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空色の杯に音楽を注ぐへの応援コメント
これは、あれですね。もう最後のひと押しも必要ないぐらい、お互いの気持ちが分かってる二人の、最高に「接近」した瞬間を描いた掌編と言いますか。
これの次の段階っつーたら、もうキスしかないもんだから、その手前の、未だ物理的にはくっつかないけれど、だからこそ二人して高ぶって、ある意味いちばんアツくなってる段階なわけですね?
かなりチャレンジングな内容だなーと思います。描写力だけで、恋愛のいちばん純粋な瞬間を切り取ろうとしてるわけですから。私はこういう作品の審美眼はあんまりないのでどう評価していいのか迷いますが、すごく濃密で青春っぽい気配は十分過ぎるほど伝わってきます。タイトルとか描写の一つ一つとか、色々と過剰なところもあるわけですが、それが却ってこの年齢のキャラらしくていいです。
これはもう、文芸系恋愛小説の専門家に見てもらってください、としか言えないんですけれど、カクヨムで来てくれるかな、そう言う人?
2/8追記
>実はまだ接近と接吻の間に告白が残されていました。
そう、それをあえて指摘すべきかどうかちょっと悩みました。
告白すらない、いわばドラマ構造のない掌編、でもそのシーン内容でできる限界を描いたのなら、とそこは触れなかったのですが、告白が入ったのを読んでみると、やはりこちらの方が正解でしょうね。最低限の処置ではっきりとドラマが生まれて、最大の効果を上げた改稿例だと思います。というわけで、星1つ追加させていただきました。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、描写力だけでどこまでいけるか挑戦した作品になります。目標としていた作品があるのですがやはり、そこまでは到達できませんでした。それでも濃密で青春ぽい雰囲気は出せていたようで嬉しい限りです。
この二人、実はまだ接近と接吻の間に告白が残されていました。ですので、助言をもとにそれも入れさせていただきました。
重ねてにはなりますが、ありがとうございます
空色の杯に音楽を注ぐへの応援コメント
高校の昼休みの教室の描写から入り、ふたりきりで音楽を聴く情景がすんなりと浮かんできました。
冬の空気感と、春の訪れを確かに感じました。
暖かい雰囲気の話で面白かったです。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます
冬の空気感、春の訪れを感じていただけて嬉しいです。冬の乾いた空気と夏とは違った空を頑張って書いた甲斐がありました。
重ねてにはなりますが、ありがとうございました