悪いことになるくらいなら潔く離れることを選んでしまうブラックさんは本当に悪魔さんだし、困惑や葛藤があっても問題をまっすぐ見据えていざこうと決めたら一直線なホワイトさんは本当に天使さんだしで、すごく、良かったです。
どことなく大天使さまっぽさを感じる寮長さんが、静かに優しく見守っていてくれる感じも好きでした。
力が使えるわけでもなく、奇跡を起こせるわけでもない二人の等身大の青春、堪能させて頂きました。
いつか二人の部屋からバイオリンの音が聞こえてきたりするんでしょうか。それはとても素敵なことのような気がします。
素敵な作品、本当にありがとうございました。