「若葉が彼女……彼女か……っ!!」

 その後若葉が落ち着き。家に一旦帰り外の方を見ると夕暮れになっていた。

「……」

 心臓の鼓動が太鼓を連打しているかのようにドンドンドンッと鳴り響きわたっていた。

「若葉が彼女……彼女か……っ!!」

 そう人生で初めての彼女として出来た。

「かぁぁっ」

 彼女で恋人だと考えるだけでさらに心臓のところが熱く感じてしまう。

 ベットの左右に行ったり来たりを何度も往復していた。

 今でも昔のことを思い返すが若葉の笑顔がやっぱり印象に残っていた。

「あぁっ……」

 声に出てしまうほど若葉のことで頭の中がいっぱいになっていた。

 けど恋人になれたが不安がある。

「……恋人ってどうすればいいんだ?」

 俺はその後考えに考えていたがもう、頭の中が真っ白になっていて……朝を迎えていた。

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