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  • 踏切への応援コメント

    不思議な存在が広く認知されていることを最初に説明してくださっていますが、なくても世界観に入り込めると思いました。

    「踏切にはバケモノがすんでいるんだって」の台詞で物語を開いてしまっても構わないのではないでしょうか。
    登場人物が不思議な存在を受け入れている描写を物語の途中で開示することで驚きを与え、読者の印象に残る作品に仕上げることができると思います。

    方角は真北かな?
    ほのぼのとした世界観が確立している作風で、好ましく感じました。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。
    世界観の説明から入った方が今回はわかりやすいかなと思い、このようにしたのですがshibachuさんのおっしゃるとおり、セリフから入っても物語は成立させられますね。
    主人公の「ぼく」が噂話を聞く→この世界は不思議でいっぱいだと話をする→おっちゃんたちとの会話、と言った方が印象も強くなりそうですね。
    今後作品を書く上で助言いただいた内容に注意して書いていこうと思います。
    長くなりましたが、感想ありがとうございました!

  • 踏切への応援コメント

    フィンディルさんの企画より拝見しました。
    子供の一人称で書かれていて児童書のような雰囲気がある一方で、不思議な読み心地のある作品でした。
    骨子として起承転結のある北向きのものではあり、不思議な存在のメインである雲母はきちんと正体が明かされる一方で、世界観自体が不思議なものをもともと当たり前のように扱っており、それが読者の現実的な感覚とずれを生じさせることで、不思議な雰囲気を生み出すのかなと感じました。
    それによる読み心地は北北西あたりの感触でした。
    興味深い物語をありがとうございます。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。
    私たちの日常に限りなく近い、それでいて異なる世界(SFファンタジーになるのでしょうか?)を書きたいと思って作った作品なので、そう言ってもらえますと嬉しいです。
    もう少しお話に緩急をつけて、もっと西より(北北西~北西)にしたいと努力しているのですが……難しいですね。
    長くなりましたが、感想ありがとうございました!


  • 編集済

    踏切への応援コメント

    はじめまして。方角企画から来ました。

    「ぼく」は小学校低学年から中学年くらいでしょうか?そのぐらいの年頃の「不思議と共存して生きている」感覚、世界観が表現されていてほほえましかったです。トトロが見える年頃というか。冒頭でこういう世界観の話ですよ、と魅力的に表現されていて、なるほどなるほどとスムーズに話に入りこめました。

    引っかかったのは給食袋のくだりです。「ぼく」にとって給食袋をなくすことはそんなに大ごとなの? という違和感です。
    「踏切のバケモノ」への恐怖が氷解したのは「踏切のバケモノ」は「雲母」だとおっちゃんに説明されてからだと思いますが、「踏切のバケモノ」が「雲母」だと分かる前、まだ怖いときに「パジャマのまま外へ飛び出」すほど給食袋をなくすのは恐ろしいことなのかな? と引っかかりました。
    「バケモノに給食袋を食べられたら、母ちゃんに怒られてしまう。それだけはイヤだ」となるほど、「母ちゃん」は怖いのかな、直前のやりとりでそんなに怖い人には見えなかったけれど、という違和感です。

    給食袋ほどではないですが、「ぼく」の恐怖の基準がちょっと混乱するなあと思ったのは「おっちゃん」についてもで、「おっちゃん達は夕方に現れだすのだが、口が悪くて顔が怖い。正直、踏切よりもこわいのだ」と「ぼく」は思っていますが、帽子のくだりでたぶん初めておっちゃんとやりとりする際に、怖がっている様子がないのは不思議でした。仕事の邪魔をしてはいけない、というのは道徳にもとづく申し訳なさではあるけれど、恐怖ではないよなあと。

    小さい子供がちょっとした冒険をして、人の優しさにふれて知識を得て怖いものを克服する、という王道ストーリーで、方角は真北だと私も思います。小さい子供が見る世界が一人称で書かれていて、そうそうこんなふうに見えていたんだとノスタルジーにひたれて楽しかったです。
    ただ世界観と同じぐらいお話の中核にあるのが恐怖、怖いもの(の克服)だと思うので、それだけに「ぼく」の恐怖の基準に疑問符がつくのが気になりました。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。
    ご指摘いただいた内容ですが、私の文章能力がまだまだ足らず恐縮です。
    給食袋は学校の備品だからこそ無くせない~といった文章も書くべきだったなと今更ですが思いました。
    また、もっと「ぼく」の恐怖の基準を明確できていたら、物語に没頭できたのかもしれないと思いました。
    創作を始めたばかりで、物語構成も文章もまだまだ拙いものですが、読んでいただきありがとうございます。今後の作品でもっと改善できるように努力します。
    長くなりましたが、感想ありがとうございました!


  • 編集済

    踏切への応援コメント

    少し不思議なファンタジーですね。
    夜中に線路の保守作業をする車両がありますけど、それが化け物なら?
    ってことですかね。
    他の化け物もいそうで面白いです。
    私も北だと思いました。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。
    この世界のお話は、私たちのいる世界に似ているけど機械や物が違う生物に置き換わっている世界の話になります。
    暗黒星雲さんが書いた通り、線路の保守作業をする車両が、あの世界だと生物になっています。
    いつか他のものも書いてみたいと思っていたので、そうおっしゃっていただけると嬉しいです。
    長くなりましたが、感想ありがとうございました!

  • 踏切への応援コメント

    フィンディル様の自主企画から拝読いたしました。コメント失礼いたします。

    家の中で物音がすると正体がわからない場合、怖く感じる時がありますが、
    それと同じように、正体がわかったことで主人公は踏切への恐怖心を克服することができたのですね。

    作品の方角についてですが、私も真北ではないかと感じました。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。
    正体がわからないものほど怖いものはないと思って、このお話を書いたのでそう思っていただけますと嬉しいです。正体がわかっても怖いものはありますが、この主人公には怖くなくなる要素(おっちゃん)がいたので今回はこのような締めになったのだと思います。
    長くなりましたが、感想ありがとうございました!

  • 踏切への応援コメント

    冒頭の、買い物リストを読み上げるような不思議の羅列から踏切の噂がどんどん膨れていくところのテンポがすごくよくて、するっと引き込まれました。不思議は世界の当たり前だけど、おばけというのは不思議の範疇ではないという主人公のバランスがとても危うくておもしろく感じられました。

    作者からの返信

    今回、テンポ重視書いていたのでそう言ってもらえると嬉しいです! 小学生の時って、自分の世界が身の回りだけ(知っている範囲が極端に偏っている)なので世界も狭い。ゆえに怖い・怖くないの判定が不思議なところにあるのが面白いなと、幼少期を振り返って書いていました。読んでくださって本当にありがとうございました!