第2話 トラウマ

三田「へー、君も図書委員だったんですね。ぼく1年4組の三田です。よろしくお願いします」

吉沢「どうも。1組の吉沢です。ところで三田さんはハロウィンではしゃいだりする派の人ですか?」

三田「え? あ、いえ。両親が教師をしててそういうのにうるさくて」

吉沢「そうですか。よかったです」

三田「よかったって?」

吉沢「いえ。ただ昔ハロウィンの日に、ビキニにふんどしを巻いたオッサンに追いかけ回されてから、あの奇祭に参加する輩は須くその気があると思っていますので。悪しからず……」

三田「吉沢くん、初手で地雷原に関する質問するのやめた方がいいよ?」

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