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  • こ、これは…。
    心を許せる友ができる予感。恋かもしれないけれど。
    深読みし過ぎだったら、スミマセン(汗)。

    作者からの返信

    ふでばこさん、コメントありがとうございます!

    恋……ふふふ、もうそれはご想像にお任せします( *´艸`)


    千鶴は複雑な育ちの、複雑な性格で、行動も突飛。

    逆に景兼は安定した、おぼっちゃまタイプの素直な性格で、千鶴を助けたい思いにあふれています。景兼のほうが八歳くらいも年上です😊

  • 誰のものとはわからない「大きくてあたたかな男の影」…。
    潜在意識の中にしまわれている、大切な記憶なんでしょうね。
    誰の影かは知らないけれど、千鶴の味方のはず。良いなぁ…。

    作者からの返信

    ふでばこさん、コメントありがとうございます!

    >潜在意識の中にしまわれている、大切な記憶なんでしょうね

    ですよね!

    おぼろげな四歳以前の記憶……男親のいない千鶴にとっては、とても大切な記憶です😊

  • 叱られて母上のもとに逃げて来るなんて、何て可愛らしいのでしょう。
    別々に暮らしているから、普段会えなくて寂しい思いをしているのでしょうね。
    「12歳にもなって子供っぽいぞ」という気持ちと「母上に思いっきり甘えなさ〜い」という気持ちが混ざり合っています(笑)。

    作者からの返信

    ふでばこさん、コメントありがとうございます!

    おっしゃるとおり、千鶴も母上も、お互いに寂しいでしょうね。

    千鶴は幼少期の八年間を流浪の生活を送ってきたという……一般の現代日本の生活ではなかなかいないような、激レアさんです。

    しかもお母さんは御所で働いているという……。

    状況の複雑さが、京極局の想いの複雑さになっているようです。

    ちなみに、京極局は実在の人物で、千鶴との母子関係は、歴史資料そのままです😊

  • 毘沙璃さまとは、真の絆を結ばれたのですね。
    絶対的な信頼関係に痺れます。多少の切なさも感じつつ…。

    作者からの返信

    ふでばこさん、コメントありがとうございます!

    >毘沙璃さまとは、真の絆を結ばれたのですね。

    そうなんです! 少年たち復帰の「チーム景義」笑……のようなものに、毘沙璃も加わっています。自分たちの過去のことは、すでに過去のこととして、大きな目的のために一緒に動いています。

    切なさもありますよね! ふたりは、同志としての相性がぴったりな分、余計に切ないような……。

    本人たちは年を取り、さまざまな経験を経たことによって、そういう自分たちの在り方を素直に、そのままに、受け入れているのでしょう。

    この物語を書いていた当時、非常に強く、「景義と毘沙璃との特殊な愛情関係」を描きたい思いがあったのだと、今ふりかえって思います😊

    編集済
  • なんて爽やかな恋…。
    お二人が幸せになりますように。
    良かったです。

    作者からの返信

    ふでばこさん、ふたりの幸せを祈ってくださって、ありがとうございます!

    まだまだ障害はありますが、(おばばなど……笑)、ふたりの物語はつづいてゆきます😊

  • KAJUN さんの「ふところ島のご隠居」に西行がよく出て来るので、前よりも西行の歌を読むようになりました。
    その結果、西行のファンになってしまいました。
    以前は「崇徳院さまのお友だち」という位置付けでしたが。
    ありがとうございます(笑)。

    作者からの返信

    ふでばこさん、コメントありがとうございます!

    西行さん、素敵ですよね! 西行師の足跡を追ってみると、人生の幅が、とてつもなく広い。宮中も知っていれば、下々の世界も知っている。深く瞑想した仏教歌も歌えば、激しい恋の歌も歌う。庶民の日常を歌った歌もあります。

    旅によって、人間性が研ぎ澄まされていたような印象を受けます。

    激しい動乱の時代に生きていて、動乱とは関係せず、ただただ己の道を極めつくした人。

    僕も大の西行ファンなので、「同担」ってやつですね! 同担大歓迎です!!!✨😊

  • 第10話 西行、出立のことへの応援コメント

    有常、辛かったでしょうが、とても潔い決意をなされましたね。
    有常とみお、とっても可愛らしいカップルでしたが(涙)。
    2人にとって良い決断だったのだと信じましょう。
    西行さまについて行けば、間違いないですね!

    作者からの返信

    ふでばこさん、コメントありがとうございます!

    >西行さまについて行けば、間違いないですね!

    そう、まさに!

    この物語の西行師、色々考えてくれています。その西行の思いは、次の章で明らかになります。

    鎌倉でいよいよ、頼朝と対面します😊

  • おばばさまの言う事は間違ってはいませんね(涙)。
    身分違いの恋か…。
    乗り越えるのは結構大変ですよね。
    今もそうだと思いますが、昔ならばなお一層。どうなる…?

    作者からの返信

    ふでばこさん、コメントありがとうございます!

    >身分違いの恋

    実は、高い身分の男性⇒低い身分の女性が結ばれるのは、この時代、よくあることではあります。

    おばばには、罪人が首を切られることへの恐怖があります。それさえなければ、ウェルカムなのでしょうが。口先では「身分違いの恋」などと言っていますが、この人の本音は「罪人に関わりたくない」なのですね。

    そのあたりの機微がちょっとわかりにくいかと思い、本文のほうを、今、少し改変しました。

    こうしてコメントをいただけると、作者が言い足りていない面を知ることができて、うれしく思います。またひとつ、気づかせていただきました。ありがとうございます!😊

  • 藤袴の蕾のお茶とは…ローズヒップティーのようなものではありませんか。
    ハーブティーのようなものを嗜んでおられたとは、驚きです!

    雲をつらぬく牡鹿の声は、鹿が『つまを慕って鳴く』と和歌に詠まれたことが思い出されました。

    作者からの返信

    ふでばこさん、コメントありがとうございます!

    >ハーブティー

    ハーブティーが飲まれていたという直接的な証拠資料はないのですが、こういう簡単な野草茶が、庶民層にも飲まれていた可能性はおおいにあると、僕は想像しています。(識字率が低い層の文化は、歴史として残らない、残りにくい)


    >鹿が『つまを慕って鳴く』と和歌に詠まれたことが思い出されました。

    ふでばこ先生、さすがです! 言い当てられました。お見事です。

    この場面は、西行が旅の途中、このあたり(神奈川県茅ケ崎市~藤沢市)で詠んだ歌がありまして……

    「芝まとふ 葛のしげみに 妻こめて 砥上ヶ原に 牡鹿鳴くなり」

    を、下敷きにして書いています。

    厚く茂った葛の茂みに、妻を隠して、藤沢の原野に、牡鹿が鳴く。

    ……まさに、当時のこのあたりの様子が、描かれた歌です。西行の時代には、その辺に普通に鹿がいたんですね。今の野良猫のように。

    その西行師の歌を、有常の隠棲している状況とかけ合わせて書いたシーンでした🦌✨

    編集済
  • 有常と西行がサウナに入っている…!!驚きです。
    でも、蒸し風呂の方が水が少なくて済むので、準備しやすくて良いですね。
    私もさっぱりした気分になってしまいました(笑)。

    作者からの返信

    ふでばこさん、コメントありがとうございます!

    >水が少なくて済むので、準備しやすくて良い

    そうなんです! ですので、歴史的には、蒸し風呂のほうが古いです。だんだんと、湯の風呂が増えていったようです。

    温泉地では古代から湯の風呂に入っていたらしいので、富裕層が「わが家にも温泉がほしい」などと思ったところから、社会の発展につれて、湯の風呂が広まっていったのかなと想像しています♨😊

  • なんて初々しくて可愛らしい恋の場面でしょう!!
    甘くて酸っぱくて、こちらまで赤面してしまう(笑)。
    いいなぁ…。

    作者からの返信

    ふでばこさん、第三部突入、ありがとうございます!

    自分も読み返してみて、初々しくて、純粋で、胸がふるえるような思いが甦りました。

    こうして読んでいただくことによって、作品の命が甦ります。ほんとうに、ありがとうございます!!!😊✨

  • 最後に黄金雲の話を持ってくるなんて! 小滝先生が泣かせに来た!!って感じです。

    この時代の戦場は、馬の協力あってこそ、ですからね。
    たくさん戦場で命を落としていったんだろうなあ・・・
    つくづく馬ってすごい生き物だと思います。



    『魔王の娘~』にレビューありがとうございます!!
    とても嬉しかったです。
    個人的にとっても好きな、庭にブランコがあるシーン・・・あそこを拾っていただけて感激しました。
    西洋画を見ながら書いたので、おっしゃる通りヨーロッパ風です。

    お礼と言うより、個人的に勧めたかった、読者を増やしたかっただけですが、
    『ふところ島、第一部』の紹介文を近況ノートに書かせていただきました!

    第四部で完結か~。
    なんか寂しいですね。

    作者からの返信

    第三部読了! ありがとうございます!!!

    >泣かせに来た
    本人が、大泣きしながら書いてますから(笑)


    ◆馬というのは、たまたま体の構造上、前歯と奥歯のあいだに空間があります。そこにハミという馬具をつけたら、かんたんにコントロールできることを、人間は見つけた。体のサイズ的にも、ぴったりだった。

    馬というのは人間に乗られるために生まれてきた……と言いたくなってしまうほどに、乗用にはぴったりな動物だったんですね。そういうわけで、人間に目をつけられてしまった馬たち。できるだけ、しあわせな共生関係であってほしいものです。


    ◆レビュー……つたないレビューで、申し訳ないです(汗) ひっかかる箇所などありましたら、修正いたしますので、お気軽にお知らせくださいね。

    ◆近況ノート……ありがとうございます! お気持ち、うれしいです!

    そうなんです、日本史が、プロットなんですよね。作者・読者が、日本史のなかに入って体験できるような、……以前、綾森様からいただきましたレビューに「登場人物が感動するその体験を、そのまま自分も追体験できるのです」と書いていただきましたが、まさに至言で、自分はそこを目指していたんだなぁ、と、改めて確認させていただきました。ありがとうございます!


    「寂しい」とおっしゃっていただけて、しあわせです。ありがとうございます!

    第三部も読了していただきまして、おつかれさまでした。
    四部はいよいよ、――覆面のあの男です!

    葛羅丸「やっと自分の番きたーーー!」キタ━(゚∀゚)━!


  • 編集済

    第72話 最後の戦いへの応援コメント

    実正、ここで斃れたのですか・・・
    「終戦後の安定統治が一番難しい命題」ほんとそうですね。
    天下統一したぞー! で終わりではない。
    そう考えると徳川幕府統治時代の長さは奇跡のように思えてきます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    実正、なかなかに、つらいシーンでした。作者の、実正への、めいっぱいの愛情をこめて書いたシーンでもありました。


    家康さんは『吾妻鑑(あずまかがみ)』を読んで、頼朝さんを勉強していたようです。そのあたりも、江戸時代の安定統治を築くための、教師/反面教師となったと思います^^

  • あ~~~~!(語彙力)
    もう、「あー」しか言えませんよ!!
    ここで葛羅丸とすれ違うなんて!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    景義も、(あ~~~~!)笑。

    トップシークレットを打ち明けるか否か……実は京極にも知らせていない……ここでふたりに明かすか? 
     ……逡巡したスキを突かれた、景義さんでした。

    千鶴はいつも、ひとり勝手に飛び出していく……

  • そうですよね。待ち人が帰らぬ人となった女性たちもいるのだから、再会をおおっぴらに喜び合わないのも配慮だったのですね。

    有常が「修羅の道になってしまった」と思った回もそうでしたが、ここ数話、戦のつらさが際立ちますね。
    武士はかっこいいけれど、やっぱり平和が一番です・・・

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    >待ち人が帰らぬ人となった女性たちもいるのだから、再会をおおっぴらに喜び合わないのも配慮だったのですね。

    まさしく、そのとおりです。


    第三部ラストも、重い展開ですが、最後の山場になります。

    第四部はけっこう、なだらかな道のりで、終着点まで行く感じです。

    四部こそが、「平和への祈り」の部分が強くなります。

    平和が一番! ですね^^

  • 第66話 有常、野営地にてへの応援コメント

    身分の高い武家で妻が複数いるのは普通とはいえ・・・
    新しい妻の方が当然身分が高いわけで、身分の高い妻のほうが本妻という形になるのでは?
    有常、どうするんだろう・・・

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    >身分の高い妻のほうが本妻という形になるのでは?

    おー、さすが綾森さん、読みが深い! そうなんです、本妻問題。

    この問題は、第四部に持ち越しです!

  • うーむ、難しいことですよね。
    平和のために戦うのか?
    戦いを避けるためには、たとえば武力を整えまくって敵に「攻めても無駄だ!」と思わせる、などもありますが、どちらにしても平和を叫びまくるだけでは実現しないのが平和な世の中なのでしょうね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    >戦いを避けるためには、たとえば武力を整えまくって敵に「攻めても無駄だ!」と思わせる

    「抑止力」ですね。


    >平和を叫びまくるだけでは実現しない

    そう思いますね。

    戦をなくすために戦をした頼朝も、かれが生きている間はよかったのですが、かれがいなくなった途端、内戦の嵐が吹き荒れるようになります。かれの描いた平和が長続きしなかったのは、歴史が示しています。


    今の僕は、平和をもたらすのは、平和の空気・雰囲気だと考えています。まさに、ジュキ君の、シンギング・チャームのような!

    争う空気・雰囲気をまといながら、平和を説いてもダメで、自分のなかの平和の空気・雰囲気を保ちつつ、押し広げてゆく必要がある。

    ジュキ君の、シンギング・チャームは、平和の雰囲気・空気をまとっていて、みながその雰囲気・空気に、触れたい、感じたいと思う。それが『精霊王の末裔』という作品がたくさんの人に読まれる、ひとつの大きな要素ではないかと思います。偉大な作品だと思います。


    『ふところ島のご隠居』はそれとはまた、別の立場に立っているのですが、この作品が「平和への祈り」として書かれたことは、間違いありません。

    公のルール、常識などを無視して、人の命を救おうとする景義。あるいは、愛息の命を奪った、憎き仇を許す悪四郎、……そうした人々を描きたかった!

    長文になってしまいました!(汗) ごめんなさい(^^;)

  • どの時代にもスラングがあるんですね。
    なんだか平安後期~鎌倉時代が身近に感じます。

    ほほーう、「母開」の「開」はそういう意味ですか笑
    解説が分かりやすくて助かります!


    「真珠院」ネットで見てみました。
    今でも、「八重姫まつり」があったり、彼女の石碑が立っていたりして、悲劇の女性だけどちゃんと供養されていて安心しました!

    (『魔王の娘~』最後までお読みいただき本当にありがとうございます!! それだけで十分に嬉しいです。と言いながらレビュコメいただけるですと!? などと思っておりますが。いやはや、本当に読まれていないけれど自分では思い入れのある作品なので、嬉しさもひとしおだったのです! ありがとうございました!)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    東洋西洋、時代も異なるのに、同じ意味のスラングを使ってる。人間の考えることって、変わらないんだな~と思いますね。

    そうそう、「八重姫まつり」・・・小さな梯子をお供えするんですよね。それで、八重姫の話の冒頭で、「梯子じゃ、梯子をもて!」とかいうセリフを書いたのでした(笑)

    『魔王の娘』・・・いえいえ、こちらこそ、素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございます! レビュー、お待ちくださいね^^

  • 第62話 真珠が淵のことへの応援コメント

    これは苦しい。
    頼朝、トラウマになりそうです。
    八重姫は今も過去の時間を生きていたのか・・・

    前話の図太い兼隆との対比が鮮やかですね。
    大した恋慕の情があったわけでもないのに嫉妬心からつまらないホラを吹く兼隆。

    かつての夫を想い続け、妻子がいることを知っていたのに、仲睦まじい姿を見て死を選ぶ八重姫・・・。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    「過去の時間を生きていた」・・・その言葉が、ぴったりで、心に染みます。

    軽薄な兼隆。思いが深すぎた、八重姫・・・。


    北条政子が建てた霊殿は、今は、真珠院という御寺です。
    そのホームページより・・・



    「せめて我が身を投じて、将来共末長く不幸な女人たちの守護神となりましょう…。」
     と、那木(なぎ)の一枝を取り、身を投じたと言い伝えられている。

     今日に至るまで女性の守り神、パワースポットとして、里人の信仰を集めている。

  • 頼朝はいつもあまり歌の才がないように描かれるのが面白いです。
    以前も最初の五文字で詰まっていたとき、大変親近感を覚えました!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    歌作に苦しむ頼朝・・・いいですよね(笑)


    実は頼朝さんの歌は、二首だけ、のこっておりまして、『新古今和歌集』という、朝廷公式の勅撰歌集におさめられております。

    頼朝「ふふふ、こうみえても、私は勅撰歌人なのだよ。( ̄^ ̄)えっへん」

    息子の実朝が、歌の達人だったところを見れば、遺伝的に、才能はあったのかな、と思います。でも、その二首しか残っていないので、たいへん寡作だった印象ですね。


    作中の「竹の子」の歌の出典は、中世に書かれた『源平闘諍録(とうじょうろく)』で、時政が下の句を読む展開も、そのままです。


    この小説は、歌物語や軍記物語の流れをくんでおりますので、数首の歌が登場しますが、大庭兄弟の歌はすべて創作で、創作の歌は「」でくくってあります。

    原典がある歌は、改行を入れて、そのまま表記しています。


    頼朝さんの勅撰二首は、そのうち、『よもやま話』のほうで紹介させてもらいますね^^

  • 時政、粋なことをしますね。

    実は前話の終わり辺りから、笑っては失礼なのですが、湯殿で冷や汗ものの頼朝にニヤニヤしてしまいました!
    「ひどい男も、あるものですな……」って、まあどの口が、とツッコミを入れていました笑

    作者からの返信

    ツッコミ、ありがとうございます! 笑えました(笑)

    自分でも、好きなシーンです。

    この小説を書いて、自分のなかでたいへん評価があがったのが、北条時政です。一介の田舎武者の分際で、平家を無視したのは、この人の「男気」や「親分肌」だったのだろうと、思うのです。

    そうすると、北条政子というのも、やはり、この父にしてこの娘あり、で、時政も政子も、時代のなかで、規格外のものを発揮しえた父娘だったのかな、と思います。

    父娘とも、勇気にあふれていた、印象があります^^

  • ナイス!笑
    平安時代が通い婚だという知識はありましたが、
    実際に当時の生活を思い描いてみると、子供が生まれても同居しないんだ! というのがおどろきでもあります。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    於政&れん (*´ω`)人(´ω`*)イエーイ!


    >子供が生まれても同居しないんだ! というのがおどろきでもあります。

    その結婚形態を考えてみますと、直接の親よりも、おじいさん・おばあさんが子供を育てる、という意識が大きいものと、思われます^^

  • 二人が恋に落ちるシーンが美しくて震えました。
    歴史漫画で読んだことのあるシーンですが別物です!
    (↑また言ってる・・・笑)

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    すごくエクストリーム(極端)な描写をしたシーンでした。主人公級のふたりですから、これくらい突き抜けたい、と思いまして・・・単なる外面的な情景描写ではなく、ふたりの心の内側の情景を描く・・・という、一種の挑戦でした。ふるえていただき、うれしく思います!

    う~む、その進研ゼミの歴史漫画・・・読んでみたい!(笑)

  • 千鶴丸(頼朝の息子の方)の亡くなり方に戦慄しました。
    勝手に病死か何かだと決めつけていました・・・

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    なかなかにつらいエピソードですよね・・・

    頼朝にとっては人生をゆるがすほどの大事件であり、「千鶴丸」という名前はかれにとって、特別に衝撃的な名前だったのです。

  • 千鶴丸、元服おめでとう!

    (変な想像をしてすみませんでした、頼朝さん)

    清近の心情は、子供を育てたことのない私には想像することしかできませんが、胸が熱くなりました。

    そして頼朝、若者の元服の機会すらも政治に生かすのですね。
    機転の利き方がさすがです。

    作者からの返信

    祝辞をありがとうございます! 千鶴君も、よろこんでおります!!

    >変な想像

    頼朝「男? ノーノ―。ふっふっふ、私はいつでも、女の子一筋なのだ」

    於政「ああん?」
    頼朝「ハッ、於政、いたのか!」

     超スピードで、頼朝の頭が回転!

    頼朝「今、『私はいつでも、於政一筋』と言ったのだ」
    於政「ほう・・・」
    頼朝「痛い! 膝をつねるな!」

    この夫婦の行方は!?……次章より、頼朝&於政の章です!^^

  • 大変聞きにくい質問ですが……、
    ここで言う童子への興味、元服させないほうが、などは、いわゆる少年愛に近いものがあるのでしょうか!?

    頼朝に呼び出されるというのは、そういう関係になるかもしれない、などと想像してはいけない!?

    (はっ、そういえばずいぶん前の返信になりますが、もちろん「異性装が好き」はそういう架空の物語が好き、の意味で受け取っておりましたよ!)

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    ふふふふふ、ノーノ―、ないですないです。笑

    なるほど、そういう読み方ができるとは、作者としては思ってもみませんでした。

    ここでの頼朝の興味は、(おもしろいやつが出てきた!)という、単なる興味です。


    ……あ、それとも、そっちへ展開させたほうがよかった??

    「千鶴、私はそなたが・・・」
    「あっ・・・二品さま・・・いけません・・・」

    (*/ω\*)キャー!!

    別の物語になってしまいますから!(笑)

  • えっ、この時点で於政の方、33歳ですと!?
    若い。昔の人は年を取るのが早い。
    今の感覚でいうと40代半ばの雰囲気を感じていました。

    千鶴、やっぱり怒られたじゃんねえ、と思いました、前話。
    それに軍規を乱すから、ノリで誘ったやつらもいかんですよね・・・



    『オペラ座の夜』と『イニュエンドゥ』がお好きなのめっちゃ分かります!
    クイーンらしさと、フレディのヴォーカルの良さが出ていますよね。
    私も『イニュエンドゥ』、一番好きかも知れません。
    若い頃とは比べ物にならない表現の円熟味、でもライブを控えたせいか声の艶が戻ってるし。
    あとポップな曲が多い印象の『JAZZ』も好きだったりします。
    重厚さはないんだけど、クイーンの音楽の楽しさ・美しさを堪能できます(n*´ω`*n)

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!


    於政……あまりにもたくさんのドラマをくぐり抜けてきたから、精神年齢が高くなったのでしょう。……それにしても、於政の年齢を40代半ばと見た綾森さんの眼力も、ハンパないです。参考になります。


    千鶴……今の作者の思いとしては、「そんなに焦らなくても、もっとゆっくり行けばいいんだよ。無理すると、後から祟るよ」と言ってあげたいのですが、焦り、恐れ、不安、勢い、若さ……で突っ込んでいってしまった、千鶴でした。


    おお! 『イニュエンドゥ』が一番お好きとは、うれしいです!

    僕は特に、最後の曲『The show must go on』のFに転調するところ、

    「僕の魂は、蝶の羽根模様に塗られている。フェアリーテールは過去のものじゃない。まだまだ成長する。けして死なない。僕はまだ飛べるんだ! 友よ!」

    というところで、もう大泣きです。涙なしには聞けません。。。


    『JAZZ』! 意外なところを突かれました! バラエティに富んだ、おもしろい曲がたくさん入っていますよね。……今、聞き返してみたいアルバム、ナンバーワンに浮上です!(笑) 早速、聞き返してみます^^

    編集済
  • 千鶴丸は葛羅丸の正体を知らないんですよね・・・

    馬の勇敢さがあってこその戦場ですね。
    ビビッて逃げたりしない馬、すごい・・・

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    千鶴は、いまだに正体を知りません。「なんか変わった感じの、強そうな人だな~」くらいに思っています。

    (「千鶴は、かれが兄だとは知らない。」の一文を加筆します)


    >ビビッて逃げたりしない馬、すごい・・・

    まさしく。

    馬は、人間に、あまりにも忠実なんだと思います。

    黄金雲も、本当は行きたくなかったんだけど、ご主人の切なる思いを汲んで、進んだのでしょうね。


    横浜に、馬の博物館がありますが、この作品を書くにあたって、とても勉強になりました^^

  • えっ、手柄欲しさに抜け駆けしたやつら、たとえ敵の首を取っても彼らの手柄にならない!?
    でもそうしないと軍律が乱れますよね・・・
    なんのための作戦だって言う。

    なんて思っていたら、千鶴ピンチ!
    初めて命のやり取りをする恐ろしさを実感したのでしょうね。。。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    >抜け駆けしたやつら

    公式には認められず、褒賞も出ないのでしょうが、「一番乗りの名誉・名声」だけは手に入るのでしょう。人の噂になればそれでよくて、子孫が名乗る時に「奥州の戦にて、戦の真っ先を駆け、功名を手に入れし、○○が末葉……!」と名乗ってもらえれば、かれらとしては、冥利に尽きるのでしょうね。

    さてさて、千鶴の運命や、いかに!?

  • えっ、これ大丈夫なんですか!?
    現代の感覚で言うと、かなり心配になってしまいます。
    新人が他の部署から引き抜かれたみたいな・・・

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!


    >新人が他の部署から引き抜かれたみたいな・・・

    なるほど! おもしろい比較だと思いました。

    (親光は『うちで働け』、と言っているわけではなく、『今度、こんなイベントがあるんだけど、参加しないか?』という感じです)


    ここでの本人たちは、戦場にいる武者の自由の感覚(……というか、ノリ)で、かなり軽く考えちゃっています。

    ノリでいっちゃったところが、今後のドラマにつながってゆきます。


    (今、偶然知りましたが、今日はフレディ・マーキュリーの誕生日とのこと! クィーンのアルバムは、どれもまんべんなく聞いていましたが、特に『オペラ座の夜』と『イニュエンドゥ』が好きでした。フレディの、あの声が大好きでした^^)

    編集済
  • 実正の影が薄くなる? なんだか不吉な描写に感じます。

    留守居役は兵站のやりくりも仕事なんですね。
    それは留守を守ると言うより後方支援。大変重要な任務でした!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    実正……あえてここはなにも言わず、今後の描写に任せますね。


    >留守居役

    そう、おっしゃられるとおり、後方支援の、重要な任務です。

    それに加えて、首都防衛の任務もありますから、さらに重要だと思います。

    頼朝のいない隙に、西国の平家残党が旗をあげ、鎌倉を落とし、奥州軍と息を合わせて、鎌倉軍を挟撃する……そんなシナリオさえ、想定していたかもしれません。

    次からいよいよ、奥州合戦のはじまりです!

  • 第40話 義景、憤ることへの応援コメント

    長江義景がどんどん嫌なやつになりますね(^▽^;)
    昔、元服で名前をもらう直前までは、さわやかなお兄さんだったのに。

    足の悪い景義が留守役は妥当な人選ですね。
    悪四郎78歳!
    令和の現代ですら隠居している年齢です笑

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    おお、義景の元服のシーンを、憶えていらっしゃるとは! 深く読んでくださって、ありがとうございます!!

    あの時は、ほんとうに、いい子だったのに、、、(涙)

    悪役の描写に、筆がノッてしまう時がありますが、まさにここはそんなシーンでした。

    悪四郎は、まだまだ元気! 尊敬あるのみです^^

  • 頼朝と於政が阿吽の呼吸で会話する光景に胸をなで下ろしました笑
    景義は壮烈な覚悟のもとで発言したのですね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    頼朝は、「この人こそ」、と思えるパートナーを見つけたのだから、ほんとうに幸せだと思います。浮気しなきゃ、いいのにね!(笑) ……一種の、かれの放浪癖なのでしょうか。

    景義はいつも、死中に活を見出す、権五郎スピリットなのです。


    (余談ですが……

    以前いただいたコメントで、勢いあまって「異装好きな作者としては……」と書いてしまいましたが、正しくは「異性装の作品や物語が好きな、作者としては……」という意味ですので、、、けして、「作者が女装するのが好き」という意味ではありませんので(笑)、念のため、誤解のなきよう、よろしくお願いします^^;)

  • なるほどー! その手がありましたか。
    部下を罰する上司的な動きなんですね。
    それならいちいち社長決裁いらないですね!

    景義の政治力に感服しました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    「知」の景義、本領発揮の回でありました。


    >部下を罰する上司的な動きなんですね。
    それならいちいち社長決裁いらないですね!

    例えが、上手い!!

    さすがです^^

  • 九州から来る武者もいたとは。
    驚きました。

    歴史の教科書を読んでいると、この時代はあまり朝廷が出て来ませんが、
    実際は「勅許が出ないなあ~」なんて事態もあったのか・・・!

    景義のおかげで、勅許がなぜ必要なのかよく理解できます。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    >九州から来る武者もいたとは。

    平家が滅びたあと、鎌倉の権威は九州にまで及んでいますが、確かに驚きですね。


    >勅許

    左脚を失ったあと、コツコツ勉強して、「武」の景義から、「知」の景義へと変貌しました^^

  • いつも面倒なところに現れる義景(笑)
    バレなくてよかったと思いきや、とんでもない冤罪で怒られてしまった景兼でした。

    家族連れを見る千鶴丸の姿が切ないです。

    鎌倉時代もお稚児さんを愛する文化等、ありますよね・・・

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!


    義景……地味に、派手に、邪魔をしてきます(笑)

    千鶴……切ないですよね。本人が異常な生活を送ってますから、「フツーって何? フツーって、どういうこと?」と、興味津々。


    この頃の男色文化は、貴族の世界には、顕著にあったようです。日記などに残っています。

    ということは、貴族に仕える武士にも、波及していた? ……この手のことを調べだすと、全員が男色だったように思えてきます(笑) ……そんなことはないでしょうが……真実はわかりません。


    なお、異装の作品好きの自分としては残念ですが、千鶴の異装は、この回のみです。ジュキ君に、おまかせいたします(笑)

    (『精霊王の末裔』、いつも面白く、読ませてもらってます!^^)

    編集済
  • 眠らぬ鶴のように我が子を守る母。
    でも母にとっては、息子の世話をこまごまと焼けることが、本当は喜びなのでしょうね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    鶴の暗喩を見抜き、母の心中を理解してくださるとは、さすが綾森さんです!

    ……ちなみに、「鶴は子を守って、夜、眠らない」というのは、当時、巷間に流布していた俗説でした^^

  • たくさんの人に応援されていることに気付けてよかったです。
    若い頃はとかく、自分の考えや自分の感情だけで頭がいっぱいになりがちですよね。

    頼朝には厳しく子孫根絶やしのイメージがあったのですが、
    そんなことありませんでしたね。
    Wikipediaの「波多野有常」の項目を見たら、こちらの小説の内容が史実として簡潔にまとめられていました。

    優れた武人の技術こそ失われてしまいがち、本当にそうですね。
    そうした着眼点はなかったです。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    >たくさんの人に応援されていることに気付けてよかったです。

    ほんとうに、そうですね!

    有常君……第一部での、父親との哀しい別れからはじまって、ようやくここに至りつきました。

    たくさんの人々の助力を得て、自分でもたくさんたくさんがんばって、、、


    wikiを見ると非常に簡潔ですが(笑)……こちらの小説では、長い長い道のりでした。

    綾森さん、ここまでお読みいただき、ほんとうにありがとうございます!!^^

    編集済
  • 頼朝は、幼いころに命を救われた自分が長じて天下をとったから、敵陣営の子息には厳しい処遇をした、というのが学校で習う話ですものね。

    景義と義景、名前も反対なら意見も考え方も反対!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    義景……つねに景義の邪魔をしてやろうと企んでいる、因縁の相手です。

    かれのような考え方をする御家人たちがたくさんいて、有常も、景義の翼の下から一歩でも踏み外せば、非常に危険なのです。

  • 「色彩かがやく一陣の風」って表現が好きです!
    すごいスピードで走り抜けていくから、間近で見ると色が奔っていくように見える――そんな風景がまざまざと目に浮かびます!

    成功して良かったー!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    流鏑馬の描写は、作者が流鏑馬にハマって、鎌倉や三島に見に行きまくっていたところから生まれました。

    流鏑馬のスピード感を感じていただけて、うれしいです!!^^

    編集済
  • 「乳は飲んだか」に胸が熱くなりました。
    景義が幼い頃、母上に言われていた言葉。

    景義、今も牛の乳を飲んでいるのかなあ。
    そして時々、母上を思い出すのだろうか。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    景義も毎朝、牛の乳を飲んでいますよ~!

    大切な、母との絆が、かれの心を支えつづけています^^

  • まさか昔共に働いた人足たちまで応援に駆けつけてくれるなんて!
    胸が熱くなります。
    武士の世界だけの話じゃないんですね。
    流鏑馬の知名度の高さが伺えます。みんなが注目する一大イベントといった感じ!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!


    流鏑馬の開催側(幕府)も、第一回をやってみたら、予想以上に面白く感じて、御家人たちも熱狂して、八月十五日だけじゃなくて、別の月にも、どんどん回数を増やしていったんだと思います。

    鎌倉の人々は、流鏑馬が大好き!


    有常君も、人足として働いたことも、けして無駄にはならなかったのでした^^

  • 有常は自責の念を心の奥底にしまいこんだまま生きていたのですね。
    それが、西行についていって出家したい、という気持ちを起こさせていたのかも。
    でも彼には、みおを娶ったり、流鏑馬のために緊張したり、そういう経験を通して学ぶ機会の方が必要だった・・・

    私もなぜか暗記していないのにコンサートしなきゃいけない夢とか見たことあります笑
    そうやって切羽詰まってるとき、健康だから歌えるなんてことは忘れてしまうんですよね。。。
    当たり前に過ごせることの感謝をするのは、病気やけがをしたときだけだったり・・・いかんいかん。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!


    右に同じです(笑) 練習してないのに、ライブに出なきゃいけない、とか、いまだに、学校の単位が足りない、どうしよう! とか(苦笑)

    魂が、向き合った現実に対応、成長しようとしているのが、そういう夢に表現されていると思うんですよね。悪夢を見たときは、「やった! 悪いものが流れ去った」と考えて、つとめて明るいことを考えるようにしています。そうそう、感謝の気持ちを思い出すのが、いいですよね。


    >……出家したい、という気持ちを起こさせていたのかも

    おっしゃられるとおりです。

    みおに背を向ける第一章の有常は、自分は罪人で、幸せを受け取るべきではない、と、無意識に考えています。

    周囲の人々のおかげで、たくさんたくさん、貴重な学びを得て、自分自身を知ってゆきます^^

    編集済
  • 家の中の様子が興味深いです。
    狸の皮を敷いて座っているとか、間仕切りなどなく大きな一間だとか。

    有常、ついに流鏑馬の射手に選ばれたんですね!
    大活躍できるのかどうか、ドキドキですね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!


    宝草の家と同じ、「竪穴住居」、再登場です。

    トイレとか、どうしてたんだ? とか、いろいろ考える余地があって、おもしろいです。(多分、家の裏に、穴を掘ってしたか……)

    屋内の間仕切りは、その時々で、板屏風などで隠したり、区切ったり、していたと思います。


    有常パートが、いよいよ大詰めに入ってまいりました!

    その時は、間近です^^

  • 現代でも行事として残っている流鏑馬、娯楽の少ない当時の人にとって、一大イベントだったことでしょう。
    有常、近い未来に出演できるといいですね!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!


    流鏑馬、、、今でも鶴岡八幡宮や、静岡の三島大社などで見られますが、スピード感が、ハンパないです。

    ハマります。現代人でも楽しめます!!

    あ、そういえば、今日はまさに、八月十五日ですね! 偶然!


    (鶴岡八幡宮の流鏑馬は、現代では、九月十六日です)

  • おめでた婚!
    おめでとうございます、みおさん、有常さん!!

    作者からの返信

    祝辞を、ありがとうございます!

    流鏑馬本番前に、結ばれちゃいました!!

  • 波が砂浜に打ち寄せる描写が本当に素晴らしいです・・・!
    不思議と、いつまでも見ていられるんですよね。
    同じようで、一度として同じ動きがない、自然とは不思議です。

    作者からの返信

    お褒めのお言葉、ありがとうございます!

    ダブルミーニングの描写……これぞ小説、という感じがして、好きなんですよね。


    海、いいですよね~!!

    僕も、いつまでも見ていられます。

    >同じようで、一度として同じ動きがない、自然とは不思議です。

    確かに、そのとおりですね!

    自然の、偶発的な美は、ほんとうに感動的です^^

  • 邪魔しに来るんだ・・・(苦笑

    なるほど、厄年には恩赦のような善行を行って、厄を遠ざけるわけですね。
    現代でもこの感覚は残っているのでしょうか?
    私は神社でお祓いしてもらえばよいものかと思っていました(;´∀`)
    (でも海外にいたときは何もしませんでしたが)

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    義景は、いつもながらの悪役ぶりです(苦笑)


    厄年に、善行を心掛けている人は、、、見たことないですね~、残念ながら。

    江戸時代あたりならば、人生に悪いことがあれば、善行に励む、という話は、よく出てくるように思います。信仰の持ちようですね。


    改めて考えてみれば、厄年というのは、仏教でも神道でもない、「風習」なわけで、それが鎌倉時代から確固として続いていたというのは、おもしろくも、不思議なことに思えます^^

  • 世俗の価値観に縛られない西行、心の自由を完全に手に入れていますね。

    むむっ、古語では猫を「ねこま」と言うのですか!?

    みおさんが可愛いですね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    古語では猫のことを、「ねこま」と呼びました。「ま」はなんなんでしょうね~? 「駒(こま)」と関係あるのか、、、よくわかりません。

    ようやく、ふたりは結ばれてくれました。ホッ^^

  • 西行と有常は先祖を同じくしていたのですね。
    確かに西行法師の言う通り、妻子を持つ経験をすることもまた、意義深いものでしょう。
    有常は仏の道を究めたいというより、現世では何も為せぬ罪びとの身だから、ある意味仏道に逃げたかったのかも知れませんね。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    >有常は仏の道を究めたいというより、現世では何も為せぬ罪びとの身だから、ある意味仏道に逃げたかったのかも知れませんね。

    おっしゃられるとおり、そういう面があると思います。


    人生には、「比較的よさそうな道」と、「心が大きく動く道」とがあって、その区別をしている人は、少ないように思います。

    若者は「比較的よさそうな道」を選びがちですが、それよりも、「心が大きく動く道」を選びなさいよ、と、西行ならば、言うように思います。

    景義ならば、同じ内容を、「論よりも、勘じゃ」と、言うことでしょう^^

  • 戦で犠牲になった鳥獣の命――そこまでは意識がまわらなかったです。
    敵味方、武士も庶民も関係なく供養する――でもそれだけではない。それが仏教ですね。

    キリスト教では、基本的に人命に焦点を合わせていると思います。
    騎士を乗せた馬くらいなら、意識が行くと思いますが・・・

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    おっしゃられるとおり、キリスト教では、「動物の生命は、神から人に与えられたもの」、ということで、自分たちの自由にしていい、と考えていた、、などと、哲学史では習ったように思います。

    とはいえ、現代のヴィーガン・ムーブメントなどを見ると、宗教とは別に、生命への倫理観の高まりのようなものが、洋の東西にかかわりなく、見られるように思います。

    人間のなかには、宗教とは別のところに、なにか「他者への思いやり能力」のようなものが、あるように思われます^^

  • 虫の声を雅楽の調べにたとえるのは実に趣があって素敵です!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    秋の虫の音(ね)は、ほんとうに好きで、ガラスを叩くような色々な繊細な音がして、虫の声を聴きながら眠るのが、僕にとっては、最高の快楽です(笑)


    ……今では幻となった大蔵御所を、すこしでも思い描いていただけたら、さいわいです^^

  • 第10話 西行、出立のことへの応援コメント

    みお、つらいですね。。。
    この当時の僧は結婚しなかったのでしたっけ?
    宗派によるのでしょうか?

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!


    僧侶は基本、女性と関係をもつことは、罪になります。

    (浄土真宗の親鸞上人は、ちょうど有常と同じくらいの生まれの人で、この人は苦悩の末に、妻帯してしまいます。以後、浄土真宗では、妻帯はしてもよいことに、、、)


    この物語上では、出家した有常が、みおをめとる可能性は、残念ながら、ないでしょう。もしそうすると、破戒僧として、周囲から非難を受けることになってしまいます。

    さてさて、ふたりの行方や、いかに、、、??

  • 二人は結ばれないのかな?😢
    この時代は妻を何人も娶ることのできる時代なんだから、身分が違ってもなにがしかの方法はありそうですが・・・
    景義さんは宝草さんを妻にしてましたよ~? と有常くんに耳打ちしたい!

    作者からの返信

    耳打ち、ありがとうございます!

    有常くんも、喜ぶと思います!

    景義が宝草をめとったときは、権力も財力ももってましたが、今の有常はなんにももっていない十八歳の少年ですから、、、しかも罪人、、、有常くんには、もうすこし、がんばってもらいましょう。

  • 藤原秀衡、義経を匿ってくれていた人ですよね。
    義経、出そうで出ない笑
    ニアミスするシーンはたくさんありそうです!

    (小学生の頃、進研ゼミから送られてきた歴史漫画で、義経がかっこよかったんですよ笑)

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    この後、西行も義経も、奥州平泉に身を寄せます。……そこで二人が出逢ったのか!? それは神のみぞ知るところ。

    (実際は、西行が帰京した後に、義経が奥州入りしたような感じのようです) 

    昔の大河ドラマで、ジャニーズの滝沢君が演じていましたよね。あれもかっこよかったです^^

  • そうか、、、仕事もできず、妻子も持てず、ってことですか。
    それでは生きながらえている意味とは? と思ってしまいますよね。

    さすが西行。
    今風に言えば人生のコンサルタント!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    全国を旅して、身分の高い世界から、低い世界まで、色々な世界を見てきた西行さん。

    綾森さんのおっしゃられるとおり、まさに人生のコンサルタントです!^^

  • 人生は短いんだから恋に遠慮なぞ後悔の種――ほんと、恋に限らず情熱は有限、時間も有限なんだから、追いかけなければ生れて来た意味がありませんよね。

    有常も、みおの家族がどう考えているか知っているんですね。
    悲しい。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!


    >有常も、みおの家族がどう考えているか知っているんですね。

    そうなのです。有常は他人の心を考えることができる子なので。逆にそれで動けなかったり、、、


    電話やパソコンのないこの時代には、さらに、一瞬一瞬が、かけがえのないものに思えたことでしょう。一度別れたら、次に会うのが四十年後とか……の時間軸で生きている西行師のことですから、その一瞬一瞬のかけがえのなさを、有常に伝えたかったと思います^^

  • 本人が罪を犯したわけではない――のみならず、時勢が味方しなかっただけで、平家方について首を取られた父親だって、現代の感覚からいう罪人ではありませんよね。

    (近代で考えたら、昨日の英雄が戦犯としてGHQに裁かれるようなものだろうか)

    そんな相手に恋をしてしまうなんて、前途多難!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    そう、近代で考えたら、GHQがわかりやすいですね!


    一筋縄ではいかない、恋の予感です。。。主に、ばあさん(みお祖母)のせいで。。。(苦笑)

  • 久しぶりの西行様!
    みおちゃんは村娘かな?
    恋の予感が致します!

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます!

    もう、のっけから、強力助っ人登場です!

    第三部前半は、有常&みおが引っ張っていきま~す^^


    景義「え? わし、主人公じゃないの?」

    ……大丈夫、平太殿も出てきます(笑)

  • いたいけな幼子の指が、しっかりとつなぎとめ……
    素晴らしい表現のエンディングですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!!

    そう言っていただけると、とてもうれしいです!

    幼い子は、なにかふしぎな力を持っているんじゃないか、と思わせてくれることがたまにありますね^^

    編集済
  • 露ぶくみの笑顔、
    素敵な表現ですね。

    作者からの返信

    お褒めのお言葉、ありがとうございます!!
    とてもうれしいです^^

    編集済