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  • 第24話「解放軍司令」への応援コメント

    「エルミラ王女」、〈柩計画〉、そして「リル」が登場しましたね!
    ファンにとっては嬉しい限りです。
    ファントムシップ~の内容の方も、少しずつ思い出してきました。
    この24話では冒頭からラストまで、全てハ―ヴェンの思考内容だったことが、とても印象的でした。
    そうそう、確かに女将とはこのようなやり取りがありましたね~。
    ハ―ヴェンには巻貝をくれませんでしたが、エルミラはもらってましたし(笑)。
    何だかんだ頭の中で負け惜しみを吐いてますが、ハ―ヴェンは女将を敵に回したくないから、エルミラを解放するしか無かったんですよね。

    そしてそして……


    「肉肉肉肉……」



    (了)


    この終わり方……ゾッとしました!

    ハ―ヴェンはすっかり闇落ちし、ある意味『狂人』になってしまった気がします。
    最初はとても純粋な、神聖魔法使いでしたのに……。
    彼を変えてしまったのは何だったのか、スッキリと伝わった気がします。
    (了)ということは、このお話、ここで一旦は終了になるのでしょうか。
    続きも大変気になります(; ・`д・´)!
    別々のキャラクターの視点(様々な角度)から物語を作って完成させる難しさは、書き手側泣かせだと思うのですが、読ませていただく面白さときたら、半端なかったです(*´▽`*)
    大変な状況の中、この作品を届けていただきまして、本当にありがとうございました!
    寒い日が続きますので、どうかお体に気を付けてお過ごしください。
    また中村さんの作品に遊びに来れるのを楽しみにしながら、毎日を頑張ります。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    そうですね。
    エルミラ解放は正直言って女将の圧力に負けたというところでしょう。
    女将は彼の正体を知っていました。
    それなのに抵抗したら州政府のお客に通報されます。
    そして通報された外法はウェンドアに知れ渡り、地下にも伝わります。
    結果、地下解放軍がバラバラになってしまいます。
    司令が外法使いでも兵士がついてくるはわかりません。
    女将が仕掛けた脅しはそういう事でした。
    ハーヴェンが物分かりのいい司令で、エルミラは助かりました。
    最後の終わり方に現在、彼がどの位狂っているのかを書いてみました。
    まさに死者の王らしい現状です。
    兵士たちが感じている司令への恐怖がこれでした。
    恐ろしいですね。
    さて、州政府軍によって解放軍が討伐され地下で追い詰められているようでしたが、実は全く追い詰められていませんでした。
    「動くな」で集めておいて「目覚めよ」で一気に……です。
    狂ってますね。
    次の作品では狂気から離れたものにしようと思っています。
    お楽しみに。
    本作を読んでいただきありがとうございました。


  • 編集済

    第23話「リーベルの滅亡」への応援コメント

    「ハーヴェンの夢を諦めさせるのは構わないが、海軍魔法兵団の機嫌を損ねるのは避けたい」

    こんな父なら、ハ―ヴェンが伯爵家を〈仮〉とする気持ちも、わかる気がします。
    そして、時代が大きく動きましたね。
    ブレシア帝国によってリーベル王国が滅ぼされ、アーレンゼール陛下が処刑されてしまいました。
    大事な友人が亡くなり、ハ―ヴェンは少し心が傷んだでしょうか。
    ノルトのその後も、気になりますね。

    半ゾンビのハ―ヴェンとの間に子供が出来なくて嫌気がさし、三人くらいいた妻が皆出て行ったというのは、かなり意外でした。
    一人くらいは、ハ―ヴェンの(イケメンな)容姿や伯爵家の地位にしがみつき、妻の座を手放さない女が現れそうな気もしましたが、そうはいきませんでしたね(笑)。
    イリスの蘇生を待つハ―ヴェンの、「何も抵抗しないことによる勝利」といったところでしょうか。
    今後の展開が気になりますね!
    続きを楽しみにしております(*^▽^*)!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    そうですね。
    伯爵家の妻の地位は魅力的だったかもしれないですね。
    ですがその地位保全のためには一子を設けることが大事です。
    半ゾンビには無理でしたね。
    妻になろうとしていた娘達にはいつまでも付き合っている余裕もありませんしね。
    父にとってハーヴェンは跡取りの道具でした。
    いいお父さんとは言えないですね。
    だから(仮)なのです。
    良くないお父さんには、良くない息子が返ってくるのです。
    さて、結果としては勤勉だったハーヴェンは司令室に務めていましたがどうなっていくのか…
    次話をお楽しみに。

  • 第22話「大魔女の評価」への応援コメント

    貴重な野菜に感動しますね。
    時間の魔法を使って、出してくれているんですもの。
    きっと盛り付けも綺麗で、美味しいんでしょうね。
    女将のハーヴェンに対する言葉「元気でね」は、色々と考えさせられますね。
    自分がもし女将であっても、「元気でね」と言ったかも知れません。
    あ。でも、もしかすると、巻き貝は渡したくなるかもです。
    ハーヴェンの身の上について興味が湧き、探りたくなってしまうかも(笑)。
    うーむ、女将はハーヴェンについて本当のところ、どこまで知っているのかな。
    いつも謎めいたお方ですね。
    外法は駄目、ゼッタイ! と牽制しておかないと、他のお客様を守れないですしね。
    ハーヴェン、思わぬ出世をしましたが、海から遠くなってしまいました。
    父の思惑が?!
    面白くて、あっという間に読み終わってしまいました。
    続きを楽しみにしております!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    ロレッタ女将について考えまして……
    彼女が魔法や情報について詳しいですが、ヘイルブル滅亡についてどれだけ知っているのでしょう?
    知っているとしたら一つの街を滅ぼしたことも知っているわけです。
    宿屋号での殺しは厳禁なのに大量殺人犯を堂々と招待してしまうわけです。
    ここは知らないでおくべきだなと考えました。
    その結果、単なる外法使いとして「元気でね」の扱いになるわけです。
    ハーヴェンが陸で出世しました。
    海が遠ざかってしまいましたが、ゴニョゴニョ……
    次話をお楽しみに。

  • 第21話「海軍魔法兵」への応援コメント

    ハーヴェンの転職について、陛下とノルトはもっとツッコみたかったと思われますが、彼らはあの時、立場的に防御に徹する他なかった。
    そしてハーヴェンもまた、せっかくの好機だったにも関わらず、神聖魔法を使って治癒に徹するしか無かった。
    ここらへんが、相変わらずの説得力で感動しました。
    彼らのもどかしい時間の流れが、綺麗にわかりやすく表現されていて、とても勉強になります。
    そして激動(?)の、ハーヴェン遭難!
    ヒャー、どうなるの?!とハラハラしていたら……
    不思議な双胴船、現る!!
    全然、想像していなかったので、嬉しい驚きでした。
    ここでもう、ファンならばすぐにピンときちゃうんですねぇ。
    そうそう、こういう時に必ず助けてくれる、ロレッタ女将!
    宿屋号の登場は、いつもワクワクしますね\(^o^)/
    女将とハーヴェンは、どんな会話をするのでしょう。
    続きを楽しみにしております!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    アーレンゼールはハーヴェンを気にしている場合ではなくなってしまいました。
    ノルトも変な動きを見せれば、政敵に利用されそうです。
    本当はハーヴェンにとって好機到来だったのですが…
    三人共上手くいかないものです。
    彼はきっと、もどかしいですよね。
    で、ハーヴェンの遭難シーンを入れました。
    うっかりと海に落ちてしまいました。
    不思議な双胴船の登場を考えて今回にしました。
    大魔女と死霊魔法使いの対峙が面白くなると良いなと思います。
    次話もお楽しみに。

  • 第20話「帰国」への応援コメント

    アーレンゼールとノルトが心配してくれましたが、逆にその気持を受け取る時、苦く感じてしまう……。
    ハーヴェン、つらいですね。
    二人に相談できたらどんなにいいか!
    彼がこれからしようとしている事を考えると、打ち明けられるわけが無いですよね(´;ω;`)
    定期船のみなさんが、ハーヴェンの死霊魔法のおかげで守られて、昼も夜も安全な航海ができて助かった部分、面白かったです。
    知らないうちに助けられていることってありますよね。
    何とかイリスの蘇生を成し遂げたいという、ハーヴェンの気持ちがすごく伝わってきました。
    そんなハーヴェンを止めたい!と読者は強く思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    アーレンゼールとノルトは、ハーヴェンが何か悩んでいると想像していますが、まさかヘイルブル滅亡と外法についてとは思っていませんでした。
    何でも相談してくれとは言え、これは内容が重過ぎます(笑)
    定期船は楽しんで頂けて良かったです。
    神聖魔法ではすべて悪霊として退治するしかありませんでしたが、死霊魔法では活用出来てしまうのです。
    一方の神官は海霊に〈祈り〉で必死なのに、もう一方の死霊魔法使いはただ一言「散れ」で終わり。
    さすが外法(笑)
    ハーヴェンを止めたいというのは本当にそうですね。
    何て言うか、愛ゆえに狂っていく〜な感じがうまく表現出来ると良いかなと思っています。
    一目惚れ、て厄介なものですね。
    次話もお楽しみに。

  • 第19話「掃討」への応援コメント

    ハーヴェンは、門番に死霊魔法をかけなかったことや、その時の対応についてとても後悔していたんですね。
    ああしておけばよかった、こうしなければよかった、って思いは、後になって襲ってきますね。共感しました。
    でもイリスの髪に、少しだけ彼女の意識が残っていた!
    もしかすると彼女は、蘇生させてあげられる?!
    少し期待してしまいました。
    とりあえず髪以外の部位(言い方)は、埋葬してあげて…。
    ハーヴェンはこれから、彼女の髪と一緒に、リーベルへ向かうのですね。
    ウェスキノは街とともに放置、なのですね。
    わざわざトドメを刺さずとも〈霊場〉をハーヴェンが出たら、ゾンビたちが一斉に襲いかかるので、直接手を下す必要はなし。
    滅んだ街のことも、偽勇者への報復手段も、別にもうどうでもいい、みたいに感じ取れました。
    まだ終わりませんね?
    これから…リーベルで、どのような事に?
    続きを楽しみにしております!

    作者様
    右手が不自由になられたと伺いました。
    詳しいことは存じませんが、そのように大変な中色々な工夫を重ね、素敵な小説を書いてくださり、ありがとうございます。
    これから寒くなってまいりますので、どうかお体ご自愛下さいませ。
    ますますのご活躍、心より応援しております。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    ハーヴェンは堅いキャラでした。
    ふざけているウェスキノに言うべきは言っておく。
    巡礼の筋に拘らず、言うべき報告はさっさと済ませておく。
    そうすればいま頃は新婚生活が始まっており、夫婦が去ったヘイルブルではウェスキノが何の妨げもなく当主の座に着く。
    その頃の夫婦はリーベルで生活しており、夫は神殿をやめて聖医に。
    死霊魔法も謀略も必要のない世界でしたね…
    ですがハーヴェン達は結婚報告が遅れ、ウェスキノは謀略を企てました。
    尤もそうでないと作者が面白くないのですが(笑)
    だからウェスキノの最期を考えてみました。
    面白い最期だったら幸いです。
    それから右手足の心配をありがとうございます。
    実は脳梗塞(だと思います)を患って右手足が不自由になってしまっているのです。
    右手足が治るようにリハビリを頑張っています。
    それまでの間、左手一本での入力になります。
    遅いですが、ご容赦ください。
    次話をお楽しみに。

  • 第18話「魔剣」への応援コメント

    ウェスキノの脳内で繰り広げられる想像が、自分勝手な空回りばかりだったので、「そうこなくっちゃウェスキノ!」と感じました(笑)。
    相手や状況に対する気配りや想像力が欠落しているため、命をかけた重要な駆け引きに挑もうという時に、うまい言葉が出て来ない。
    こういう方ってリアルでもたくさんいらっしゃる気がします。ですが心の中を書くのは大変難しいですよね!さすがです。
    ハーヴェンは丁寧に、イリスと結婚したことや、光る聖剣や勇者の家について執着が無かったことを、彼に教えるんですね。
    少しでも、自分がしたことが「なんの意味も無かった」とわからせるために。
    んで最後は、「イリスを埋葬してから」と、ウェスキノ放置(笑)。
    しばらく怖がっていやがれ!
    ってとこでしょうか。
    そうですね、まずは埋葬を優先しましょう。
    今回は読みながら、ハーヴェンと同じように偽勇者をツッコんでました。
    続きが楽しみです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    今回は「後悔」を描いてみようと思いました。
    よく考えてみると余計な手間でしたね。
    イリスが聖剣の光を根拠に当主の座を求めているのではなく、ただ立ち去ろうとしているのだから放っておけば良かったのに…
    ハーヴェンとイリスの結婚報告も遅いなと思います。
    もう少し早ければそれぞれの望み通りになれたのになと後悔が残るお話でした。
    次話をお楽しみに。

  • 第17話「血筋」への応援コメント

    ハーヴェンが「街を滅ぼす」と決めていたのですから、こうなることはわかっておりましたが…とにかく徹底的な殺戮シーンです。
    とても不謹慎ですが、ちょっと内心スッキリする部分がありました。
    でも、何も知らない弱い人々がゾンビに殺されてしまうのは、酷いですね。
    中盤、ちょっと先が気になったんですね。
    ハーヴェンは最終的に、領主を殺すのかな?と。
    領主はゲス息子ウェスキノを、血の繋がった本当の息子だと信じており。
    息子の言うことを疑わなかったので、ハーヴェンが聖剣を盗んだと思い込んでたんですね。
    展開は、序盤で匂わせがあったような『拷問』で色々、今まで知らなかったことを聞き出すのかな、と。
    でもハーヴェン、自分で推察し、真実に気づきましたね。
    ここらへんが想像と違い、おや!と意表をつかれました。
    んで、結局領主は、イリスに酷いことしてたやな奴だったこともあり、割とあっさりサックリ死んでしまう。
    おおおお……インパクトあふれるお話でした。
    いよいよ、あのウェスキノが…
    ごくり、と生唾を飲みながら(汚い)、先を読ませて頂きます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    やっとハーヴェンにも今回の謀略が見えてきました。
    イリスは聖剣が光る→勇者の末裔である。
    領主は光る→末裔である。
    ウェスキノは光らない→まだ次期当主として早いから。
    いやいや(笑)
    そんな答えはおかしいです。
    領主がまだ若いときにこういう問題は解決しておけば良かったのにと思います。
    これで残る一家はウェスキノとなりました。
    次話をお楽しみに。

  • 第16話「……貪れ!」への応援コメント

    ううう、壮絶なページでした。
    ゾンビたちが人を食す時の咀嚼音にブルブルです。
    でも冤罪によってハーヴェンは酷い目にあっているため、こうなってしまうのも仕方ないような…。
    これからが恐ろしいのでしょうね、きっと。
    ハーヴェンは神聖魔法の呪文を、逆の意味に変えてしまえるのがすごいと思いました。

    正は不正に。

    浄は不浄に。

    剛力は非力に。

    ↑さすがは聖邪です。

    神官たちもゾンビになってしまい、彼の〈霊場〉はますます広くなり…
    ついにあの、勇者一家のもとへ(・・;)
    どうなってしまうのか?!
    怖いけど、読ませていただきます!


    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    以前も述べましたが、この状況で悪者はいません。
    互いに正しいと信じていることをやるだけなのです。
    だからハーヴェンはやっちゃいます(笑)
    これから師ユギエンが聖邪と見込んだ力が発揮されます。
    まさに剛力は非力になってしまうわけです。
    ヘイルブルの人達は死霊魔法の恐ろしさを味わっていきます。
    次話をお楽しみに。

  • 第15話「退治」への応援コメント

    〈聖〉とは、〈邪〉とは、何なのでしょう。
    ハーヴェンと一緒に考えました。
    リアルでもつい最近、身近な方との死別を経験しましたので、このページには色々と思うところがありました。
    一読者の考えだと、一つの人格の中に、〈聖〉と〈邪〉の両方が必ずあるように思えます。
    公的には〈聖〉であるべき人々に、ハーヴェンは冤罪を着せられたわけですね。
    門番には殺されそうになり、ますますの悲劇に(;_;)
    イリスは彼の命令を破り、ついに神様の元へ…悲しいですね。
    若い彼にとっては、今までの思想そのものを根底から覆される一大事ですよね。
    生と死を分かつ瞬間は、このお話のラストだったのだろう、と一読者は思いました。
    この瞬間まで、ハーヴェンとイリスは会話が成立していたわけですし。
    これは、このままでは、済まされないですね。
    自分がハーヴェンだったら、怒りと悲しみと苦しみで、狂ってしまうかも知れません。
    いつも、色々なことを考えさせていただく物語を贈ってくださり、本当にありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    誤嚥性肺炎の方ですね。
    読んでいて衝撃的でした。
    御冥福を祈ります。
    さて、このシーンではわかりやすい〈邪〉はいません。
    ヘイルブルの人達?
    いいえ。
    彼らは聖剣泥棒がまた戻ってきたので成敗しようとしているだけです。
    ハーヴェン?
    いいえ。
    彼は死霊魔法を習得はしましたが、まだ行使していないので現時点では無害です。
    なのに彼に石を投げ、愛する二人を割いて処刑する…
    〈聖〉とは何でしょうね。
    このストーリーを通して私なりの聖と邪の解釈を述べてみました。
    伝わるといいな。
    次話をお楽しみに。

  • 第14話「冗談」への応援コメント

    ハーヴェンとイリスに、黒いフードつきマントをくれたユギエン師匠、いい人ですね!
    過去に人間の醜さに触れ、人嫌いになったというのに、それでも死霊魔法を教えてくれました。
    「信仰心がなければ神聖魔法の知識を習得しただけで終わる」
    なるほど。ここが印象的でした。
    それでも強い好奇心があるユギエンは、ハーヴェンが蘇生魔法を得てイリスを復活させるのを見たいのですね。
    読者もぜひ、見たいです!
    でも…
    二人、三人、四人以上の『生命』が必要なんですよね?
    ううう…と、いうことは…
    ここから、ハーヴェンが取る行動が、不気味な感じに?!
    わかってはいたものの、いよいよ、ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    神聖魔法の一番大事なところは心の有り様、つまりは信仰心じゃないかなと思っています。
    とうとうユギエンは聖と邪を併せ持つことができなかった。
    そこでハーヴェンなら二つを併せ持てるので期待できるというわけです。
    〈蘇生〉が成功すれば奇跡が起きるようです。
    但し、そこはやはり外法なのです。
    奇跡を起こすのに何人も犠牲にします。
    果たしてハーヴェンは愛する者のためにどうするのか?
    次話をお楽しみに。

  • ユギエンが作った〈霊場〉の支配域の外に出たら…
    ハーヴェンの中にあったゾンビの毒が急に効いて、変異が進んでしまうのですね。
    「肉肉肉肉肉…」と。
    そこがシンプルに、読ませていただいていて恐ろしかったです。
    そして、他人事とは思えませんでした。
    身近で大切な方が最近、誤嚥性肺炎で亡くなりました。
    半年以上入院し、「食べたい」をずっと繰り返していました。
    レビー症候群にもなって意識も混濁しており、「(食べ物の名前)持って来い!許さん!」と罵声を浴びたりもしました。
    もう元の、優しくて強かったその方の口調では無くなっており、飢えと乾きに対する恐怖が湧き上がりました。
    美しかった体は最後、骨と皮ばかりになり、見ていて本当に切なかったです。
    人道的、って何だろう。
    生きていること、死んでしまうことって、何だろう。
    考えさせられました。

    死霊魔法の奥義〈蘇生〉は恐ろしいですね。
    生贄から生命を吸い出す際、どうしても蒸発して生命が足りなくなるから最低二人、三人、四人とか_| ̄|○ il||li
    ついにタイトルと同じ『聖邪』という言葉が登場しましたね。
    『聖』と『邪』の力をハーヴェンが得たら、イリスを蘇生させて救えるのでしょうか。
    ハッピーエンドでは無くても、何かしらの救いがあったらいいな、と願わずにはいられません。
    私情も挟んでしまい、長文大変失礼しました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    病気の名前が出てきたのでネットで調べてみました。
    いろいろな症状が発症するのだと知り、驚きました。
    しかもお亡くなりになった…
    御冥福を祈ります。
    さて、ハーヴェンが〈霊場〉の外にでてしまいました。
    結果は「肉肉肉…!」でした。
    ユギエンが前話でハーヴェンと〈聖〉の議論をしなかった理由がこれです。
    〈霊場〉内で意識を保っているに過ぎない神官の若者と〈聖〉について話し合っても不毛でした。
    〈聖〉と〈邪〉では若者を救っているのほどちらでしょう?
    聖邪という言葉について登場させることができてよかったです。
    次話をお楽しみに。

  • 第12話「死霊魔法使い」への応援コメント

    ハーヴェンはユギエン「死霊魔法」に反発を示すのですね。
    今までは石頭の神官だったのだから、当然といえば当然なのでしょうか。
    「魔法使いの中で、召喚士と神官は死霊魔法と相性が良い」という部分が印象的でした。
    ユギエンはハーヴェンと違って大人ですね。
    「この若者の避難は各国の権力者の受け売りだ。言い返してやろう、議論に勝とうという気力が起こらなかった」
    と考えられる理性を持っており、だから人嫌いなのかなぁ、と想像しました。

    うーーん。
    「〈霊場〉の心得もなくその支配域から出れば、外のゾンビではなく体内のゾンビ〉が襲いかかって来る」
    とすると...
    ゾクゾクの展開が待っている気が。
    続きがすぐ読める喜びを噛み締めてます(笑)。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    今回は正義と邪悪の葛藤になりました。
    ユギエンは反発するハーヴェンを好きにさせておきました。
    ですが正義に負けたわけでも無視したわけでもありません。
    彼の言う通りです。
    もうハーヴェンという若者がと神聖魔法の正しさについて話し合っても不毛だからです。
    どう不毛なのかについては…ゴニョゴニョ…
    次話をお楽しみに。

  • 第11話「外法」への応援コメント

    ハーヴェンが一度無気力になり、横になって倒れたところでハラハラしました。
    このまま彼がイリス同様、完全にゾンビ化しちゃったらどうしよう!と。
    でも大丈夫でしたね。ユギエンが助けてくれました。
    ゾンビ化してもイリスは、ユギエンの死霊魔法に従いませんでしたね。
    これが彼女の「愛」の力。
    想いが残っているところに感動いたしました。
    ユギエンに救われ、ハーヴェンと共にイリスも彼の家へ。
    どうやって贄池から脱出したのかを、あれこれ想像しておりましたが、そうか!なるほど!と納得しました。
    助けてくれた人がいたのですね。
    死霊魔法と出会い、ハーヴェンはどうなるのでしょう。
    これからが楽しみです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    今回は「ゾンビって厳しいね」の会でした。
    ゾンビに噛まれた者も、ゾンビになって他の者に噛みつきにいきます。
    残るは意識がある内に始末するか、或いは意識がなくなってゾンビとして目覚めた者を退治するか。
    残酷な選択です。
    ですがイリスへの選択は二つしかありませんでした。
    なのにゾンビを「イリス!」などと呼んで躊躇しているから噛まれてしまいました…
    次話もお楽しみに。

  • 第10話「死への抵抗」への応援コメント

    お久しぶりです!
    しばらく間が空いてしまったので、冒頭からここまで、一気読みさせていただきました\(^o^)/

    この世界にググッと、以前に増して引き込まれました。
    見落としていた部分、少し忘れかけていた部分などに注目できて、とても面白かったです。

    ハーヴェンは拷問を受け、贄池に放り込まれ、絶体絶命の大ピンチ。
    そこに愛するイリスが助けに来てくれて、嬉しさも束の間…
    〈探知〉で状況把握が出来ておらず、後ろから来たゾンビにイリスが襲われてしまう_| ̄|○ il||li
    〈祈り〉が効いていると安心し、彼にしては珍しく少し気が緩んでいたのでしょうね。
    『安心』から『恐怖』に転じる、心理的な部分が上手く表現されていて、素晴らしいと感じました。

    これは悲劇ですね…
    どんな展開になるのか、ドキドキしながら見守りたいと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    お久しぶりです。
    私も右手足不能ですが頑張っています。
    再開した執筆や返信はフリック方式で入力しております。
    左手だけなので苦労しております。
    そのせいで入力が遅いですがご容赦ください。
    さて、いよいよ贄池シーンです。
    死と闇の地といえば悪霊やゾンビの登場です。
    これまで聖属性の力で対抗してきたハーヴェンでしたが、愛するイリスを前にしてつい油断してしまいました。
    ここは邪の地であり、夜になって闇属性も増大しました。
    聖属性は余所者です。
    気を許すなど以ての外だったのです。
    だからこれから酷い目に遭うのです…
    次話もお楽しみに。

  • 第9話「不当な裁き」への応援コメント

    「これは真実を明らかにする裁判ではない。
     すでに決まっている結論に向かって進行する茶番劇だった。」

    実に酷い!
    発言権も剥奪し、真実を確かめないまま死刑とは(; ・`д・´)
    事実を確認せず「思い込み」がまかり通る世の中は、本当に恐ろしいですね。
    でも過去には(もしかしたら現在も)、こういった事例が数えきれないくらいあったのでしょう。
    改めて「権力者」の所業について、考えさせられました。
    ハ―ヴェン、死を覚悟するほど酷い目に遭ってます。
    イリスはどうしているのでしょう…………心配ですね。
    ついに死者がウヨウヨする贄池に、ハ―ヴェンが落とされてしまいました。
    可哀想すぎますね…………。
    これからどうなるのか、ゾクゾクしながら見守りたいと思います!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    昔は東洋・西洋問わず、冤罪が酷かったという話を聞いたことがありました。
    防犯カメラも科学的な捜査もない時代ですから、盗品が部屋にあれば泥棒扱い、興奮した群衆が「あいつは魔女だ!」と叫べば有罪になってしまったのではないかと……
    本第9話でも、ハーヴェン&イリスの容疑は極めて濃厚であるとなってしまうわけです。
    祭壇から消えた聖剣が客室ベッド下から出てきたというのはかなりまずい。
    加えて神殿&武器屋の証言もあり、濡れ衣を晴らすことはできませんでした(´;ω;`)

    イリスはどうしているのかというと……まあ、アレです。
    いつもの「ゴニョゴニョ」という奴です(笑)

    ハーヴェンに対して刑が執行され、贄池の畔に落とされてしまいました。
    このままではゾンビに食われるか、悪霊に憑りつかれて自刹させられてしまいます。
    そうなると地下の異臭部屋に繋がらなくなってしまうので困ります(作者が)
    そこで……

    次話もお楽しみに。

  • 第8話「歓喜」への応援コメント

    いつも通りの朝を迎えたはずが、とんでもない事態に。
    イリスとの旅立ちが、いよいよ怪しくなってきましたね(◎_◎;)
    それにしてもウェスキノ、ハ―ヴェンとイリスに無実の罪をなすりつけるなんて……許せません。
    この世界には防犯カメラがありませんから、こんな風に濡れ衣を着せられる事件は、多かったでしょうね。
    全てが明るみに出てきちんと証明されたらいいのに、と思わずにはいられません。
    ウェスキノの父は、彼が聖剣に触れても光らなかったことに、最後まで気づきませんでした。
    これで全てウェスキノの思惑通りですが……これからどうなってしまうのでしょう。
    気になります(; ・`д・´)
    続きを楽しみにしております!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    防犯カメラ!
    本当にそれです(´;ω;`)
    魔女裁判とか謀反の疑いとか、中世の冤罪は酷かったようです。
    なので、この悪作者は話が作りやすくなるわけです(笑)

    ウェスキノの謀略から逃れるには……
    やはり〈さっさと〉旅立つべきだったかもしれません。
    ハーヴェン「結婚してくれ! 一緒にリーベルで暮らそう!」
    イリス「はい! すぐ行きましょう。今日行きましょう!」
    ……というくらいの行動力で(笑)
    でもハーヴェンは真面目を通り越して石頭ですし、彼女もそんな誠実さに惹かれたわけですし、無理でしたね。

    ウェスキノの企みはここまで順調です。
    無知な父を動かすことに成功しました。
    このまま悪公子の一人勝ちで終わるのか?
    あるいはハーヴェン&イリスが逆転勝利するのか?
    次話もお楽しみに。

  • 第7話「ホラ話」への応援コメント

    想像と大きく違っていて、驚きました!
    ウェスキノが触れても聖剣が光らなかったのは、彼にも勇者の血が流れてはいるものの、聖剣を持つに値する人格が備わっていないからだと、勝手に読者は思っておりました(◎_◎;)
    このような事情ならば、彼は確かに絶体絶命のピンチですね。
    この事実が明るみになれば血統によって守られてきた立場が、全部失われてしまう。
    今では当たり前になっている血液検査が無くて良かったですね。
    しかし。このことを隠ぺいするためにウェスキノは…………。
    イリスとハ―ヴェン、これはピンチですね!
    底意地の悪いウェスキノが考えそうな、とんでも無い展開の面白さに唸りました。
    ますます続きが楽しみです!



    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    想像と大きく違っていましたか。
    作者「よっしゃー! (≧▽≦)」ってなりました。
    ウェスキノは全然勇者らしくありませんでしたが、本当に勇者ではありませんでした。
    そりゃあ聖剣が光らないわけです。
    仰る通り血液検査があったら一発でアウトでした。
    そして……
    あぁ、またややこしい展開になってきてしまいました。
    勇者一族は人間としてかなり間違っている人たちでしたが、〈偽勇者〉という一点においては罪があるとまでは言えないと思うのです。
    まさかすでに妊娠していたとは知らず結婚してしまった領主と正室。
    ただ産まれてきただけのウェスキノ。
    さて、誰を悪者にしようかな……(作者悪い顔)

    次話もお楽しみに。

  • 第6話「同質」への応援コメント

    神殿に集まった農民たちをウェスキノは罵りましたが、ハーヴェンは英断だったと褒めました。
    ゾンビが集まれば騒ぎ立てたくなる気持ちも、良くわかりますが…………
    この辺、ウェスキノのゲスっぷりが見事に表現されていて、素晴らしかったです。
    こういった対応しか出来ない方、意外と身近に何人かはいますね。
    こうはならないよう、読者も気を付けたいと思いました。
    ウェスキノが人格的な成長を遂げてさえいれば、もっとスムーズにこの事態は収拾できたでしょうし、聖剣に選ばれたのは彼だったかも知れませんね…………。
    イリスが触れた途端に光ったということは。
    しかも、陰でこっそり兄ウェスキノが、光ったところを見てしまったということは!
    波乱の予感で一杯です!
    続きを、楽しみにしております(*^▽^*)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    経歴や持っている資格は立派なのに、発揮してくれない。
    同僚だけど、偉い人と親しいので実質、上司より偉くて誰も注意できない。
    本人はこの集団の中心人物だと勘違いしている。
    ウェスキノのキャラクターのモデルは、まさにそんな感じの人物です。
    ゲスです(笑)

    聖剣は人間世界の力関係なんて気にしません。
    「我が子孫が聖剣の力を蘇らせ——」という勇者伝説にある通り、末裔イリスレイヤによって蘇りました。
    次話以降でなぜウェスキノではダメだったのかを明らかにしていきたいと思います。

    波乱の予感——
    ですね。
    確かに荒れると思います(笑)
    でも多少荒れた方が愛が深まると、どこかで読んだような気もするので……ゴニョゴニョ……

    次話もお楽しみに。

  • 馬車の中、無言の二人。
    言葉にしてしまうと、楽しかった時が終わってしまう…………。
    (↑ 少しポエム入ってます)
    冒頭の二人からは緊張感が伝わって来ました。
    ハ―ヴェンの求婚、すぱっと潔くて、カッコ良かったです(#^^#)
    自分がイリスだったら、この一乙女(?)読者の答えも迷わず、「はい!」になると思います。
    良かったですね、ハ―ヴェン、イリス。

    まだ結婚のことを伝えていないうちに、事件発生。
    ウェスキノが、大切な聖剣を振り回す、というおバカっぷり(゚Д゚;)!
    しかも、ゾンビに腕や肩を嚙み千切られた農民が神殿へ。
    これって何だか、ウェスキノが剣を振り回した「たたり」みたいにおもえるのって、この一読者だけでしょうか。
    〈浄化〉が、間に合うと良いのですが。
    それから、ハ―ヴェンとイリスが無事結婚できますように、祈っております!


    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    『馬車の中、無言の二人』
    ん?
    馬車?
    読み返してみると、イリスレイヤの初登場は馬車でしたし、ウェスキノの〈御厚意〉の中に道案内&馬車という解釈も成り立ちますよね。
    なので冒頭『ヘイルブル領内の旅は~』を『ヘイルブル領内の〈徒歩の〉旅は~』に修正しました。
    ハーヴェンはウェスキノからお堅い奴だと思われているので、徒歩で回るつもりだということはわかっています。
    よって断られるとわかっている馬車を出そうとはしません。

    本第五話において、ハーヴェンは便利なキャラでした(笑)
    彼自身が言っている通り、実家にとって〈予備〉の男子なのです。
    神官をやめようが、誰と結婚しようが、家に迷惑がかからない限り「あ、そう」で済んでしまう存在でした。
    彼は旅の途中、リーベル人である自分こそが彼女を海の向こうへ渡らせることができるのだと気付くわけです。
    二人は夫婦になりましたが、結婚の報告やウェンドアでの暮らしのこと等、まだやることがあります。
    でも二人はきっとどんな困難も協力し合って乗り越えていくことでしょう(遠い目)

    ウェスキノの聖剣振り回しと仲間の〈浄化〉を求める農民の群れがタイミング良すぎて、確かに〈たたり〉みたいですね。
    司祭のくせに神聖魔法が使えない名ばかり勇者は、ゾンビ化した農民に噛まれればいいのにと思ってしまいました(笑)

    次話もお楽しみに。

  • 第4話「侍女と公女」への応援コメント

    イリスレイヤの境遇、ひどいものです。
    この一読者なら、ひねくれて闇落ちしそうです。
    母違いとはいえ、血を分けた兄からもずっと冷たくされ続け………
    身を案じてくれる者すら、いなかったとは。
    それでも笑顔を絶やさず、一生懸命生きて来たのですね。
    たとえ一目惚れしていなくとも、手を差し伸べたくなりそうです。

    それにしても、神聖魔法〈聖域〉や、ゾンビ退治ができる〈祈り〉は素晴らしいですね!
    勇ましく自分を守ってくれた彼に、
    「イリスレイヤ〈殿〉ではなく、イリスとお呼びください」
    と伝えるイリス。
    良かったですねー、ハ―ヴェン(#^^#)!
    二人の関係がどんどん親しくなっていきそうで、見ていて嬉しくなりました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    彼女の境遇は本当に酷いです。
    赤子の頃に神殿へ預けてしまうという選択肢もありましたが、勇者一族は代々、司祭の資格を得るのが慣わしとなっています。
    結局、ウェスキノが来た時に嫌がらせを受け、神官たちも右へ倣うでしょう。
    どの選択肢を辿っても嫌な目に遭う運命でした。
    それでも曲がらず明るい子に育ったのは母親がいい人だったのかもしれない。
    ……というキャラ設定でした(笑)

    〈祈り〉と一緒に、新登場の神聖魔法〈聖域〉も楽しんでいただけて良かったです。
    少数の神官で巡礼団を守らなければならないと想像しました。
    もしかしたら神官一人という場合も……
    今回のような群れvs一人において〈剛力〉では防ぎきれません。
    そこで、昔の神官が編み出したのが〈聖域〉でした。
    ……刃物を使わない分、神聖魔法がより物騒に進化していったのではと考えました。

    ヘイルブルの聖地巡りはハーヴェンにとってボーナスステージのようなものでした。
    ポイントを荒稼ぎできます(笑)
    で、ついに「イリスとお呼びください」となるわけです。
    二人はもっともっと親しくなっていってほしいものです(*´ω`*)

    次話もお楽しみに。

  • いやーもう、面白くて唸りました。

    勇者の末裔、ヘイルブル領主の御子息、ウェスキノ。
    やる気はないし、決まり事を守らない。
    神聖魔法を全く修得していないのに、司祭の資格を有している?

    ↑ これだけでもう、嫌われ要素満載ですよね(笑)。
    今後読ませていただくのが、とても楽しみなキャラです。

    競争はうんざり、と士官学校ではなく神殿に入ったハ―ヴェン。
    せっかく賢い選択をして兄弟と同じ土俵で戦わずに済んだのに、まさかウェスキノみたいな男の家に泊まる羽目になるとは!!

    ああ、ハ―ヴェン可哀想に…………
    と、同情しかけたところに、一目惚れしたばかりのイリスレイヤ登場!
    彼女がどうして侍女?
    もしかしてあの時は、誰かの替え玉だったとか?

    うーん、続きが気になり過ぎてワクワクしています(≧▽≦)!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    はい。
    好かれる要素が一つも見つからない公子ウェスキノの登場です。
    どんな奴だったら腹立つだろうかと考え、すぐに浮かんできたキャラクターでした(笑)

    ハーヴェンは神殿魔法兵の訓練に参加したり、と場の空気に溶け込む努力を惜しまない人物ですが、ウェスキノは場の空気を破壊します。
    強引に神殿から館へ宿所を変更してしまいます。
    作者がやられたらストレスMAXですね。
    でも館へ強制移動させられたためにイリスレイヤと再会できました。
    災い転じて福となす、という奴ですね。

    さあ、ハーヴェンはどうするのか?
    改めて「いい加減にしろ!」とウェスキノを怒鳴りつけて帰るのか。
    あるいは「い——いや……ゴニョゴニョ」と飲み込むのか。

    次話もお楽しみに。

  • 第2話「最前線」への応援コメント

    「しばらく天を仰いだまま目を瞑り、内から湧き起こる絶望感に耐える。」
    ↑ この部分、面白くて笑ってしまいました(≧▽≦)!
    若かりし日のハーヴェンは、思慮深くて怖がりな青年だったのですね。
    行きたかったはずのトイレを我慢してしまうかの如く(少し違う!)、イリスレイヤが善意から馬車に誘ってくれたのに何故か、
    「徒歩でなければ、意味がないので……」
    とか言って、ついついカッコつけちゃう。
    なるほど。こういう方を石頭と呼ぶのだなと、納得いたしました。

    「いまも神と勇者は対立せず、仲良く並び立っている」
    ↑ この部分、とても興味深かったです。

    リアルでいうと日本の寺と神社の歴史に、どこか似ているなあと感じたりもして。
    政治的な意図が反映されて、ある時期においては融合していたり、ある時期においては切り離されたり、内容すら大きく歪められていたり。
    誰が何をどのような意図で、『神』や『勇者』や『魔王』にしていったのか。
    ヘイルブルには〈贄池〉という恐ろしい場所もあるようで、隠された真実がそのうち出てきそうで、ワクワクしています。



    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ハーヴェンのときめき物語第二話になりかけてしまいました。
    でも彼は神殿魔法兵——神官です。
    日本だったらお坊さんです。
    煩悩に負けてはいけません。
    リーベルではお堅い優等生キャラだったので、煩悩を与えた上で捨てる苦しみを体験してもらうという神(作者)の試練でした(笑)

    照れくさくて「徒歩でなければ——」と強がってみたものの、後から後悔がズゥーーーンという感じがして面白いかなと思いました。

    『日本の寺と神社の歴史に——』
    はい。
    そんな感じです。
    日本でも「本願寺〈勢〉が!」というときがありますよね。
    一つの勢力なのです。
    リーベルでも海の三賢者を祀っている霊廟〈勢〉と神殿〈勢〉の対立がありました。
    市民レベルではどちらもお参りに行きますが、勢力の上層部はほぼ没交流です。
    それだけに神と勇者が同居している環境は若いハーヴェンには新鮮な驚きでした。

    贄池はいろいろと楽しいことになりそうです……作者として(笑)

    次話もお楽しみに。

  • わあー\(^o^)/
    とても嬉しいです!
    中村先生の新連載!!

    今回はハーヴェンが主人公なのですね!
    神聖魔法〈剛力〉が、興味深かったです。
    刃物を使えないとなると、魔法で力を強めるしかない…………。
    そうやって生み出された、プンプンしてくる矛盾ありきの神聖魔法も、これからたくさん見られるのでしょうか。
    今後ますます楽しみです。
    アーレンゼール殿下とノルトも再び登場し、懐かしいシーンが甦りました。
    しかしハ―ヴェン、なんとも初々しい!
    若かりし頃は、こんな風にときめくお方だったとは…………。
    ああ、早く本編の方も読み返したいですー。
    まだ闇落ちしていないハ―ヴェン、なんと美しい女性に恋を?!
    イリスレイヤ様………本編に名前が出て来たような気もしますが、忘れてしまっています、すみません!
    続きがとても楽しみです ^^) _旦~~

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    楽しみにしていただいて、こちらこそ嬉しいです(*^▽^*)
    七〇万字超にならないよう頑張ります(笑)

    今回はずっと気になっていたハーヴェンについて語りたいと思います。
    またもや本編で先に結論が出ているキャラのエピソードを書き始めてしました。
    殿下たちと力を合わせて海霊退治をした正統派(?)キャラクターが、如何にして異臭部屋の親玉になるのか、そのプロセスを楽しんでいただければと思っています。

    神聖魔法〈剛力〉は中世の武器の資料を見ながら考えました。
    打ち所が悪ければ一撃で撲殺できそうですが、逆に打ち所が良ければ痛いし、相手の怒りを買う武器ではないかと。
    何とか一撃で済ませる方法はないかと考え、オーガの腕力でぶっ飛ばしたら一撃必殺じゃないかと閃きました(笑)

    イリスレイヤは……本編には出てないと思います。
    『アレータの竜騎士』の終わり頃に作ったキャラクターなので。
    このときのハーヴェンは一〇代後半の若者なので胸キュンがありました。
    作品のタグ(?)にもある通り、彼の恋愛についても書いていきたいと思います。

    次話もお楽しみに。