14話

僕はあの後すぐに残った仕事を終わらせグレーさんが待っている掲示板のところに早歩きで行った


カイ「グレーさん今終わりました~、すみません待ってもらっちゃって」


グレー「大丈夫だよ〜全然待ってない〜むしろ少しせかしたみたいでごめんね〜」


カイ「いやいや、そんな〜せっかくこのあと時間つくってもらってるんでこちらこそです!」


グレー「ふふっ、そう?じゃあ、このままここにいてもあれだからさっそく行こうか〜」


グレーさんは少し笑ったあとにそう言って軽やかに歩き出した


二人で少し歩いたあと夕方に言われたことを思い出し少し疑問があったので聞いてみた


カイ「そういえばグレーさん」


グレー「ん〜?なに〜?」


カイ「あの、今から行く夜明け亭?ってどんなとこなんですか?僕もこの王都に数年いますけど聞いたことないな〜って思って…」


グレー「あれ?カイ君知らなかったんだね、えっとね〜ちょっと小道に入ったところにあるんだけど、店主も面白い人だし何より酒と料理が美味しいから仕事が終わったあととかよく行くんだよね〜」


カイ「ヘ〜初めて知りました、僕あんまり色んな所でご飯食べないのでよければ美味しいお店とか紹介してください!」


グレー「いいよ〜!これでも僕〜自称グルメだからね〜、いいね、機会があれば色々と教えてあげるよ!」


カイ「ありがとうございます!」


そんな世間話をしていたらなにやらグレーさんがあるお店の前で立ち止まった


グレー「さて、ついたよ〜ココが僕の行きつけの店『朝またぎ亭』だよ〜」


続く


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


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