生と死の狭間でぶつかり合う想い、こころ揺さぶる傑作

何気に読み始めたのですが、これほどまでに感動させられるとは思いもよりませんでした。

亡者が蠢き、生者を喰らう混沌とした戦場。
全てを無くし、ただ戦うことだけに生きる剣士アスターと、何も持たない、名前すら与えられず、所有者に戦場に盾として戦場に放り込まれた少女との出会いから始まります。

起伏に富んだストーリーがお話へと引き込みますが、それ以上にボクは、キャラたちの心の中に抱く想いをぶつけ合うさまに深い感動を覚えました。
また、主人公とヒロインの想いのすれ違いにハラハラドキドキさせられて、次々に読み進めてしまい、ボクは一気に読んでしまいました。

読後、もう一度読みたくなる、そして、完結するのが少し寂しくも感じてしまう感動傑作です。是非一度、読んでみてください。

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