たびかさなる喪失を超えて、死の荒野に「緑」は芽吹いた!

SFに描かれる未来世界。
そこに至る長いながい時の道のさなかでは、多くのものが哀しくも喪われてゆくでしょう。
けれど、その荒野を踏み超えて、あたらしいものを芽吹かせようとするしぶとい力が存在する。
主人公の心を、その目にうつった「緑」をとおして、そんな未来への旅路が開いてゆく作品です。

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