勇者の物語?それとも愚直な愚者の物語?

英雄なんて反対側から見たら殺戮者さ。みたいな理論を思い出す話。矛盾や自分の行いに葛藤するのが主人公としての王道ですが、コトーニのような自己矛盾に疑問のない善人像のがリアルな英雄って感じがする。アナベラにとってはまさに光みたいな勇者、しかし事情も知らず行った正義で滅びた側から見れば厄災。

改革に犠牲を払わないなんて、現実的に考えたらまあ無理ですよね。勇者像が良い人悪い人どちらでもない感じ、好きです。