作り出した科学者さえ愛さなかった存在に、そそがれる温もり

 メアリー・シェリーの書いたゴシック小説『フランケンシュタイン』
 創造主の死に絶望した怪物は、一人の女性と出会う。

 原作では創造主の死の後、怪物は自ら死ぬために北極海へと消えるのですが、その後を描いたストーリーです。
 最後まで読み終えた後は、切なくも温かい読後感が残りました。
 短くよくまとまったお薦めの良作です。
 

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