第33話 命を削って
今日もよく生き抜いた
死を目前に僕は何を思う
ここまで来れて満足だ
若い頃から命を削って生きて来た
死にもの狂いで生きて来た
僕は僕を認めてあげよう
今も僕は命を削り息をする
心残りはあるけれど
手に届かなかった事もあるけれど
それが僕の力だったのだ
誰の事も恨むまい
僕の良き理解者は僕しかいない
それだけで十分だ
これからも命を削って生きていく
そんな自分が愛おしくて
大好きな自分を大切にしよう
自然と死を迎えるその日まで
最後まで闘い続けよう
****
今でも僕は命を削るように生きています。
はたから見れば家にひきこもっているだけだと思われるでしょうが、僕は孤独に闘っているのです。闘いをやめた時、僕には自死しか待っていないのです。
それを食い止めるために、必死にカクヨムを書いているのでしょう。
僕の書く詩はとても幼稚で人様に読んでもらう価値は無いかもしれません。
それを承知で書いているのです。それを承知で生きているのです。
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