episodes/16817330660017947032

  • 遅くなりましたが、やっとお嫁さん回できました!
    ひとこと余計というより、テンパって話を聞かないお嫁さんです。
    『あなたの「音」、回収します』
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655422949376
    海を越える桜の音(1)(2)(3)
    まだエピローグが残ってます〜。

  • こんにちは。
    ハーフ&ハーフ3の企画運営、あらためまして、ありがとうございました!
    チャレンジングな人物設定に、くせになるルーティーンな言い回し、そして執筆ジャンキーたちへ与えられる自由と束縛の絶妙なバランス。。実は回答編よりも出題編をつくる方が大変だったのでは、、と思います。
    天使と悪魔のふたつの顔をもつ物語トリタテ屋の関川さんに追い立てられるのは、苦しくも楽しい時間でした。そして参加者皆さんの、それぞれの味のある作品。読み合って感想を交換して、刺激と激励を得ながらまた書くっていうのは本当に楽しいですね。
    素晴らしい企画を、ありがとうございました!


  • 編集済

    お疲れ様でした。
    私はハーフ&ハーフ2のみの参加でしたが、人のお題で話を作るというのは初めての経験でしたので楽しませていただきました。

    3に至ってはキャラクターごとに話を作るということで難度の高さに、関川さんを始め完走する方々に尊敬の念を覚えました。

    他の方と同じお題の作品を短期間で読みあうというのも面白かったです。
    交流の機会をつくっていただきまして感謝しております。
    あとがきのタイトルも綺麗にまとまっていて、素敵ですね。

    それからこんな場所で何ですが私の「放課後対話篇5」に素敵なレビューをいただきましてありがとうございました。
    いつも励ましていただいて感謝の言葉もありません。

    今後ともお付き合いのほどよろしくお願いします。
    それでは、また。

  • 関川様
    毎回出題のためのご苦労、ありがとうございました。

    今回参加して思ったことは、前回より難しいぞ?ということです。
    前回は料理と展開を示されて登場人物は任されていました。
    なのでその料理にまつわる出来事を調べ、それを語るべき人物を好きに造形できたのです。
    (ちょっと方向を間違えて、短編集にしてしまいましたが)

    今回は登場人物と性格付けを指定されました。
    そこから広げて「回収」に持って行かないといけないのです。
    最初ここまで指定されているなら簡単だと思っていました。
    けれど今まで書いたことのないキャラクターが登場してくると、ふくらまし方がわからなかったのです。
    本当に勉強になりました。

    今回学んだことは二つ。
    ひとつは、最初に世界観、設定を出来るだけ詰めておいた方がいい。
    ふたつ目は、人間観察はしっかりしておけ!

    大変でしたがメッチャ楽しかったです。
    伴走している仲間の存在も心強かったです。
    部活か文化祭を一緒に頑張っているチームのような気持ちでいました。
    読んで下さる皆様のコメントも本当に応援になりました。

    楽しくて張り合いのある日々をありがとうございました。


       執筆ジャンキー・つむぎ

  • 正直、第一回目のハーフ&ハーフの時は大喜利感覚でした。
    今回はお題やシチュエーションがしっかりしつつも自由。
    ・仕事や人生に疲れている主人公はあくまでも狂言回し。
    ・真の主人公は顧客。
    ・常にペーソスを感じさせる。
    以上の3点を守るようにはしたつもり。
    後は常識に縛られずに『こち亀』や『俺がハマーだ!』のような無茶苦茶さを見倣いました。
    感想としてはツラいからこそ楽しかったという小並感。
    他の参加者たちのしっかりした世界とキャラとストーリー展開にはただただ圧倒され続け……。
    このハーフ&ハーフ3の参加者の皆さまを心の中で勝手に戦友認定してしまっています。

    いつもレース関係ではドベか棄権が多かったりしますが、今回は完走できて良かったです。

    関川さまをはじめ皆さま、ありがとうございました!!

  • 🐤小烏 つむぎです。

    遅くなりました。
    何とか完走いたしました。

    今回のヒロイン?は武家の妻 森 ツネです。
    一言余計でしっかり者のお嫁さんになりました。

    前半はこちら
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655333321076/episodes/16817330656102307970


    後半はこちら
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655333321076/episodes/16817330656102294845

  • 🥎銀鏡怜尚です。

    少し遅くなりましたが、出来上がりました♬
    今回もちょっと長めです……。


     今回の顧客は、逗子駅の近辺に住んでいるという。
     そう言えば、美根夫人の家もこの辺りだったことを思い出す。

     しかし、ヨメタニ・ギンコの漢字が『鼠谷銀子』だとは思ってもみなかった。
     世の中珍名さんが多いなと思いながら、わたし自身、氏名を漢字で書くと、これ、ほんとに本名ですか、とか聞かれるので、人のことは言えないだろう。

     そんなことを考えながら駅に着くと、何だか現実を突きつけられた気分になる。
     もう田中係長はいない。正真正銘の独り立ちだ。
     相手は、口八丁な40歳の主婦。感覚と勢いでぐいぐい相手を口車に乗せてしまう様は、理詰めで論破する学者や評論家よりも、手強いかもしれない。
     と言いながら、わたしも20年後そうなるのかなと思うと、思わず苦笑いしてしまう。

    続きはこちらです⇩
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655520134760/episodes/16817330658746794578

  • 🎹黒須友香です。
    完全に周回遅れですが、お爺さん回、やっと投稿しました。
    軽薄な爺さんというより、軽やかな爺さんです(笑)
    全三話、シリアスな展開もあって長めです。お時間ある時にどうぞ!

    『あなたの「音」、回収します』
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655422949376

    音楽ダンディと音楽談義(1)(2)(3)

  • こんにちは。久里琳📞です。
    関川さん、お題編の6話完了、ありがとうございました!
    皆さま、お読みいただきありがとうございます。そして楽しい物語をありがとうございます。それぞれ個性があって面白くて、勉強になっています。
    さて、私の回答編もなんとか完結しました。
    今回の名前は、嫁姑ならあのドラマ!のメインキャラから借りてきました。

     📞 📞 📞
    「金は?」
     玄関先で発したわたしの言葉を彼女は即座に弾き飛ばして、返報を浴びせかけた。
    「うっわ、入ってくるなりそれかい。おもしろみのないったら。人としてどうかと思うよ、ええ? まあ、ナリだけは立派に育ったけどさ、中身が伴わないとねえ、ほら突っ立ってないで、とんかく内に入んなよ、開けっ放しじゃ蚊が入ってきちゃうじゃん」
     彼女はいきなり説教から入る。そういう女だ。

    続きはコチラ ↓ ↓
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655546314431/episodes/16817330658936224624

  • 🍜はらだいこまんまるです。
    なんとか完走できました。
    最後の投稿になります。

    お題編 下山冬美
    週末の夕方。
    月島にある年季の入ったもんじゃ屋『五郎』では貸し切りで、まごころエージェンシー(株)回収部の歓送迎会が行われていた。

    続きは以下より
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655255401967/episodes/16817330658292622582

  • 🍷出っぱなしです。

    ギリギリ、死にかけながらも間に合いました。
    詳しくは真・神の血で(笑)

    今回の回収先は、猫田獅子(レオ)

    🍷🍷🍷


     ペルセウス座に属する白色矮星アーグラ・バイイ45、の近隣にある小惑星帯には星の数ほどの閑静な住宅街がへばりついている。
     特徴らしい特徴が無いことが特徴の一般居住区であるが、強いて例えるならば、日本の高度経済成長期50年後における21世紀初頭の住宅団地のような外観だ。

     私は敵もとい顧客の元へと攻め込も……回収へと向かうために住宅街を歩いている。
     実に静かでハリボテではないか錯覚してしまうほどだ。
     時折、手押し車で散歩する老婦人を見かけると、ここも現実世界なのだと安心できた。

     さて、件の爺さん宅へと到着し、呼び鈴を鳴らそうかと玄関口へと近づく。

    「キャッ?! ど、どこ触ってるんですか!」
    「お、おお、すまんの? ワシももう足腰立たんでの。バランスが崩れてしもうて……」
    「そんなこと言っても、セクハラはセクハラで……でも、ネコちゃんなら許しちゃおうかな?」
    「むひょひょ? そうかい、それじゃトイレのお世話も手伝ってもらおうかのう?」

     中から聞こえてきた声に、私は大きくため息をついた。
     そして、堂々と玄関を開けた。

    「……やれやれ、またですか、猫田|獅子《レオ》さん?」

  • 🥎銀鏡怜尚です。

     今回、回収に向かう訪問先は、榛葉医師の自宅があるという四街道市だ。
     森繁さんのときは奥多摩だったが、今度は正反対の千葉県。本当に関東エリアを東奔西走している。

     榛葉医師は、これで返却期限を過ぎて5日目を迎える。
     審査課の資料には気になる情報があった。
    「今回の憑依者は、榛葉さんの娘のさくらさん。被憑依者は戸川さんという30歳の女性だそうだ」
    「自分の娘さん? 生者ですか?」
    「生者だ。でも同意書は、なぜか父親の代筆だ」
     生者だから魂を抜かれる憑依者の自署の同意書が要るのだが、例外的に本人がサインできない状況のときは、二親等以内の血族あるいは配偶者に限り、代筆が可能である。
     79歳の親の娘だから、成人していることだろう。代筆しなければならない状況とはどういうことだろうか。

    続きはこちらです⇩
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655520134760/episodes/16817330658152166713

    今回は回答編が長く、回答1、2と分けています。
    そして、すごく悲しい話になってしまいました……。。。

  • ☆愛宕平九郎☆

    『謎探偵フタヒロ 第三章【Case File】』 (https://kakuyomu.jp/works/16816452219638120621/episodes/16817330657602777145)

    えへ、だいぶ遅れちった☆

  • こんにちは。久里琳📞です。
    今回も名前だけは、かの武〇老師から頂きましたが(ほとんど原形をとどめない…)、人物像はかけ離れてしまいました。

     📞 📞 📞
    「金は?」
     事務所に通され、真ん中のソファに座るなりわたしは言った。
     すこし距離を置いてコワモテのニイさんたちが、こちらの様子を窺っているのがわかる。
     わたしの前に座っているのは、いかめしい髭づらの爺さん。名はマッケンロー丑次郎。ふざけた名だが、本名だ。
     わたしの問いが耳に入るとマッケンロー爺さんは悠々と足を組みかえ、ソファにふんぞり返ったままゆっくりと顔を上げた。
    「金、だとォ?」

    続きはコチラ ↓ ↓
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655546314431/episodes/16817330658300967755

  • 🐤小烏 つむぎです。

    今回の回収先は、次平爺さん

    後半の冒頭です。

    *******************

     次平《じへい》爺さんのうちは芝居小屋のある猿若町と吉原のちょうど真ん中あたり。
    朝から出先で蝋《ろう》を掻《か》いて回り、昼から持ち帰った蝋《ろう》を溶かして魚油を混ぜて安い庶民向けの蝋燭《ろうそく》を作っている。
    だから爺さんを訪ねるのは昼過ぎてからがいいんだが、気が進まねぇ。

    前半はこちら
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655333321076/episodes/16817330656102272232

    後半はこちらです
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655333321076/episodes/16817330656102282873

    よろしくお願いします。
    今回はハッピーエンドにはなりませんでした。

  • 🍜はらだいこまんまるです。
    今回は大苦戦でした。
    アラや誤字脱字はお許しください。

    塙萬治。
    職業:武術家。 
    卍流体術なる武術の創始者であり、道場主。
    武を通してわたしの父のライバルであり親友だった人。
    今月で御年は77歳。
    その人は借金を申し込む時にわたしを担当に指名した。
    知らぬ仲ではない。
    というか、ある意味ではわたしの恩人である。

    続きは以下よりお願いします。
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655255401967

  • 今回も晴耕雨書の🍷出っぱなし、でギリギリ間に合いました!

    今回の回収は

    ギャル……牛野花子

    早速いきます!

    🍷🍷🍷

     ペルセウス座に属する巨大衛星ペロシ・デル・マーン公92、この星系を代表するファッションや流行の最先端とされる「若者の星」と呼ばれる。
     その中で最も人通りが絶えず、若者向けの派手なファッション・ブティックで小規模な店舗が多くひしめき合う「タケノコ通り」は、わずか300メートル程だが一種の聖地と化している。

    「キャハ! ヤバカワイイ、コレ!」

     私(関川フタヒロ)は今、未成年のギャルもとい顧客とともにカフェで援助交……もとい債権回収の交渉をしている……はずだった。
     それなのに目の前のギャルはマイペースに四次元カフェラテアートに夢中になっている。
     私は話に集中してもらおうと大げさにため息をつき、カフェラテを一口含んでからギャルに話しかける。

    「……あのですね、話を聞いてください、牛野花子さ……」
    「ノン! あーしの名前は『はなぽよ』! そーなダサい名前捨てたしぃ! 大体さぁ……」

     花子はガンジー牛の変異細胞核を無意識に覚醒させ、黄褐色の明るい頭髪から角を立たせ、雪のように白い肌を鼻息荒く紅潮させる。
     怒りに任せてテーブルに乗り出そうとしたせいで、ホルスタイン程の大きさではないが形の良いデカメロンがぽよっと揺れる。
     ちなみに、ガンジー牛は乳量は少ないが乳質は風味が非常に良く、良質なチーズやバターが作られる。

     私はどうやってこの異生物と会話を成立させようか考え込んでいた。

    続きはこちらです

    https://kakuyomu.jp/works/16817330655497764845/episodes/16817330658220075502

  • 遅くなりましたー!
    超ギリギリ周回遅れ回避、JK回です。

    『あなたの「音」、回収します』
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655422949376
    歌の花にカノンを乗せて(1)(2)

  • 🍻霧野です。また遅くなってしまいました。なんか、何度も書き直すうちにギャルがゲシュタルト崩壊を起こしましてね……

     取り立てに行った濁沼さん、何故かギャルに囲まれる羽目になってしまいます。蓮くんピーンチ!

    続きはこちらからお願いします。お題編です。
    https://kakuyomu.jp/works/16816452220246177194/episodes/16817330657183808422

  • 🎶 一帆

    随分遅れた(笑)

    「機械人形」は夢をみるのか

    https://kakuyomu.jp/works/16817330655530656689


    挽回せねば! と今は考えているケド……。
    今回3人目。物語の起承転結の転あたりになるだろうと考えたのはいいのですが、
    肝心の機械人形の心までは描けませんでした。

  • 🐤小烏 つむぎです。
    今回の相手は材木屋問屋の娘 小町(本名、お吉です)
    おきゃんな町娘です。

    (後半冒頭)
    *******************


     ワシは腕にタニシ(小町のこった)を貼り付けたまま巳之吉《みのきち》のいる長兵衛長屋に向かった。
    今日は歌舞伎《しばい》の狂言《だいほん》を見せてもらう約束で、小町の相手をしてる暇はないんだ。
    が、

    ということで、以下よろしくお願いします!

    前半
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655333321076/episodes/16817330656102238059

    後半
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655333321076/episodes/16817330656102260803

  • こんにちは。📞久里琳です。
    鳥山先生のギャルといえば、おかっぱサングラスのキノコちゃん。また名前だけ借りました。Vol3.5のおネェは、お気づきかもしれませんが、『ストップ‼ひばりくん!』の名を借りています。


    📞 📞 📞
    「金は?」
     待ち合わせたハチ公前で、わたしが問うと、更田清子は明るく答えた。
    「あるわけないじゃーん」

    続きはコチラ ↓ ↓
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655546314431/episodes/16817330657130641913

  • 🥎銀鏡怜尚です。

     前回の森繁さんの家とは打って変わって、今度の顧客、明神朱雀の家は港区の表参道《おもてさんどう》だった。
     我が社『スピリッツ・エージェンシー』は、市ヶ谷《いちがや》になので近い。地下鉄を一回乗り換えるだけだ。

     近いのは良いが、心の準備が整わない。ただでさえ一人立ちのデビュー戦で緊張しているのだ。
     しかも、相手は年下の女子。そしてギャル。
     この手の高額な貸付の債務者層らしからぬタイプの顧客。換言すれば、それだけ一筋縄ではいかない曲者かもしれない。
     今回の被憑依者は明神さん本人。一方の憑依者は生者で、女性芸人らしい。テレビをあまり見ないわたしでも知っている有名人だ。

    続きはこちらです⇩
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655520134760/episodes/16817330657493008273

  • ☆愛宕平九郎☆

    『謎探偵フタヒロ 第三章【Case File】』
    (https://kakuyomu.jp/works/16816452219638120621/episodes/16817330657403802048)

    ちょっと遅れた(笑)

  • 🍜はらだいこまんまるです。
    今回は3話構成となっています。

    🍜🍜🍜🍜

    AM9時半、丸の内のオフィス。
    資料を読み終わってからのわたしの行動。
    大きなため息。
    胃薬をかじる。
    頭を抱える。
    転職を考える。

    続きは、
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655255401967
    よりお願いします。


  • 編集済

    🌸悠木柚です。

    「松下さん」
    「……関川か。そろそろ来る頃だと思ってましたよ」

     関川じゃねーだろ、大天使関川さんだろ、【大天使関川さん】までが名字だろ! 何なら股間のノンビリさんは見かけと違いオットリ刀さんだぞと思ったが口には出さず笑顔を返した。こういう穏やかさがパブリックイメージを上向かせる秘訣なのだ。

    「話が早くて助かります。では転生税のほうを――」
    「そう慌てなくても用意してますとも。それより、ほら、あれを見て下さい」

     そう言って松下は窓の外を示す。ここはアパートの二階で、角度的にちょうど向かいの公園が一望できる。砂場では子どもたちが騒いでおり、滑り台では大きなお友達が小さなお友達を抱きかかえて何度も滑走していた。のどかな風景を前に殺伐とした職務を忘れそうになる。

    「こうやって近所の子供達が遊ぶ様を見て、ときおり聞こえる笑い声なんかを楽しむのが僕の生き甲斐なんです」
    「何となく分かりますよ」

     言いながら松下は横顔を晒す。それは本当に良い顔で、隠しきれない優しさが溢れ出していた。ふと、柔らかな風が部屋に吹き込み、ハンガーに吊るされていたスク水と大人用ロンパースが無造作に揺れる。いたずらな妖精は机の上に置かれた雑誌のページを無造作に捲り上げ、パラパラ漫画のようにちっちゃい子の画像がワルツを踊った。

     のんびりとした時間の中で、ささやかな幸せに満たされ、俺はいつしか砂場で遊ぶ子供達の輪に入る自分を想像していた。

    『関川くんは大きいからお父さん役ね』
    『俺のは大きいけど、だからこそ赤ちゃん役がいいな』
    『えー、しかたないなー』
    『うん、しかたないんだ。ママ、おしっこでたー』
    『はいはい、オムツ替えましょうねー』
    『ちゃんと握れよ!! まだ出そうだからな! よし!』
    『もー、なにが、よし! なのよー』

     有り体に言って至福だった。仕事なんて忘れ、ずっとこのまま妄想に浸って……っと、そうも言ってられないか。アンリアルに逃げ込んでばかりもいられない。

    「じゃあ松下さん、そろそろ転……あれ? 松下さん?」

     さっきまで窓際で呆けていた松下がいなかった。窓枠には地上まで垂れ下がったワイヤーが捨て置かれ、逃げられたのだと悟る。

    「まったく……、油断のならない奴だ」

     魔力の取り立ては何も彼だけにしていることではない。ここでどこそこを探し回るのも時間の無駄だ。

     俺は気を取り直し、スク水をカバンに詰め込みながら部屋を後にした。
     未来視? 確かに見えたさ。だから奴が警察のお世話になってから、ゆっくりと回収すれば良い。

  • ギリギリセーフの🍷出っぱなしです。
    晴耕雨読ならぬ晴耕雨書で間に合いました。

    早速、今回のおっさんです。
    鴻池・ロスチャ・徳八

    🍷🍷🍷

     ペルセウス座に属する準惑星フェラガモ・チオール11、この星系の金融市場の中心となっており『天上の台所』という異名を持つ。

     乱立する超高層ビル群には、まるで毛細血管のように縦横無尽に移動用チューブ『アルティメットループ』が張り巡らされている。
     アルティメットループは、西暦2013年頃に計画されたハイパーループなるものを改良に改良を重ねた現行モデルだ。
     各惑星内の都市間での移動がメインとなっているが、大都市内部でも小型のアルティメットループが採用されている。

     アルティメットループによって瞬時に移動可能となっており、1秒単位でのスケジュールが刻まれているエリートビジネスマンたちが現在も赤血球のごとく忙しなく利用している。
     ちなみに、上役ビッグベンのオフィスの入っている支社はこの星にある。

     私は自社のオフィスビルから地面の上に降り立った。
     ここは金融市場の中心ではあるが、地上は意外にも人気はない。
     ビジネスマンたちは働きアリのように時間に追われ、地面を踏みしめるという余裕すら無いからだ。
     
     私はこの緩やかな時間があるからこそ、心に余裕ができて良い考えが浮かぶと思っている。
     今回の取り立て先に行くにはアルティメットループを使えば瞬時に到着できるが、ビッグベンの助言を噛みしめるために頭の中を整理しようと考えたからだ。

    「ありゃ? 関川はんでないでっか! 地上で会うなんて奇遇でんなぁ」
    「え? あ、あなたは……」

     不意を突かれた私は思考が停止してしまった。
     これからまさに取り立てに行くはずだった相手、鴻池・ロスチャ・徳八だったのだ。

     信楽焼のたぬきのようなひょうきんな容貌をしているが、ビッグベンの話を聞いてしまった後だと狡猾なタヌキオヤジに見えてしまう。
     気を引き締め、余計な話をせずに本題へと入ろう。


    続きはこちらですhttps://kakuyomu.jp/works/16817330655497764845/episodes/16817330657510576900

  • 🎹黒須友香です。
    すみません、遅くなりましたが切れ者おっさん回できました!
    『あなたの「音」、回収します』
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655422949376
    「おっさん運命共同体」(1)(2)
    音楽重視のため、切れ者というよりただただ熱い演奏おっさんという感じですー。

  • 🍻またまた遅くなりました! 霧野です。

     駅へ向かっていると、会社から電話が入った。
     なんと、今まさに回収に出向こうとしている顧客、安藤真広《あんどう まひろ》が自らやってきて、そのまま応接スペースのソファで眠り込んでいるというのだ。わたしはとんぼ返りで社に戻る羽目になった。


    今回もお題を改変しているので、お題編を貼っておきます。
    なんだかもう、企画の趣旨に沿っているんだかわからなくなってきましたが、よろしくお願いします。
    https://kakuyomu.jp/works/16816452220246177194/episodes/16817330657026693915

  • 🐤小烏 つむぎです。

    今回の狐太のお相手は、巳之吉。
    大店の草履屋の当主ですが、商売もせずにふらふらしています。

     ◇

     丸輪屋は浅草の北、隅田川沿いの花川戸と呼ばれるところにある。
    春になると八代様《はちだいさま》(将軍吉宗公)肝煎りで植えられた桜で堤《つつみ》はたいそう美しい。
    ここいらは履物だけではなく羽織り紐やら、帯締めやらの小物問屋が

    続きはこちらから、よろしくお願いします。

    前編
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655333321076/episodes/16817330655508374539

    後半
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655333321076/episodes/16817330655508446167

  • 🎶 一帆です。

    間に合わなかった……。

    ****
    「第二セクターまで」
     行き先の第ニセクターは、シティの中心部、いわゆる高級住宅街。僕はエアカーの中で、これから会う彼女のことを思い浮かべる。
     ハルカ クシュルリ。
     今日の相手は七十歳のおばあちゃん。ご主人は火星政府の技術局局長をしていたけど、数年前に他界している。現在、悠々自適の一人暮らし。
    (回答(1) ハルカ クシュルリ より)



    「機械人形」は夢をみるのか
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655530656689


    お題も大幅変更。
    回答も(1)(2)と少し長め。

  • こんにちは。📞久里琳です。
    今回の顧客は後藤太一。名前だけ、後藤隊長にあやかりました。性格は違いますが。

    ーーーーー
    「金は?」
     わたしの問いを、咀嚼しようと努めるかのように、後藤は首を傾げて宙を見まわした。
    「金は……天下のまわりもの?」
     3秒待って出てきた答えがこれだ。能天気野郎め。

    続きはコチラ ↓ ↓
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655546314431/episodes/16817330656633483399


  • 編集済

    🥎銀鏡怜尚です。

     今回の顧客は山奥に住んでいるらしく、社用車を利用する。田中係長が運転し、わたしは助手席だ。
     それでも東京都内らしい。東京は狭くて広い。渓谷の広がる冷涼な山間地帯もあれば、絶海に佇む島嶼地域もある。
     今回の顧客はその前者で奥多摩に住んでいるという。東京住まいのわたしでも来たことのない場所だ。

     今回の顧客が代表を務める、自然環境保護団体『フォーエバー・グリーン』は、環境大臣と年1回協議を行うほど精力的に活動しているらしい。先日嘆願書を提出したらしく、大臣の受理書までアップされていた。

    続きはこちらです⇩
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655520134760/episodes/16817330656674736971

    今回は少し長くなってしまいました……(^_^;)

  • 🍜はらだいこまんまるです。
    お題をかなり改変しました。

    世間一般のイメージとは裏腹に我が(株)まごころエージェンシーは福利厚生が充実している。

    続きは以下より。
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655255401967/episodes/16817330656227998959

  • ☆愛宕平九郎☆

    『謎探偵フタヒロ 第三章【Case File】』 (https://kakuyomu.jp/works/16816452219638120621/episodes/16817330656405872769)

    間に合った☆

  • 出っぱなし🍷です。
    ようやくできました!

    ドラマチックなお婆さん『吉原メロウ』

    🍷🍷🍷

     ペルセウス座に属する人工惑星コービーセック19、この星系最大の歓楽街を要する欲望渦巻く暗黒のスペースコロニーだ。
     動力源は太陽光であるが、内部にその光が届くことはない。
     闇の中にギラつくネオンがまるで擬似的な太陽のように永続的に照らし、永遠に眠ることのない退廃的な世界を造り出す。

     私は肩で風を切ってこの暗黒街を歩いている、わけではない。
     ズルズルと重い足を引きずり、このまま泡風呂で身も心も軽くなりたいと現実逃避をしかけているところだ。
     しかし、気持ちとは裏腹に足は目的地へとやってきてしまった。

     鼻息荒いオスたちが通りを埋め尽くしている。
     この通りの建物は全面ガラス張りのショーウインドウで、中には様々な種族のメスたちが艶美な姿で愛想を振りまいている。

     通称飾り窓街、地球本星のオランダ・アムステルダムが銀河無形文化遺産に登録されていることは教科書に載っているほどだ。
     このコロニーの飾り窓街は、そのアムステルダムを模倣している。

     私は「接客中」ではない、カーテンの開いている一室に近づいていった。
     もちろん楽しむためではない、仕事だ。

    「……おや? 交渉していないのに勝手に入ってきたらダメじゃないかい、お兄さん?」

     部屋主である老婆が室内に一歩踏み出そうとする私を見咎めた。
     上半身は老婆だが、下半身は蜘蛛、アラクネというモンスターと化している。
     これも『変態細胞核』の力によるものだ。

    「とぼけないでくれよ、吉原メロウさん? 今日が回収日だって分かってるだろ?」
    「……何だい、アンタだったのかい、関川さん? こんな忙しい稼ぎ時に来るなんて営業妨害だよ!」
    「稼ぎ時、ね。この街は年中無休、一日中開店営業状態じゃないか。それに貴女はココに住んでいるのだから、他に会える場所は無いでしょう?」
    「へん! アンタらがあたしから家も何もかも取り上げたせいじゃないかい! ……うう、こんな老骨にまで体を売らせてどこまでも搾り取ろうなんて、アンタらは血も涙もない悪魔だよ、シクシク」

     今度は泣き落とし、やはり一筋縄で行く相手ではない。

    🍷🍷🍷

    続きはこちらです

    https://kakuyomu.jp/my/works/16817330655497764845/episodes/16817330656302172433

  • 🍻霧野です。遅くなりましたー!
    おまけにまだ皆様の作品を1文字も読めておりません。これからゆっくり読ませていただきます。

    以下、一部抜粋しました ↓


     その家は閑静な住宅地に佇む豪奢な一軒家だが、よく見るとかなり古びていて、半開きになった黒い鉄製の門扉には錆びが浮いている。伸び放題の生垣に囲まれた前庭、植え込みの低木からは雑草が突き出して小さな花を咲かせていた。


    「門のインターホンは壊れてるんで、直接入っていいそうです」

    「八宇情報によれば、昔は舞台女優だかで羽振り良かったらしいけどねぇ…」


     目地から雑草が覗く短いレンガ小道を進み、玄関のベルを鳴らす。キンコ〜ンというクラシカルな音の後に、頭上から歌うような声が降ってきた。


    「ドアは空いてるわ、入っていらして」


    今回もお題を少し改変しております。
    続きはこちらからお願いいたします。
    https://kakuyomu.jp/works/16816452220246177194/episodes/16817330655684767494


  • 編集済

    🎹黒須友香です。
    ドラマチックお婆さん、投稿できました。
    今回の楽器はチェロです。よろしくお願いします♬

    あなたの「音」、回収します
    風の翼の乙女(1)(2)
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655422949376

  • 🐤小烏 つむぎです。

    前半「煮売り屋 お寅」
    *******************
     さてさて、「花のお江戸は八百八町」とか申します。
    これはその広い広いお江戸の一角にある小さなお稲荷さんの噺《はなし》でございます。
    *******************
    始まりは第一話と同じです。
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655333321076/episodes/16817330655401697734



    後半「お寅 恩を踏み倒しそこねる」
    *******************
     お寅婆さんのやっている煮売《にう》り屋「久《ひさ》や」は「叶え稲荷」から目と鼻の先、通りをひとつ横切ったところにある。
    ぷらぷら歩いてもそこいらの子どもがくちゅんとくしゃみをしている間に着いちまう。
    *******************
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655333321076/episodes/16817330655401731574

    よろしくお願いします!

  • 📞久里琳です。

    ドラマチックなお婆さん……たぶん今まで描いたことないし、描こうともしていませんでした。日々勉強ですね。

    ーーーーーー
    「金は?」
     ガラス戸を開けた婆さんが皺だらけの顔をしかめる。わたしは気にせず中に入る。
     後ろ手で戸を閉めると、建て付けのわるいガラスが乾いた音をたてた。
    「出てっておくれよ、今日は亭主の命日なんだ。こんな日ぐらいは年寄りに心静かな一日をプレゼントしてくれたっていいだろ?」
     婆さんの文句を無視して、わたしは靴を脱ぎ上がる。耳などもたないように。

    続きはコチラです ↓ ↓
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655546314431/episodes/16817330656120405729

  • 🥎銀鏡怜尚です。

     次の顧客の住まう場所は高級住宅街の一角。小高い丘陵地帯から、海を望むようにして建っている。荘厳な門構えに電動式カーゲートに納められた外車。青々とした立派な庭園に対比するように、近代的なガラスバルコニーを構える家もざらにある。
     この一帯の住民層は、一般庶民のわたしには縁がないことがすぐ分かる。

     今度の依頼人もそうであれば、延滞金の支払いなんて造作もないことだろう。

    「美根藤夜。68歳の女性だ。宝石・貴金属店『美銀堂』創始者、故・美根碧瑚の夫人だ」
     想像どおりの富豪である。であれば、さしづめ憑依者は、亡き夫というところか。


    続きはこちらです⇩
    https://kakuyomu.jp/my/works/16817330655520134760/episodes/16817330656177129183

  • 🌸悠木柚です。

    お婆ちゃんとは年老いた女性をさすことが多く、それに照らし合わせれば84歳の梅乃は正しくお婆ちゃんと呼べる存在だった。明るく温厚で誰からも好かれている彼女の評判は良く、『あんな年のとり方をしたいわ』と、よく近所の主婦たちに噂されている。しかし梅乃自身は自分をお婆ちゃんだと思ってはいない。なぜなら彼女は転生者。155センチほどの身体には異世界で深淵の大魔女と呼ばれ万年を生きた化物が宿っているのだから。



    「梅乃さん、お久しぶりです」
    「あら関川さんじゃないの。昨日ぶりかしら」
    「12年ぶりですね」
    「まあ、どうしましょう」

    いや、お前絶対覚えてるだろ。普通12年ぶりに会った相手の名前なんて咄嗟に出ないぞと激しく思った。申し遅れたが私は関川二尋。神の使徒で、一流の転生斡旋人でもあり、悠久の時を生きている。彼女が大魔女なら私は大天使。どこにも引けを取る箇所は見当たらない。なんなら股間のドラマチックは一般男性の平均を凌駕するエキゾチックなドラマチックで、人間如きに話の駆け引きを楽しまれる筋合いはない。とはいえ私ほどの人格者になればそんなことをおくびにも出さずコミュニケーションをはかるのも容易い。

    「ああ、すまんね。まさか普通にボケ老人を装っているとは思わなくて。私の用事は12年経ったからさ、ほら、アレを払ってもらおうと思って」
    「アレですか……」
    「そうアレさ。分かるだろ?」

    転生12年目ごとに発生する転生税。転生の際に貸し与えた《世界を渡る魔力》をリボ払いでちょっとずつ回収し、転生者が死ぬまで搾り取るのも私の仕事に含まれる。ぶっちゃけ今回の相手はこれまで六回も徴収してるので元は充分取れているのだが、それはそれだ。

    「じゃあ目を瞑ってるから……」

    そう言って梅乃さんは頬を染めながら顔を少し上に向けた。

    キス待ち……。

    その背には桜の花びらが舞い散り、春の訪れを告げている。どこからともなくケツメイシの歌が聞こえ、否が応にも気持ちの高ぶりを誘う。

    ――――脳裏に在りし日の淡い思い出が蘇り、一際大きく鼓動が鳴り響いた。まだ俺が人間だった頃、悠木柚が佐月詩で侘助ひまりが陽野ひまわりで高尾つばきが隠居せず、雹月あさみはコツコツ毎週更新を続けるトイレ愛好家で、北乃ガラナがウランでも食って気が狂れたんじゃないかと思うくらい元気に暴れ回っていたあの頃の記憶。あのときの俺達は確かに輝いていた。あのときの俺はアトランティスのつまようじで世界を獲ると息巻いていた。あのときのカクヨムは確かに俺達が回していた! それ以外にも色褪せていた思い出の欠片が存在感を増し、濁流のごとく押し寄せる。ヤクルト容器、チェッカーズ、厨二SS、若君、モノカキ告解室、モノノ怪。漲る、漲るぞ俺のパトス。こんなに充実したのはいつぶりだろうか――――

    ――っと、危うく堕ちるところだった。俺くらいの魔法抵抗力がなければイチコロだっただろう。

    「何ナチュラルにキス待ちしながら精神魔法つかってんだ! 転生税だよ転生税」
    「分からないの、何もかもが思い出せない」
    「ドラマチックな台詞挟んでくんなや! 一周回ってボケ老人だから仕方ないって納得しかけたわ! 借りたら返す、それ世界の常識じゃん」
    「でも私の魔力を払うと、お隣の文太さんや筋向かいの健さんにかけていた『魅了魔法』が一時的に解け、『ここ数十年諦めてたんじゃが梅乃さんに出会って若いときの漲りが復活したぜよ的な男の自信』が滞ってしまい、彼らのやる気と持続力を萎えさせてしまうわ……」
    「お前、元大魔女だからって何してんだよ!」
    「全ては自信を失くした彼氏達のために」
    「良い感じに聞こえるけど、有り体に言って84歳現役愛人とか心筋梗塞を心配するレベルだからな。普通に茶菓子友達として接しろよ、ゲートボールとかやれよ」
    「私はお婆ちゃんだから、もうこの世にしがらみは残したくないの!」

    愛人活動してる時点でそれは無理なのでは……とも思ったが魔法が切れるとその記憶も消えることを考えれば道理にかなっているのか。確かに老い先短いお婆ちゃんにしがらみを強要することはできない。しかし彼女は元大魔女。魅了魔法なんて使わずとも、もっと色々できたのではなかろうか。

    「物は相談ですが関川」
    「うん?」

    上から目線で呼び捨てにされたことを全く気にしてない風を装い、私は話を聞く態勢に入る。こういったスマートな態度で女性と接することがパブリックイメージを維持する秘訣なのだ。

    「3日だけ待ってもらえませんか」
    「その3日で何が変わるのかね?」
    「ご近所の彼氏全てに一週間分のやる気と持続力と私への愛を忘れられなくする強力な魅了魔法をかけ直すわ」

    そこが落としどころか。魔力の取り立ては何も彼女だけにしていることではない。ここであれやこれやと問答するのは時間の無駄だ。

    「分かったよ。3日だ、それ以上待てない」
    「ええ、目を瞑ってるから……」

    だから誰得でもないキス待ちとかいらないんだよ! と思ったが、私は敢えて言葉にしなかった。

    3日後、無事に魔力の回収を終えた私は天界でスプラを楽しんでいた。世界を俺色に染める作業、楽しい。未来視によると数年後、梅乃さんの近隣からなる絶倫お達者クラブが政党『梅の会』を立ち上げ、『若いもんがやった失政の尻拭いは大人の仕事じゃけん』をマニフェストに掲げて自民党を蹴落とし日本の行政を正常化させるのだが、それはまた別の話。

  • 🐦宮草はつかです。
    冒頭一部掲載して、続きのURLをはります。

     あぁ、もう嫌だ。胃が痛くなってきた。早く帰って水浴びがしたい。

    「あたしゃね、もともとこの地にいなかった生き物なんだとさ。人が勝手に連れてきて、野に放って増えたと言われているさね。でもね、あたしゃ、ここで生まれ育って、ここが故郷なのさね。けれども他の連中に、お前はよそ者だよそ者だと罵られ、石を投げられ、追い出され。あら、悲しいや。およよよよ……」

    続きはコチラから→
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655330297036/episodes/16817330655742555033

    (お題も一部改変しました。)


  • 編集済

    🍜はらだいこまんまるです。
    今回はお題を改変しました。

    「キミィ、お笑いは好きかね、キミィ」
     唐突な問いかけに疑問を抱いたが大山部長は幸いなことにゴキゲンのようだ。
     天使の笑みを浮かべながら回転式拳銃のシリンダーをくるくると回している。
     わたしは銃火器には疎いけど海外ドラマで見た覚えがある。
     白いグリップにハンマーのイラスト付き44マグナム。
     すなわち『俺がハマーだ!』のマギー。

    続きは、
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655255401967/episodes/16817330655522601898
    にて。

  • ☆愛宕平九郎☆

    『謎探偵フタヒロ 第三章【Case File】』
    https://kakuyomu.jp/works/16816452219638120621/episodes/16817330655558570003

    間に合ってよかった☆


  • 編集済

    今年は出遅れましたが、ようやく出来ました!
    🍷出っぱなしです。

    題名は『ハーフ&ハーフ3~関川さんと遊ぼうキャラメイク編~』です(何のひねりもない笑)
    幼少にして大黒柱の男の子『オオグロ・ケイ』

    今回も前回同様、カオス系になる予定です。
    多分叶さんは出ませんが、変態たちは出てくる予定です(笑)
    調子に乗ってプロローグまで書いています……

    🍷🍷🍷

     ペルセウス座に属する植民惑星、マンクロスペニー69では、レトロブームになっている。
     街の外観はまるで日本の昭和中期、TOKYOの下町のような雰囲気だ。
     どこかの三丁目のような夕日を背に浴びながら、私は重い足を引きずり歩く。

     はぁ、SARAがいないと調子が出ないなぁ。

     私は一見何の変哲もない腕時計をさすり、勇気を振り絞って足を踏み出す。
     そして、今にも潰れそうな木造平屋建てのガラスの引き戸をノックする。
     まるで待ち伏せていたかのようにすぐに引き戸が開いた。

    「……え? えっと……君、オオグロ・ケイくん、だよね?」

     私は目を零れそうなほど見開き、声をつまらせた。
     資料によれば幼少の男の子だったはず、しかし、そこにいたのは大きく黒い柱のような男の子、いや

    🍷🍷🍷

    続きは本編こちらです

    https://kakuyomu.jp/works/16817330655497764845/episodes/16817330655576309711

  •  ようやく投稿できました! 💐涼月です。
     今年もよろしくお願いいたします!

     題名は『死神の小遣い稼ぎ』
     割とお笑い路線です。関川さんのお名前を『フタヒロ先輩』という形でお借りしておりますが、ご本人様のイメージとは真逆ですので、お許しいただけたらと思います(#^.^#)

     第一回目は長くなってしまって(^-^; 三話になってしまいました。
     ごめんなさい。

    💐涼月

     今回のお客様の場合は、依頼人が本人では無くて家族からというケースだ。

     遡ること四十九日前。お客様の甘粕慎二《あまかすしんじ》様と甘粕絵里《あまかすえり》様の元へお迎えに向かっていたフタヒロ先輩は、病院の廊下でその息子の怜音《れおん》君と遭遇した。

     続きは本編で
       ↓
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655433620287

  • 遅ればせながら、参上しました!
    ご参加の皆様、よろしくお願い致します。


    🍻(回答編の冒頭をちょこっとご紹介)

     部屋番号のプレートの下、マジックで書かれた表札の文字はほとんど掠れている。

     無駄とはわかっているけれど、もう一度チャイムを押す。ピンポ〜ンという軽快な音が虚しく響いた。


    「柱井さ〜ん、こんにちは〜! デビエンでーす」


     応答がないので、ドンドンと安普請の玄関扉を叩く。

     叩く拳以上に胃が痛い。キリキリと引き絞られるようだ。


     ここは一度退いて、少し時間をおいてまた来てみようか。

     メモを残そうと内ポケットから名刺を取り出す。



     株式会社 デビル&エンジェル商事  濁沼 蓮


    「何度見ても胡散臭い名刺だな…」


     思わず独り言を漏らしてしまう。うちの社長のセンスはどうかと思うんだ。金貸業の社名が「デビル&エンジェル」て。それを言えば、借りる方の気もしれないけど。


     ……なんて、自虐を交えながら胸ポケットのボールペンに手を伸ばすと、棒付きキャンディがポロリと落ちた。なんてこった、ポケットからポップな飴の束を覗かせたまま電車に乗ってしまった。急いで拾って鞄にしまう。


    「あの、どちらさまです?」


     顔を上げると、いかにもキャリアウーマン然とした女性が訝しげな表情を浮かべている。


    「いえ、あの……」

     正直に名乗ってしまってよいものだろうか。こんな怪しげな会社と付き合いがあるとご近所にでも知れたら、顧客の立場が悪くなるんじゃ……

     手にしていた名刺をどう隠そうかと迷っていると、通りの向こうに停めてあった車から子供がランドセルを揺らしながら駆け寄ってきた。


    「鷺岡さん、その人、大丈夫です。父さんがよくお金借りてる会社の人だから」

    🍻

    今回はお題にも少し手を加えたので、リンクはお題編の方を貼っておきます。
    https://kakuyomu.jp/works/16816452220246177194/episodes/16817330655626571828
    お時間ありましたら、読みに来てくださいね。
    わたくしも、これから皆様の作品にお邪魔しまーす!

  • 🎶一帆です。

    関川さん、皆様、どうか私も混ぜてくださいませ。

    今回は、舞台を火星にして、機械人形が出てくるのでSF風物語??

    「機械人形」は夢をみるのか?
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655530656689


    波に乗り遅れそうなので、とりいそぎ、前半部分を。
    後半部分もなるべく早めにアップします。


  • 編集済

    🐤小烏 つむぎです。

    こんかいも時代物&前半にも書き加えています。
    ちょっと回収物を間違えたかなとも思いますが、ごーいんに押し進めたいと思います。
    タイトル
    「叶え稲荷の取り立て屋」
    登場人物 長吉

    前半冒頭

    さてさて、「花のお江戸は八百八町」とか申します。
    これはその広い広いお江戸の一角、藤堂様のお屋敷から御成《おな》り街道の方に進みまして、武家屋敷と町人長屋の入り交じるあたりを神田の方へちょいと入りましたところにある小さなお稲荷さんの噺《はなし》でございます。

    https://kakuyomu.jp/works/16817330655333321076/episodes/16817330655333528947

  • こんにちは。 📞久里琳です。よろしくお願いいたします。

    心あったまる人情モノにするつもりだったのですが、いろいろ練ってるうち、ちょっとやさぐれた、暗めのお話になってしまいました。。
    こーゆーの合わない、って方もいらっしゃるかもしれません。そのときは申し訳ありませんが、スルーしてくださいませ。
    ーーーーー
    「金は?」
     ドアに片足突っ込んで、わたしは訊いた。アンパ〇マンの、やたら能天気な歌が応じた。
    ーーーーー(続きはこちらから ↓ ↓ ↓)
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655546314431


  • 編集済

    悠木柚です。
    マークは🌸でお願い致します。

    幼少期とは12歳くらいまでをさすことが多く、それに照らし合わせれば小学6年生の和真はギリギリ幼少と呼べる存在だった。病弱な両親に変わって家計を支え、幼い弟妹たちの面倒も見ている彼の評判は良く、『小さいのに偉いわね』と、よく近所の主婦たちに噂されている。しかし和真自信は自分を幼少だと思ってはいない。なぜなら彼は転生者。150センチほどの身体には異世界で大賢者と呼ばれ千年を生きた化物が宿っているのだから。



    「あのぅ、和真くん……だよね?」
    「いいや、我の名はエルドライン・フォン・サイレントロード。人の子よ、我に何の用だ」

    いやいや、お前こそ人の子じゃないかと激しく思った。申し遅れたが私は関川二尋。神の使徒で、一流の転生斡旋人でもあり、悠久の時を生きている。彼が大賢者なら私は大天使。どこにも引けを取る箇所は見当たらない。なんなら股間の大黒柱は一般男性の平均を凌駕する超大黒柱で、人間如きに偉そうな態度を取られる筋合いはない。とはいえ私ほどの人格者になればそんなことをおくびにも出さずコミュニケーションをはかるのも容易い。

    「ああ、すまんね。まさか未だに過去の大賢者風を吹かしているとは思わなくて。私は転生斡旋人なのだけど、12年経ったからさ、ほら、アレを払ってもらおうと思って」
    「アレか……」
    「そうアレさ。分かるだろ?」

    転生12年目ごとに発生する転生税。転生の際に貸し与えた《世界を渡る魔力》をリボ払いでちょっとずつ回収し、転生者が死ぬまで搾り取るのも私の仕事に含まれる。

    「しかしアレを払うと我の家族が息絶えてしまう……」
    「いや何言ってんの? ナチュラルに家族から魔力を奪う方向で考えないでほしいな。自分のことは自分で解決しようよ」
    「そこに愛はあるんか……」
    「アイフル関係ないでしょ。借りたら返す、それ世界の常識じゃん」
    「しかし我の魔力を払うと病弱な両親と幼い弟妹に代わって行使していた『ご近所さん洗脳魔法』が一時的に解け、『作りすぎたからどうぞ的なご近所からの差し入れ』が滞ってしまい、家族を飢えさせることになる……」
    「お前、元大賢者だからって何してんだよ!」
    「全ては家族のために」
    「良い感じに聞こえるけど、有り体に言って洗脳とか外道のやることだからな。普通に家計を支えろよ、バイトとかやれよ」
    「我は小学生なので、バイトはできん!」

    もっともだなと思う反面、なんとも言えない気持ちになった。確かに小学6年生に労働を強いることはできない。しかし彼は元大賢者。洗脳なんてせずとも、もっと色々できるのではなかろうか。

    「物は相談だが関川」
    「うん?」

    呼び捨てにされたことを気にしてない風を装い、私は話を聞く態勢に入る。こういった温厚な態度で人々と接することがパブリックイメージを上げるコツなのだ。

    「3日だけ待ってもらえないだろうか」
    「その3日で何が変わるのかね?」
    「全てのご近所さんから一週間分の差し入れをもらえるよう洗脳を強化する」

    そこが落としどころか。魔力の取り立ては何も彼だけにしていることではない。ここであれやこれやと問答するのは時間の無駄だ。

    「分かったよ。3日だ、それ以上待てない」
    「感謝する、人の子よ」

    だから人の子じゃないし、人の子が言うんじゃないよ! と思ったが、私は敢えて言葉にしなかった。

    3日後、無事に魔力の回収を終えた私は天界でバカンスを楽しんでいた。未来視によると数年後、和真くんのご近所さんを中心としたコミュニティが宗教国家を形成し、日本から独立することになるのだがそれはまた別の話。


  • 編集済

    🥎銀鏡怜尚です。
    早速書いてみました。
    ルールの認識が違っていましたら教えてくださいm(_ _)m

    ***************

    「ここは?」目的地に到着したわたしは、田中係長に聞いた。
    「児童養護施設だ」
    「児童養護施設? 親がいないんですか?」
    「そうだ。ちなみにここは、正確には児童養護施設の《《離れ》》だ。管理課長から聞いた情報によると、生活の援助をしながらも、自立支援の一環で、望む子どもには積極的に施設本棟から離れたプレハブで、生活できるようになっている」
     児童養護施設すら縁のないわたしは、それが普通なのかどうか分からない。
    「だから、ここは子どもだけで住んでいるんだ」
     そう言いながら、躊躇なく田中係長はインターホンを鳴らした。

    ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

    お題の一部を改変しています:https://kakuyomu.jp/works/16817330655520134760/episodes/16817330655520242410

    回答編の続きはこちらです:
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655520134760/episodes/16817330655520267978

  • はじめましての方は、はじめまして。
    🐦宮草はつかと言います。初参加です。
    冒頭一部掲載して、続きのURLを添付します。

    「イヤだよ。これがないと生活できないんだ。だからもう少し貸してくれない?」
     隣で歩く男の子が、上目遣いにこちらを見ながら言う。
     わたしはその視線に目を合わせることなく、住宅の建ち並ぶ道をまっすぐ見て歩きながら、もう一度催促した。
    「ダメだ。もう契約期間は過ぎている。今すぐ返してもらう」
    「えぇー。ところでさ、なんでおねーさん、晴れてるのに傘さしてるの?」
     右手に持つ真っ赤な傘を指差しながら、男の子は訊いた。
    「これは日傘だ。明るい場所は好きじゃない。それより話をそらすな。借りているものを返せ」

    続きはこちらから→
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655330297036/episodes/16817330655330806429

    よろしくお願いいたします!(>_<)

  • 改めてお題を読み返すと、色んな要素が抜けてることに気づきます。まあ、いっか(笑)

    🎹黒須友香です。音楽をテーマにした自作品を立ち上げました。
    関川さん、皆様、どうかよろしくお願いいたします<(_ _)>

    『あなたの「音」、回収します』
    空飛ぶおたまじゃくし(前編)
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655422949376/episodes/16817330655427866168

    後編も近いうちに投稿します!

  • はじめにへの応援コメント

    一人の回収人が六人の顧客のところに出向く感じなのですね?

    作者からの返信

    今回はそんな感じで考えてますが、お題もいじっていいので、好きなように展開してオッケーです。とにかく6人はキャラクターが登場するというのが肝です。

  • 🍜はらだいこまんまるです。
    待望のお祭りが始まりました。

    前略
    インターホンを押すと、
    「どちらさまですか?」
     と幼い声。
    「わたし、まごころエージェンシーの関川二尋と申します。本日は濁沼蓮くんから両眼および滞ったリース代を回収しに参りました」

    続きは、
    https://kakuyomu.jp/works/16817330655255401967/episodes/16817330655300794554
    にて。