第2話 金持ち

「おけ、準備できた」


「じゃ行こーぜ」


そういうと、俺たちは慶の家へ向かってあるき始めた。


「そーいやさぁ、明日発売予定だった『ドラ ゴンラッシュⅢ』は流石に中止or延期かな〜?」


「あたりめーだろ

 おめー死ぬかもしんないときによくそんな   こと言えんなぁー」


「まーな

 どうせ死ぬんなら笑って死にてーからよ」


「あっそ」


「えもうちょい興味持ってくれてもよくn」

「ついたぞ」


目の前には大きな屋敷が佇んでいた


「相変わらずでけぇなぁ」


「いいからはよ行くぞ」


「へーい」


この金持ち(の息子)野郎の家には大きな地下倉庫がある。

そこは今のような非常時には避難場所になっている。


「結構人いんなぁ」


地下倉庫は人で溢れかえっていた。

満員電車とまではいかずとも、夏休みのテーマパーク並みには人が多い。


「じゃあ暇だしゲームでもするかぁ」


「そだな」


そうして俺たちは『大乱闘タコ殴りシスターズ』を始めた。



隕石飛来まで残り2時間15分…








−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

富川 翔(とみかわ しょう)

年齢:17歳

性格:楽観的・マイペース

・ざっくりいうとアホ

・でも割りと頭はキレる

・ゲームと動物(特にネコ科)が好き

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る