第7話 和解

 私は特別な存在になりたかったのだろうか


多分…そうだと思う…


人より秀でた存在になりたいと憧れていたのかもしれない

けれど私は舞台の主人公を演じられる様な人間ではない

その辺の木や岩の役が精々だ

物語を作る役にすら入れない

特別な存在になりたい

けれど、そんな存在になれる様な人間ではない

そんな矛盾にぶち当たる

現実の私は誰かに認めてもらわなければ己の存在価値すら

無いに等しい人間だったのだから


何もかもがどうだっていい


私以外の人間なんて居なくなれば楽なのに


だと言うのに…


そんな人間にある日突然

誰よりも、何よりも秀でた存在になってしまう

そんな大役を与えられた時、果たしてその人間はその大役に押し潰されることなくシナリオのない舞台を演じ切れるのだろうか…






 リリーちゃんの案内で5分ほど森の奥へと進むと、池のほとりに馬車が停めてあるのが目に入った。

火を起こして体を休めているようだ。

私たちに気づいたエルフの男が周りの者達に知らせると、バタバタと慌ただしくなり全員が突然こちらに向かって土下座をしている。何故!?

助けたことへの感謝の気持ち??

意味もわからず彼らの前までやってくる

なにやらリリーちゃんが満足げな顔をしているのが気になり


「リリーちゃん…皆さんに何か言いましたか?」


すると、よくぞ聞いてくれました!と言わんばかりの嬉しそうな表情で


「タキナ様はこの世界の唯一神であり世界を救う

偉大な女神である事を懇切丁寧に話して聞かせました

布教活動と言うやつですね」


えっへん!

言わんばかりのリリーちゃん、なるほど…これは土下座ではなくて殿様とかに家来がする系の平伏ってわけですね…

それにしても皆さん心なしか怯えの色が見える

どんな説明をしたんだか…


「皆さん顔を上げて下さい。もっと楽な姿勢で構いません」


そう伝えると、リリーちゃんを伺い見る様にしながらも、おずおずと頭を上げる皆さん

マジでどんな布教活動したんですか!?

あとで詳しく聞き出さねばなるまい


「怪我をしてる方や身体を痛めている方などはいらっしゃいませんか?

先に治療をしますので話はそれからにしましょう」


そう言って皆を見回すと手を挙げようとしたドラゴノイドの少年の手を、隣にいた同じドラゴノイドの女性が慌てて掴み下げさせた。


「心配しないで…と言っても難しいでしょうが、大丈夫です。

遠慮は入りませんよ」


そう言って少年と女性の前まで歩み寄ると、目線に合わせるよう屈んで微笑みかける

一瞬ビクリとした2人だが女性の方は困ったような悩んだ表情を浮かべる


「姉様、僕ぶつけた腕が痛いままなの嫌だよ」


拗ねる様に姉の袖を掴んで引っ張っている

似ているなと思ったが姉弟か、よく見れば姉様と呼ばれた後ろに隠れるようにもう1人、少年と同じ顔をした男の子が姉の背に隠れるように

こちらの様子を伺っている。

双子ちゃんだ可愛い!!


「でっでも…女神様にそのような事をお願いするなど恐れ多い…」


女神様とは何やら気恥ずかしい!!

にしても、リリーさぁーん!!

気づいていましたが

さては、布教活動ならぬ布恐活動しましたね。

笑顔が引き攣りそうになるが、これ以上彼女達に恐怖心を与えたくはないので耐える


「皆さんを助けるのが私の役目でもありますから

さぁ、痛い方の腕を出して」


そう言って少年に手を差し出すと、割と躊躇いもなく腕を差し出す少年

さすが子供、怖いものしらず

お姉さんの動揺ぶりが哀れに思えてくる

普段から弟達に振り回されてそうだなーこのお姉さん


差し出された腕をそっと片手で支えて、もう片方の手をかざし治癒魔法を使用する

翡翠色の光が痛めた少年の腕を包み込み、みるみる赤みが引いていく


「んなっ!!?」


お姉さんや周りからも驚きの声が上がる

グレンも言っていたが本当に治癒魔法はこの世界に存在しないようだ

腕は打ち身のようで赤く腫れ上がっていた

これはさぞ痛かっただろうに…幸にも骨は折れていなかったようで、すぐに治療は終了する


「さぁ、腕の痛みはどうですか?」


手を離してみると、少年は腕を曲げ伸ばしして見せる


「痛くない!全然痛くない!!すごーい!!治ってるー!!

 ありがとうございます女神様!」


ふむふむ、良い反応するね少年

ニコニコと微笑んで少年の仕草を見ていると、他の者達もそれを見て恐る恐る手を上げて

私も…と1人また1人と手を挙げる

そんな中、1人の男エルフが周りを見渡しながら


「あの…失礼ですが…ドラゴンはどうなったのでしょうか?

女神様が落としたところまでは見たのですが、そのドラゴンが仕返しに来る事はないのでしょうか?」


そうでした、それを先に説明すべきでした。


「そのドラゴンはこの子ですよ」


私の横に仏頂面で立っていたグレンを見ると、全員が言葉を発さず処理落ちよろしく固まっていた。

無理もないよねー

私も驚きましたもん





 結局、数人ほど打身や深めの切り傷を治療し終えてやっと一息つく、リリーちゃんにお願いして全員分の紅茶を用意してもらった

いつも何処からともなく取り出す地球の製品、リリーちゃんはどうやって取り寄せているのだろうか…

薪を囲むように座り、暖かい紅茶をすする

昼間とはいえ森の中は薄暗く今日は少々肌寒い

火があるとやっぱり落ち着く、皆が熱々の紅茶をふーふーしてると言うのにグレンはグビグビいっている

さすがは炎を噴き出すだけあって口内の高温対策バッチリなようだ

そんな事に感心していると


「すごくいい香りぃー、初めて飲むお茶だわぁ〜」


なんとも間延びした話し方をするエルフだなと思って視線をやれば、露出狂並みの際どい服を着た…痴女!?

私の視線に気づいたのか痴女…いやエルフは


「あっ、私はぁーロメーヌって言いますぅー

危ない所を助けて下さってぇー本当にぃー有難うございましたぁー」


この方は踊り子さんか何かなのかな?

そう思っているとロメーヌの隣に座っていた

双子の兄弟のお姉さんも


「私はアレイナと申します。先ほどは本当にありがとうございました。

命ばかりでなく弟の治療までして頂き、本当に感謝しております。」


次々と他のエルフからも感謝の言葉を述べられる

いやー良かった

リリーちゃんの布恐活動で一時はどうなる事かと思ったけれど、皆さんの信頼を少しばかり回復できたようだ


「タキナ様に感謝を述べるのは当然の事

ですが、私は忘れていませんよ!

タキナ様を奴隷商人呼ばわりした事を!

タキナ様、この無礼者達には不敬罪で処罰が必要だと思います」


キリッとした顔で、上げたばかりの信頼を落とすなー!!!

思わず米神を抑える

どうしたものか、リリーちゃんの教育が最優先かも知れない

私の頼れるリリーちゃんがこの一点だけはどうにも…


「リリーちゃん、皆さんが疑うのも無理はりませんよ

聞けば盗賊に捕まり奴隷商人に売られそうになっていたのですから、その上、私達の見た目は異端そのもの不安がられるのも仕方ありません

今はこうして、リリーちゃんのおかげで皆さんから色々と、お話を聞かせて頂けているのですから良いではありませんか」


ねっ?と言ってリリーちゃんに微笑みかけると、口を尖らせて不満げな顔になる


「タキナ様がそう仰るならば…」


不満だが聞き入れてくれるようだ

ヨシヨシとリリーちゃんの頭を撫でると気持ちよさそうに目を細める

表情がコロコロ変わって歳の離れた妹か、はたまた娘でもできた様な気分になる


「けっ、間抜け面」


グレンの一言でリリーちゃんの顔が一瞬で真顔になり、殺さん勢いで睨みつける

私を挟んで喧嘩するな2人とも…まったく


「やめなさい2人とも」


2人に威圧をかけると直ぐに大人しくなってくれた。

隙あらば喧嘩するんだからこの2人は、そう言えば私が死ぬ直前に助けようとした小学生とサラリーマンは無事だったんだろうか、事故当時の記憶が曖昧だったため2人を見ていてふと思い出した。

自称召使に会う機会があったら聞いてみよう。


ため息をついて皆に向き直る

するとアレイナがほっとした表情を見せた後に、遠慮がちにグレンに視線をやる


「治療の最中にもチラッとお聞きしましたけれど、本当に…その…その少年が私達を追っていたドラゴンなんですよね?」


まぁ、無理もないアレがコレですもんね


「ふん、気配で分からないのかよドラゴノイド

ドラゴノイドなら僕達ドラゴンが人型になれることくらい知ってるだろ」


そう言いながら、これまたリリーちゃんに出してもらったお茶請けのクッキーをムシャムシャ食べているもんだから、威厳もへったくれもない。

先ほどのキャラメルと言いドラゴンも甘いものは好きな様だ

グレンがムシャムシャ食べているのを見てドラゴノイドやエルフの子供達も、安全なものと思ったのか、クッキーを食べ始めて目を輝かせている

よほど美味しかったらしい


「いっ…いえ、ドラゴンが人の姿になれるなど聞いた事はございませんでした。」


なんだ人型になれるの知ってたのかーと思うのも束の間、知らなかったのか…

グレンの話ぶりからすると、ドラゴンが人型になれることは周知の事実と思っていたようだ

うーん、この世界の種族はコミュニケーション不足が過ぎるのでは?

ドラゴンだけかもしれないけれど、争いを話し合いで全て解決するなんて出来るわけがないがないと、元の世界で重々承知の上だが、しないよりはした方が良いに決まっている。

種族長会議とか引きずって来てでもさせた方が良いんだろうか?

でもなー、地球でも主要国家首脳会議とかあるけど、たかが一介の市民ではアレがどれほどの意味を成していたのかは正直測りかねる

やはり、モブの私にはこんなの荷が重すぎる

内心で深い溜息をつく

っと、そうだった大事な事を忘れていた。


「グレン、皆さんに誠心誠意ちゃんと謝罪をして下さいね

謝って済む問題ではないですが、誠意は大切ですよ。」


クッキーの食べカスを口に付けたグレンに微笑むと、ビクッと石のように一瞬で固まるグレン

ギギギっと首をこちらに向けながらも視線は泳ぎまくりだ


「本当に言うんですか…僕…ドラゴンですけど…」


ドラゴンのプライドと言うやつだろうか、確かに自分より格下に謝罪をするのは彼にとってさぞや屈辱的だろうが、正直言って私から見ればグレンが謝罪したところで力関係は変わりようがないほど歴然

まだ子供のグレンに対してドラゴノイドもエルフも手も足も出ないのだから、まぁ確かに…彼のプライドは傷ついてしまうが、立ち位置は変わらないと言うのは間違いないだろう

彼等を遊びに付き合わせて殺しかけているのだ

謝罪をしたところで罪を消せるわけではないが、あのドラゴンが謝罪した

と言う事実があれば、少しは贖罪になるかもしれない。


「ドラゴンだろが何だろうがですよ」


再度にっこり微笑みかける

周りはシン…と静まり返っている


「でも格下の種「ヤレッ!」」


「ハイ!!」


最後は目を見開いて全力の圧をかけると、滑舌の良いハイが静まり返った森に響き渡る

素直でよろしい。

隣のグレンがめちゃめちゃ嫌そうな顔をしている

グレンが薪ごしの彼らに向きなおると


「アソビデ コロソウトシテ ゴメンナサイ モウシマセン」


リリーちゃんに負けず劣らずな棒読み、そして、顔!!

謝罪する人の顔じゃない!!

何一つ心のこもらない謝罪だと言うのに皆は


「そんな…」

「あっ…あの気位の高いドラゴンが我らに謝罪を」

「本当にドラゴンなのか?」


動揺した様子でグレンをチラチラと見ながら話している

分かっていたつもりではいたが、それほどの事なのか…


「こんな事、お祖父様に知られたら里を追い出される…」


両手で顔を覆い隠し落ち込むグレン


えっ…


そんな大事なのー!?

バカもんが!

くらいの雷で済まないの!?

グレンにとってプライドが邪魔する程度かと思いきや、そう言うレベルだったの?

グレンにとんでもない仕打ちをしてしまったかもしれない

ドラゴンのプライド高すぎるでしょ!!!!

…こうなったらドラゴンの長も引きづり落として謝罪でもさせるか…

そうしたらグレンのこと言えなくなるよね…

いや…だがその前に勝てるか!?

どっちにしろグレンのことを考えれば、行くしかないのかドラゴンの里

何だって、最初の村にもたどり着けない冒険者がいきなり世界最強種のドラゴンの里に行かなきゃならないのか、まぁ、私のせいなんですけども

どうしよう…グレンには勝てたけど神様Lv .10くらいなのに

ドラゴンLv .999に挑む様なものでしょ!?


意気揚々と私は神です!

ドラゴンよ!さぁ、話し合いましょう!

からの、炎のひと吹きで消し炭にはなりたくない…

いや、いっそのこと、灰にされて私の神様生ゲームオーバーにされた方が良いのではないか!?

あぁー、でも自称召使ならコンティニュー可能そうで怖い!

はぁ…

私はこの世界に来てからため息が増えた気がする

人の身だったら今頃、胃に穴が空いて吐血してたに違いない


とっ…取り敢えずはグレンが里追放の危機という犠牲を払ってしまったのだ

和解くらいは成功させなければ、今だにざわついているエルフ達を見据える


「エルフやドラゴノイドの皆さんはグレンの謝罪を受け取って下さいますか?

大変辛い経験をされたのに、その謝罪を受け入れるということは自分達のされた事を呑み込み、耐え、相手に許しを与える事に他なりません。

ですが、グレンは誇り高きドラゴンというプライドを捨てて己の罪を認め、あなた方に謝罪の言葉を述べました

どうか、贖罪としてそれも汲み取っていただけたらと思います。」


そう言って私も皆に頭を下げる。

それを見たリリーちゃん含めたエルフの皆さんがまたも慌て始める。

アレイナが慌ててこちらに身を乗り出す。


「おっ、おやめ下さい我らに頭を下げるなど、この世界では力あるものが絶対です。

それはどの種族も変わらないと思います。

ですが貴方様は捨て置くこともできた我らを救うだけではなく、弟達の治療や温かい言葉までかけて下さいました。

その上ドラゴンから謝罪を受け今後は手を出さないとまで仰られて、これ以上何を望みましょうか、我らには十分すぎるほどです。」


そう言ってポタリと涙をこぼしたアレイナ

姉様泣かないでと言って弟達が心配するのを見て、ロメーナがアレイナの涙を布で拭ってやっている


「私もぉー、アレイナちゃんの話に全部同意ですぅー

付け加えると美味しいお茶にぃ、お菓子までぇー

本当にぃありがとうございますぅー

神様のご慈悲ってこいうい事なのねぇー」


他のエルフの皆さんも同意見なようで何度も頷いている

どういう事?

リリーちゃんを見るが、こちらの視線に気づいていないのかそうであろう!

みないな感じでドヤっている

まぁ、兎にも角にも被害屋の方々にとっては十分過ぎる状態なのだと言うことは理解したけれど、この世界の弱肉強食っぷりが凄過ぎる

負け犬根性というか何と言うか、力ある者に迫害されるのが当たり前と言う考えなようだ。

ドラゴノイドは人種の中でも強いはずなのに、相手がドラゴンとなれば納得はできなくとも、それを受け入れる。

そういうものだから、というのが窺い知れる。

元の世界の場合では金と権力に置き換えられるが、どこまでも似た様なものだ…。


「謝罪を受け入れてくれてありがとうございます。

貴方達の広い心に感謝いたします」


彼等の謝罪の受け入れた理由を思うと笑顔にはなれない…

けれど無理やり笑ったため少々曇った笑顔に見えてしまっただろうか


気持ちを切り替え、今度はグレンに顔を向ける


「グレン、誠意という面ではいささか欠けていましたが、己のプライドを曲げてまで罪を認め謝罪をすることのできる貴方は素晴らしいと思いますよ。

己の罪を認めるというのは大変に難しい事です

貴方は己の感情を御することのできるドラゴンです。

それは間違いなく今後、貴方の精神を大きく成長させるでしょう。」


そう言ってグレンの頭を撫でる

それっぽいこと言ってみたが


無理やり謝罪させたくせに偉そうに言いやがって!どうしてくれるんだよ!


とか言ってグレンに暴れられても致し方ないレベル…

心の中では唇を噛み締めて正座しながら震えている私です。

こんな偉そうなこと言ってるけど1番成長が必要なのは私です。

そうです。すみません。


「ひっく…うぅぅっ…」


へっ?

ボロボロとグレンが涙を流し始める

どどどどどどどどうして!?


「グレン!?どうしたのですか?そうですよね

こんなの気休めな言葉ですよね

辛いこととは思わず謝罪させてしまったことは本当にごめんなさいグレン」


流石の私も動揺が表に出てしまう

命乞いしていた時のグレンとは違ってガチ泣きである


「ヒグッ…違いますぅ…こんな風に誰かに認めてもらった事とか、ズビッ…褒めて頭撫ででもらった事とかないからぁぁぁ

だから…だから…うわぁぁぁーん」


そう言うと私のお腹に頭突きのように突っ込んできて、わんわん泣き始めるグレン

どうやらグレンはグレンで色々と抱えているようだ

出会って数時間しか経っていないというのに、彼が胸の内を語ってくれるなら力になってあげたいと思うくらいには、歳の離れた弟のように愛着が沸いてしまっている。


ヨシヨシと困った顔でグレンの頭を撫でてやる

背後からギリッと言う

どこから発しましたか?リリーさーん?

と、問いたくなるような音に聞こえないふりをして


「リリーちゃんも大活躍でしたから、あとでリリーちゃんにも沢山感謝させて下さいね」


ねっ??だから鎮まってと言う気持ちを込めて声をかけると


「そんな!タキナ様の1番!!の僕であるリリーは当然のことをしたまでです。

ですが、何もしてないそのクソトカゲだけが頭撫でてもらうのは癪なので、リリーの頭も撫でて下さい」


1番をめっちゃ強調しましたねリリーちゃん…

私の脇に回り込み正座をして頭をズズイっと差し出してくる

地べたに正座は痛いでしょうよリリーちゃん

しかし脳天を突き出したまま待っているので、リリーちゃんの頭も撫でる

何だこの可愛い生き物2人は、こんなに懐かれて私は幸せもんですよ

もうここでハッピーエンドで終わりませんか?

なんか、薪の向こう側の皆さんも涙ぐんでて今更ながら張り詰めていた糸が切れたのか、家に帰れる

家族に会える、命があってよかったって肩抱き合ってて大円団感ありますし


これにて完






とはならない。

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