第15話「試験は無事合格!!だがその代わり別の弊害が!?」

また視界が真っ白になった、そこから数秒たつとやっと視界が元に戻り出してきた。

視界が元に戻るとそこには小中で見慣れた教室の扉の前にいた。


「なるほど、試験合格者は教室の前に現れると…つまり合格したってことでいいのか…?、まあなんにせよ教室に入らんことには分からんよな、よし入ろっと」


俺は鼻歌を歌いながらその扉を開けた。


「あら、貴方で今年は最後みたいね」


扉を開けてすぐ目に入ってきたのは髪型がロングで髪色が茶色にぴょこんと生えた猫耳、目は紫色、服はとても可愛らしいバチくそ可愛い美少女がいた。


「お、その反応は僕らとは違って外の世界の人だね!」


「おっと、急に近すぎじゃないか…?」


猫耳の子が言ったあと今度は急に女の子が俺の元に走ってきた、この子はショートで髪色が薄い緑だ、そして耳が少しとんがっている、目は綺麗な緑色だ服も自然をイメージされていて似合っている。


「こらこら、この人固まってるから、そんなに食いつかないの」


後ろからまた別の子が彼女を引き離してくれた、この人はさっきの人達とは違い見た目は普通の女子高校生に見えるがスタイルがかなりやばい、すらっとした足に男が誰しもが凝視してしまう豊満な胸しかも服がその豊満な胸を見せつけるかのような服なのだ、そしてしかもただただ可愛い。


「ちぇー分かったよ、まあでもそろそろ先生が来るらしいからそんときに僕は自己紹介するね!」


そう彼女は言うと自分の机?に戻っていったまあ可愛いの一言に尽きる。


「本当に急にすみませんね、まだあの子は外の世界の人を見た事ないのです、あ、勿論私もですよ?、まあそれで一応私がこの教室の人数と席を話しますね、後ほど自己紹介はあるので名前とかは安心してください」


「あ、はい」


「この教室は貴方を含めて8人の人数です、さっきまでここに7人いたんですがさっき先生と一緒に4人でここで習う教科書を取りに行きました、それで少し余談ですが全員貴方と異なる種族なので早く慣れてくださいね♡」


彼女は笑顔で吸血鬼に生えているような歯を見せてきた、そしてその声はとても魅力的だった。


「あら、やだ私ったら…ゴホン、まあそれであなたの席は真ん中の席ですよ、もうすぐ先生が来るのでその時に貴方の名前を聞かせてくださいね♡」


「あ、はい」


俺はもう流石に気まずいので言われた席に座り、先生が来るまで静かに待ったのだった。


正直内心とてもワクワクしている。

だが少しの不安があるそれは今あった3人が全員女子だったから少し不安がある…まさか全員女子なんてことは無いよね…?


この時の俺は色々なことがありすぎて彼女の言っていたこととここに来るまでの話がすっぽりと抜けていた、そのためこの後来る美少女達に囲まれる状況になることをまだ知らない。

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