夢日記

木野恵

2023/4/23 春の日差し

 学校で土曜日にも授業をつっこみ、先生からも生徒からも驚かれている先生がいた。

 なんか変わってるなと思っていたけれど、生徒一人一人をよく知りたいからといっていて不思議だった。


 休み時間の間、小学校、高校と自ら教室に会いに行っていた人と夢の中でも会いに行っていた。

 現実とは違って変な目を向けられることはなく、警戒されているような空気もなし。

 途中、言ってることもやってることも滅茶苦茶な人が自業自得な目に遭っていても、誰も助けようとしていなかった。

 私も助けることなく、ああ、誰も関わりあいになりたくないんだろうなと思ってみていた。

 遊びに行っても、なんでこっちくんだとか冷たく突き放されるようなことを言われず、ただただ会いに来たことを喜んでもらえるような、楽しそうにしている私たちを羨ましそうに見てもらえるような。

 そんな温かい空気に包まれながら、ただ仲良くふざけあって、私も心から穏やかに笑うことができて、こちらから周りを警戒したり気遣ったり、変な視線を感じてちらちら見て気配を探る必要もなく、ただただ穏やかで癒された。

 そんな春の日差しのような温かい夢だった。

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