第9話

 メイドとして、働きながらいつ男に戻してくれるのだろう思い1ヶ月が経とうとしている。


 メイドとしての働きは、だいぶ慣れてきた。

 最初は、身長が低くなりったりと体の変化ににより廊下を歩いていると、コケたりしていたが今はそう言うのは無くなりこの体に適応した。


 たまに、廊下を歩いているとホウキを持ったゾンビが急に出てきたり、この体ではゾンビは凄くデカく、攻撃する手段がない俺には襲われるのではないかと怯えたりしないか、ビクビクして1週間位ゾンビを廊下で見つけると別の道を行き、部屋で遭遇した時は、隠れたり、全力ダッシュで逃げたりと、ゾンビを避けながら部屋の掃除などをしていたが、エナさんがゾンビを避けながら掃除をしている俺の姿を見てゾンビは俺のことを襲わないよっと教えてくれた。


 エナさんいわく、ゾンビはエナさんの魔力を帯びている物を持っていたりと、エナさんの魔力が感じる物があれば、ゾンビは襲って来ないらしい。


 俺は、性別を変えられた時にエナさんの魔力が一部入っているらしく襲われないらしい。



 ゾンビが襲ってこないとわかった日から、ゾンビと一緒に掃除をしたりと、一緒に働く仲間として見れるようになり、1人だけ?全身鎧を着た特徴的なゾンビをゾビ男という名前を与え、一緒に掃除をしたりしている。


それに、ゾビ男はほかのゾンビとは違い、ある程度の人間の言語が理解できるのか、「アー」しか言えないが、背の届かない物などを取ってと言うと、取ってくれたりしてくれる。


 だけど、最近気になることがある。

 それは、エナさんのことである。


 確かに、エナさんは気になることだらけの存在であるが、エナさんが居ない時に、エナさんの部屋を掃除していると、足音もせずに急に扉が開き新しい本や食材を持って部屋に入ってくるのだ。


 この近くには、お店などがなく1日で買い物を済ますことができないはずなのに...


 そんな事を思いエナさんがいつも帰ってくる扉を意識していると最近気づいたのだがある。


 扉の向こうは廊下ではなく別の部屋に繋がっている。


 どうやら、魔法で扉と扉を繋げていける便利なドアなのかもしれない。


 だけど、ふだんは廊下に繋がるドアなので、多分魔法でなにかしているのかもしれないな。


 他にも、夜トイレに行く時にエナさんを見かけると、耳が尖っていた。しかし、朝に会うと耳は尖ってはおらず、いつもどうりの耳であった。



 エナさんの事を見れば、見るほどに不思議な人である。



という事で、明日はゾンビのゾビ男に掃除の全てを任せ、エナさんの行動を見張ることにした。


もしかすると、エナさんを見張ることで男に戻る情報を手に入れるこちが出来るかもしれない。

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