最強剣士の唯一の弱点~剣術しかいじれない俺は、この学園に移ってから女の子たちの行動に対して反撃の力がない~

宮未 シユウ

プロローグ

*

狂人……狂人だらけだ。

この世界の人は例外なく。


幼い頃、父の影響で剣士を志す。何年の苦労を経て、何度の涙を流して、やっとこの分野の頂上に着いた。


「最強剣士」。


人々はこの称号を与えた。

その時は遠慮なく引き受けた。みんなのおだての中で、だんだん自慢になってきた。

俺が人に話しかけるたびにこの名前が付いてきた。相手にしてくれず、黙って距離を置いてくれる人もいる。

しかし、もっと多くの人が喜んで俺と仲良くしてくれて、彼らの顔には、ほぼ同じ笑顔があった。


——誠実な笑い。


こうして、友達を収穫した。親友とは言えないけど、これで十分だと思う。

当時の俺は、たった一つの言葉でしか形容できなかった。


——クズ。


その数年間、あちこちで人を探して事件を起こし、もう少しで強盗の仕事をするところだった。

付き添いは必要ない。実力で一人で解決できる。


自分の中ではまだ結婚して子供を産みたいと思っていて、生計はこのようなまじめでないことで維持されている。

しかし現実は、嵐のように、俺に向かって顔を真っ向から打ってきて、夢から目覚めさせた。

あるいは何と言おうか……死んだように昏睡して、自分を迎えたのは、終わりのない悪夢だった。


俺は、初めて敵と相手以外を殺した。

あの人は、初めてできた友達だ……。

背中にナイフを当てたが、致命傷ではなかった。その時、最初の反応は遠くない剣を手に取り、襲った人に切りつけることだった。

ベッドに座り、左手には血の乾いていない剣を持ち、右手には「友人」の血がまみれていた。

すぐにトイレに行って手を洗いた。頭がまだブンブンしていて、あの血生臭いシーンを思い出して、吐き気がして吐き気がしてある。


その時になって、「最強剣士」を3年間背負ってきた俺はやっと一つのことを知った。

友達は友達ではない。その誠実な笑いはすべて偽りのものだ。

自分は3年経って、剣術はもう昔には及ばない「友達」を自称する人たちも気づいている。

そこで、自分の正体を現して、俺の不用意なうちに、この名前を盗もうとした。


……最低だ。


その夜は長いこと考えていたが、最後に一つの観点を樹立した:この世界の人はすべて俺の敵だ。誰も信用できない。

さらに自分の家族に疑いをかけた。

「友人」たちは自分の仲間が死んだことに気づかなかった。彼らは依然として組合で俺に挨拶してくれてある。しかし、彼らが気づいた時、冷たい目で、彼らの体をじっと見つめていた時、彼らは見識を持って行ってしまった。

こうして、再び友達を失い、また始まったばかりの状態になった。ひとりぼっち。

いや、そうは言えない。「最初から本当の友達ができなかった」はずだ。


おかしいな……昔の俺はよ、自分を見つける女の子たちがいると思っていたのに……


今も追求しない。女性と話をした経験がないので、母を除いて。

俺の目には、この世界は、俺とは全く関係がない。


離れたいなぁ……自分の能力で。

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