第11話 メイドとの距離感


 第二王子の離宮。

食事以外は基本この離宮で過ごす。

離宮には専用のメイドが詰めていて、一通り生活できるようになっている。

軽い食事なども出せるようになっている。


外周には護衛の騎士はいるが、高い壁に覆われた離宮内にはいない。

最近、特にメイドが増えて数十人と、あとは第二王子だけが暮らしている。



 第二王子、起床。

メイドたちが、着替えや布やら水差しと銀のタライを持って静々と入ってくる。

テーブルにタライを置き、洗顔用に水を入れようとするが、手を挙げて止める。


この国の水は、飲み水に適していない。貴族でも煮沸して濁った水を使用している。

最初は我慢していたんだが、魔力が上がってからは離宮では自重をやめている。


1魔力で、拳大の氷が生成される。

タライにゴンゴンと数個積みあがる。


 氷結魔法は、分子の振動を緩めて結合させて氷を生成する。

振動を緩めるのをコントロールして、逆も可能ではないかと反氷結を試した。

融解魔法ができた。


バシャっと、氷の塊が一斉に水になる。

うん、今日もきれいな水だ。

で、もう少々融解魔法を続けると、湯気が立ち始める。


パチパチと、メイドたちが拍手をする中、洗顔を終わらせる。

清潔な布を渡され、顔を拭く。バッと手放す。

メイドが回収し、リネンの長い寝間着や下着を脱がされ始める。


 鏡には11歳になる銀髪蒼眼の王子が映っている。

おなか周りを触る。

かなり、すっきりして6パックもうっすら見える。

筋骨隆々のマッシブではなく、やせ型ですっきりした体形を目指した。

大人になり切れていない、少年未満の子供以上のスラッとした体がポーズした。

いいね。


※(こっからエロくなるよ)


 そして、おなかにピタピタといきり立つ我が息子。

若いね。

うあっ、朝立ちで痛いぐらいだ。ポージングが前かがみになる。


じゃ、今朝はどのメイドさんに、おやっ?見慣れない新人がいるがいいのか。

背の高いチーフメイドに、目で確認する。えー肯定なのか。えー若すぎないか。


「おい貴様、お前が処理をしろ。」

「…ひゃい!!」びくっ。

11歳(精神年齢31歳)の俺より背が低いんじゃないか。

肩で揃えたブルネットの髪に緑眼(※でも成人している)

うん、この娘も美人さんだ。

メイドさんたち、みんな美形なんだよな。


 俺の前に膝立ちになり、手をうろうろと彷徨わせている。

先輩には聞いているんだろうが、口をパクパクさせて困惑している。


「チッ、こうするんだ。」

メイドさんの両手をつかみ、無理矢理に息子をギュッと握らせる。

力強く、上下にしごかせる。


「こうだ。もっと力強く握って、そう、たまにこの辺をなめると早く処理できる。」

「あっ、えっ? 痛そうです。」

「フッ、俺の体はそれほどヤワじゃない。」


プッ。

誰だ今笑ったメイドは!?

チーフメイドとサブチーフが横向いている。…こいつら。


 薄暗い寝室の中に、二人を取り囲むように5人のメイドが立ち並ぶ。

中央に膝立ちのメイドが、息を荒くして奉仕する。


「ふん、ふん、…うあ、熱いです。あっ、んん。」

拙い手つきで、一所懸命にまさぐる。


「強くだ、もっと早く。」

「ふぁい。ふーふー。」

メイドの頭を両手でつかみ抑える。

股間に押し付けたい衝動を我慢する。


「あっ、あっ。」

メイドの顔をみると、舌でなめようと一生懸命伸ばしている。

熱い吐息だけが触れる。


「くっ」

ビュウー、ビュゥー、っと大量に吐き出す。何度か腰が震える。



いがったぁー。余韻に浸った後。


「おい、綺麗に掃除し…」

メイドを見ると、赤面し呆けた顔に大量の練乳の様な白濁がかかっていた。

唇に垂れた練乳を、赤い舌がペロリと艶めかしく舐め、飲み込んだ。

ゴクンと妖しく喉を鳴らす。


おいおい、そりゃ復活するでしょ。


「…おい、今度は口で」

「セッカード様。」

話を遮るように、チーフメイドから割り込みが入る。


「もうすぐ朝食のお時間です。帝王がお待ちですよ。」

「いやいや、そんなもの…。」

「セッカード様~だめですよ、私たちまで叱責を受けてしまいますう~。」

サブチーフメイドも、ぬーっと後ろから抱き着く。


「さっさと処理しましょう。」

「らじゃ~。」

チーフメイドが、正面からディープキスをかまして、俺の乳首を攻めてくる。

サブチーフは大きい胸を背中に押し付け抱き着きながら、息子をしごき始める。

もう片手で、あーお尻はやめてぇー。

あーーーー。



くっ、メイドさん二人には勝てなかったよ。


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