九十九の複眼【詩集】

つくも せんぺい

世界は日によって見え方が違うもの

語り部はカーテンコールを見とどけた黒猫

猫背

オイオイ…そんなに下を向いたって

小銭くらいしか落ちてないよ

上を向けとは言わないけどさ


僕が思うに

希望や可能性は

探したって見つからないものなんじゃないかな?

成功もね

だって 全部君の中にあるんだから


ちょっと歌ってごらんよ

なんでもいいからさ


ほら 空気を震わせて声をだすように

君の中の可能性は形にできるんだ

簡単だろ? ただちょっとコツがある


それは継続すること

途中で投げたりせずにね


じゃあ やってみよう

まずは千里の道も一歩から ね?

猫背はやめて

上じゃなくていいから 前を向いて歩こうか

そっちの方が きっといい



じゃあ頑張ってね

今度は輝かしい君と会えますように…またね!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る