8話

グレー「僕もそこそこランクは高い方だしみんなより少しだけ先輩だから彼らに色々とアドバイスするんだけど、みんな口を揃えて言うんだよ〜時間がない、お金がない、能力がないって〜」


カイ「……ちょうど今の僕みたいなこと言うんですか?」


グレーさんは僕の言葉を聞き少し頷いた


グレー「正直に言うとそうだね〜……でも物語に出てくるような勇者や賢者、どこぞの聖女様みたいな英雄には流石になれないかもしれないけど〜まぁAランクくらいまでならまだ人の範疇を出ないと思うから十分目指せると思うよ〜」


気の抜けた様なしゃべり方だが、グレーさんは真剣な目で教えてくれた


カイ「……どうすればいいんですかね」


グレー「そうだね〜…さっきの時間がない、お金がない、能力がないっていう話に戻るけど〜僕はぶっちゃけ時間はなければつくればいいし、お金がなければ節約とか効率よく稼いだりすればいいし、能力がなければ訓練して自分の長所を伸ばせばいいと思うよ〜」


な、なるほど……今まで大口を叩く冒険者はたくさん見てきたけどこの人はその人たちと見方や考え方が少しだけ違うかもしれないな…


カイ「グレーさんすごいですね、僕も冒険者になれる気がしてきました、もしよかったらどうすればなれるかもう少し詳しく教えてください!」


続く


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

読んでいただきありがとうございます!!

この作品がイイと思ったらグッとボタン、感想等よろしくお願いします!!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る