ブラック調理師に疲れ果てた俺は、ホワイトねぎ農家への転生を成し遂げる!

ただの農家の実録エッセイかと思いきや、まさかまさかのなろう展開を彷彿とさせる山あり谷ありの起伏展開てんこもり。

農家への転生(職)の過程も、シンプルながらわかりやすく書かれており、その中で前世(職)の調理師スキルを活かして、周囲の方々の協力、信頼を取り付けて地盤を固めていくところは作者の方も述べていますが、まさになろうそのもの。
そして、テレビ出演もされており、そこでも存分に調理師スキルを活用されている様子。

苦労話も一読の価値あり。
実録エッセイだけあり、なろう展開のようでなろう展開でない、リアリティあふれる描写も必見。
わかります、わかりますよ。
倉庫のくだりなんかあるあるすぎて、読んでてつらかった。

しかし、苦難の末、見事に現実の世界で転生に成功。
よかった、本当によかった。
結末は、良質な俺達の戦いはこれからだ!エンドで、読後感も実に爽快です。

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