宮城信の性転換の女性物語No.1

第7話 地球連合軍パイロットのミスマッチ

　地球連合軍のコスト重視の機はミニアシリーズ。

　パイロットはミニアシリーズのパイロット、だが鉄龍MKⅡC１は白兵、格闘、厚い装甲、増加燃料付き、この訓練中に事故が多発。

　信がパイロットから聞き取り、メカニックから聞き取り、地球連合軍を悩ませるミニアシリーズ以外に適正がない。

　苦しむ地球連合軍、ミニアシリーズの呪いは深い、このヴァンツァーのパイロットを経験させ、メカニックも経験させ、鉄龍MKⅡC１を再訓練。

　悪名名高きミニアシリーズ、設計思想上は同世代の高級機が最低限、最初からエリート機大前提の設計思想。

　不要な性能カット、また燃料の最低限にカット、武装は最低限に維持、部品以下のコストカットを繰り返す、またテスト中の簡易変形装置を搭載した仕様に再生産。

　C１シリーズの悪名名高きミニアシリーズ、この簡易変形装置付きに配備。

　地球連合軍を苦しめるミニアシリーズの呪い。

　各国は鉄龍に移行の時代、また格安SⅠシリーズがコロニー向け生産。

　ミニアシリーズの設計を信が担当、ロシア、中国、ヨーロッパ、インド、アメリカ、カナダ、この多目的生産を大前提にコストカット、また偵察機、警戒機、早期警戒機、簡易変形装置付き、指揮官機、特殊部隊機、高高度戦闘機に再設計。

　ミニアシリーズは再設計を経て配備。

　大問題のミニアシリーズ、優れた設計思想の設計士位しか設計できない設計思想の高級機。