混沌としたフィロソフィーから紡がれる「ホントウ」のこと

『何者でも無い私』をお題に3000文字以内のエッセイが読みたい!
という自主企画に参加された作品。

『何者でも無い私』
というテーマが非常に大きく。
また重くとらえることができる。

このエッセイでは哲学(フィロソフィー)を通して
訴えかけてくる。

なかなか、こういう問題と直視できない。
直視したくないと言ったら良いのか。


苦しい世界。
他人と自分。
ある意味、絶対に交わらないとして。
でも、自分を作ったのも他の誰か……。

そう考えたら、と。
作者様は続けていきます。

思い巡らして
行き着くアンサーは。

個人的にはライトでポップな文章を普段書く作者様が、あえてフィロソフィーという手法をとり、攪拌させながら、投げかけてくる言葉の数々。

think together
混沌としたフィロソフィーから紡がれる「ホントウ」のこと
一緒に考えたい。

この世界
苦くて苦しいことも多いけれど。

できることは、たくさんある。
そう思わせてくれるエッセイです。