第46話:敗訴

チャプタ―1

ここは、上空である。

「ほう、暗愚までもが、敗れたか。」

「いかが致しましょう?」

「一気に二人使うぞ。」

「そ、それは、まずいのでは?」

「心配するな。エスカレートとターゲットの力をフルに使ってな。」

「な、何ですと?」

「面白くなるわよ。フフフッ。」

チャプタ―2

ここは、上空である。

「エスカレート。ターゲット。」

「何でございますか?」

「御命令を。」

「咋巧をどんな手を使ってでも倒して来い。」

「仰せのままに。」

エスカレートとターゲットは、消えるように去って行った。

チャプタ―3

ここは、鵜ノ木である。

私は、柔の起こした事件の証言を集めていた。

「重機を操って、ビルを破壊か。」

そこへ、缶がやって来た。

「咋巧。集まった?」

「まだ、こんだけ。」

「やっぱりね。私なんて、一件もだよ。」

チャプタ―4

ここは、上野毛である。

そこには、エスカレートとターゲットが居た。

「騙しの力を集めるぞ。」

「大量にね。さてと。」

「本気で回収するぞ。」

「この力でね。いくわよ。」

「騙されてやーんの。」

「儲かった、儲かった。」

「引っ掛ったわね。」

「その力、頂く。」

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―5

ここは、事務所である。

「ソファーで寝よう。ふあああーっ。」

そこへ、間側がやって来た。

「咋巧。また、怪人退治命令だ。」

「何で、私が・・・。」

私は、仕方なく、レヒツァンHに乗って、現場へ向かった。

チャプタ―6

「この辺だと思うんだけど?」

「正解らしいぞ。急ごう。」

「うん。行って。」

「しっかり捕まってな。」

レヒツァンHは、加速した。

チャプタ―7

ここは、神楽坂である。

そこには、エスカレートとターゲットが居て、

街を破壊していた。

「へへへっ。もろいな。」

「これくらいって・・・。」

「やり過ぎたな。」

「いくら何でも・・・ね。」

チャプタ―8

私は、そこへ辿り着いた。

「レヒツァンチェンジ。」

私は、異彩弁護士 咋巧 メガントモードに変身した。

「そこまでよ。」

「な、何者だ?」

「破壊を裁く弁護士。異彩弁護士 咋巧。あなた方二人を提訴します。」

「オマエタチ。」

ターゲットは、十体ものオマエタチを召喚した。

「アケーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、オマエタチ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―9

「やるな。安易保育士 哀切。偉観救助士 

 意趣。相手をしてやれ。」

「手加減無しでね。」

エスカレートとターゲットは、回収した騙しの力で、

哀切と意趣を召喚した。

「任せて。」

「始末してあげる。」

「エトゼンシックル。」

「アォフドレサーベル。」

哀切と意趣は、同時に私を突き刺した。

「ウワーッ。」

「エトゼンブラスター。」

「アォフドレブラスター。合幻衝。」

哀切と意趣は、同時に私を狙撃した。

「ウワーッ。どちらか片方だけでも。」

「フフフッ。弱いわね。」

「重火器でも喰らいなさい。」

「負ける訳には。レヒツァンスコア。」

「させるか。エトゼンスプラッシャー。」

「そして、アォフドレライフル。」

私は、二つの技をまともに喰らって、変身が解けて、

その場に倒れて、気絶した。

チャプタ―10

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「召幻衝。いでよ、クリーチャー。」

ティタニィーは、生物兵器「クリーチャー」を召喚した。

「グオーッ。」

そこへ、レヒツァンシミターとレヒツァンシールドを装備した

レヒツァンフリートがやって来た。

「レヒツァンフリート参上。」

チャプタ―11

「グオーッ。」

クリーチャーは、チェーンソーのような両手で、

レヒツァンフリートを斬りまくった。

「ウワーッ。こいつが?」

「そうよ。人間の作った生物兵器クリーチャーよ。」

「グオーッ。」

クリーチャーは、飛び膝蹴りを決めた。

「ウワーッ。何て重さだ。」

「クリーチャー。粉砕しちゃって。」

「グオーッ。」

「そうはいくか。レヒツァンファング。」

レヒツァンフリートは、レヒツァンファングを右手に装着した。

クリーチャーは、光合成を開始した。

「あ、あれ? クリーチャー?」

「拳幻衝。連幻衝。乱幻衝。レヒツァン二ヒツヘルドライブ。」

レヒツァンフリートは、クリーチャーに拳を喰らわせまくった。

「グオーッ。」

「斬幻衝。レヒツァン二ヒツスライザー。」

レヒツァンフリートは、クリーチャーを一刀両断した。

「グウーッ。」

クリーチャーは、爆発して消え去った。

チャプタ―12

ここは、上空である。

「クククッ。あの二人には、勝てなかったわね。」

「はい。そのようでございます。」

「咋巧は、もう、現れないかと。」

「街を破壊させておけ。」

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