導入

「科学する」


こんな言葉を聞いたことあるだろうか、


世界を科学的視点から見てどういうものかを確認する。

先入観を捨て現代でもっとも真実に近い理論に基づき物事を判断する、

そういうものだと私は思っている。

人の感情が入らず、客観的に見て物事を判断、区別出来る、

これは科学の強みだ


「いや、俺は信じないね」

という人にはその結論に至るまでの理屈、現象すべて見してやれ、

その人の感情的な意見などひれ伏す完璧な道筋を見せてやれ、

それこそが真実なのだ


…いや、まぁ、たまにこれを見ても自分の感情的で理にかなってない意見を通そうとする者がいるが、そういうやつはもう手遅れだ、あきらめろ。

合理をわきまえてから来てほしい。


…さて、前書きがどんどん長くなっていくな。

「ここまで話しておいて結局何が言いたいんだ」

というものこそ今読者が一番考えていることだろう、

つまるところ私が言いたいのは

「魔法は科学できるのか?」だ。

これはここから始まる手記である


4042年 7/28日 午後10時24分 渡辺佑一郎

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