18話

カイ「え〜と、これですね。ギルドでも言いましたがあんまり上手く書けてないですよ。しかもところどころ書いてないところありますし……」


グレーさんはメモを優しく受け取りさらっと目を通したあと口を開いた


グレー「ん〜?そう?始めはこんなものだと思うけどね。むしろよく書けてる方じゃない?まぁ本音を言えば今回は別にそんな詳細に書いてくれなくてもざっくりと分かれば良かったしね〜」


カイ「え?そうだったんですか?じゃあ一時間毎に書かないでも寝る前とかでもまとめて書けばいいじゃないですか?」


僕の話を聞くとグレーさんは顔を小さく左右にふり言った


グレー「カイ君それはちょっと違うな〜。寝る前とかだと事細かに思い出せないかもしれないし多分そのまま寝ちゃうでしょ〜?まぁそういうことだから今回は一時間毎に書いてもらうことにしたんだよ〜」


カイ「はあ〜なるほど、ちゃんとグレーさんなりに考えているんですね」


グレー「ん、そういうこと〜。それで、この3日間メモを書いてみてどう思った?どんな些細なことでもいいからなにか気付いたなら教えて〜」


少し頷いたあところころと笑い聞いてきた


カイ「そうですね〜。まずはやっぱり意識してやらないと全然書けないですね。初めてやることなのでメモを見てわかる通り一日目はほとんどかけてません。あとは……意外と仕事中でも家でもぼーっとしてるというかあれ?何やってるだろ?みたいな時が多いように感じましたね」


続く


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