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  • 第8話への応援コメント

    中々難解な話の様で、一度見るだけでは理解するのは難しいかもですが、読んだ後凄く心に残る作品ですねー
    物書きの父の一言を聞き葡萄酒を盗んでしまった少年、その少年が罰として乗せられた一層の小舟で起る不可思議な出来事……
    その時代背景・文体と合わさって明治~昭和初期位にタイムスリップしたような、あるいは夢から覚めたような、自分も不可思議な感覚に陥っています
    少年が人魚を捕獲したのは、ただ見世物にしたかったのか、それとも……多分数度読み返す事で色々な解釈が出てきそうですね

    少なくとも自分の様な今流行りの転生ファンタジー物ばかり読んでいる者では、この読者をその世界感に引き擦りこむような圧倒的な文圧?を表現する事は出来ないでしょう
    作者様の作品を、もっと読んでみたい、そういう誘惑にかられる短編ですねー 

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    このお話は19か22か、そこらで書いたものを思い出しながら一気に書いたものです。初めの試作の人魚は紫色の鱗で、竪琴は少年が夜の海で悲しまないよう役人がせめてもの情けと渡したものでした。そして、少年の性格は気弱で、人魚は天真爛漫な娘のよう、と改めて書いたものと随分違います。人魚は少年を慰めるために海中で歌い、人魚にはエラもありました。お役人はあるいはいざという時に使え、眠ってもどうなっても知らないぞ。波に飲まれるかもしれない。決めるのはお前だと、液体の眠り薬を渡され、そこで少年は人魚の顔とエラの近くに、眠り薬を垂らす。あとは浮かび上がった美しきものをこの手にするだけ。
    みたいなものでした。
    長文失礼いたします。
    改めて、コメントありがとうございます。

    編集済