幼馴染彼女に裏切られた。
理亜
第1話 経験者
「最後までシちゃったね……」
「だなぁ……」
今日、俺は童貞を卒業した。
俺は初めてだったから本当に緊張したよ。
一方、
「お前、初めてじゃなかったんだな」
「うん……中学三年生の頃、
「っ……そっか。
「……」
中学三年生の頃まで
彼氏の名前は
コイツ、拓哉とエッチしたことあんのか……。
クソっ、なんであのクソ野郎とエッチしたんだよっ。
真帆と拓哉がエッチしているところを想像して、チクチクと胸が痛む。
「お前……まだ拓哉のこと好きなのか?」
「は……? 好きなわけないでしょっ。アイツはっ……アイツはアタシのこと裏切ったんだよっ」
「……」
中学3年生の頃、拓哉の浮気が発覚した。
あの男は真帆を裏切って他の女と浮気してたんだ。
それが原因で真帆と拓哉は別れた。
あっ、ちなみに、俺と真帆は付き合ってないぞ。
そう、俺たちは恋人じゃないのに、最後までシちゃったんだ。
本当にコイツと最後までシてよかったのかな……?
ちょっとだけ罪悪感を感じる。
「ねぇ和馬」
「ん? なんだよ?」
「アタシの身体どうだった? その……気持ち良かった?」
「おう、最高だったぞ。最近買ったオナホより気持ち良かったわ」
「オナホと比べんなっ! 死ねっ!」
「あはは……わりぃ、わりぃ。けど本当に気持ち良かったぞ?」
「ふ、ふーん……ならいいけど」
真帆とエッチするのは本当に気持ち良かった。気持ち良すぎて二回も真帆を求めちゃったよ。
また真帆とシたいなぁ。けどもうダメだよな。俺たち恋人じゃないし。
「その……アタシも凄く気持ち良かったよ。何回もイっちゃったしね」
「あれって俺を喜ばせるために演技してたんじゃないのか?」
「っ……そ、そんなわけないでしょ。演技する余裕なんかなかったわ」
「あっ、そうなんだ」
「う、うん……」
行為中、真帆は何回も絶頂に達していた。
俺を喜ばせるために演技してるのかな?と思っていたけど、本当に感じてたらしい。
あれは演技じゃなかったのか。なんか嬉しいな。
「俺と拓哉、どっちの方が気持ち良かった?」
「それは……」
「正直に答えて。
「……」
俺の問いに真帆は黙り込む。しばらくして真帆は口を開いた。
「……和馬の方が気持ち良かったよ」
「え……?」
真帆の言葉に俺は思わず目を丸くする。
「ま、マジで?
「うん……和馬とする方が気持ち良かったよ。だからその……もう一回だけエッチしない?」
「え? は……? さっき2回もしたじゃん。お前、まだ満足してないの?」
俺の問いに真帆は「うんっ……」と頷く。
今日、俺たちは連続で2回もエッチした。にも拘わらず、真帆はまだ満足してないようだ。
コイツ、結構性欲強いんだな……。
「和馬っ……もう我慢できないよっ。最後までしよっ、ね?」
「はぁ……分かったよ。もう一回相手すればいいんだな?」
「うんっ」
再び俺たちはベッドの上で激しい運動を楽しんだ。
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