第4話 魔法薬の原料がダブついている理由
「ちょっとお時間よろしいですか? 近くの薬局の者です」
「おや、どうされました?」
ここで
「実は、『
「ほぅ」
私は相槌を打って、お話の先を促します。
「そのため、普段は入れる冒険者が入れない→ポーションなどの必需品がダブついてきている→値段が安くなる→出荷を見合わせている、という事なんです」
「ああー。なるほど。わかりました。わざわざ有難う御座いました」
これはかなりの大問題みたいですよ。
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