龍神ドライガー×探偵ヒーロー エクスカイザー ドライガーアフターストーリー &エクスカイザービギンズ

第12話「死闘」

ディメトロドン怪人とパキケファロ怪人は完全に変貌を遂げた。

「ヒーロー共……ぶっ殺してやる……」

ディメトロドン怪人とパキケファロ怪人が襲い掛かって来る。

「来るぞ！」

3人は構える。

ディメトロドン怪人は触手を素早く動かし襲って来る。

3人はその攻撃を必死に避ける。

だが、避けるのに精一杯で反撃に移れなかった。

「クソッ……厄介だな……」

ダッシュライザーは高くジャンプし、空中から『ダッシュスナイパー』で攻撃する。

『ダッシュスナイパー』の弾丸が触手を撃ち抜いて行く。

「よし！今だ！！」

ドライガーとエクスカイザーはその隙に攻撃に転じる。

一気に距離を詰めようとするが、パキケファロ怪人の鉤爪がドライガーとエクスカイザーを襲った。

「ぐぁっ！？」

「うわぁぁ！？」

そして、地上に着地したダッシュライザーにもディメトロドン怪人の触手が迫る。

「何っ！？」

ディメトロドン怪人の触手は直ぐに再生していた。

ダッシュライザーは足を捕らわれ身動きが取れなくなった。

「クソッ」

ディメトロドン怪人がダッシュライザーに迫る。

ドライガーとエクスカイザーはパキケファロ怪人との戦闘を続けている。

「クソッ……あの鉤爪は厄介だな……」

そう言うとドライガーは『ドラゴニッククロー』を装着した。

ドライガーは『フォースドラゴン』にチェンジ。

「おおー！何かカッコいい！！」

エクスカイザーはそれを見て興奮する。

「だろ？行くぜ！！」

ドライガーは飛翔する。

『ドラゴニックドライブ』

ドライガーの必殺技が発動しパキケファロ怪人に攻撃。

パキケファロ怪人に見事命中。

「す……凄い！凄過ぎる！！」

「おい、工藤！感心してないでこっちも手伝え！！」

ダッシュライザーはディメトロドン怪人に身動きを封じられながらも必死に抵抗していた。

「ああ！？わりぃ！」

エクスカイザーはダッシュライザーの助太刀に向かう。

エクスカイザーはディメトロドン怪人に攻撃。

「ぐあっ！？」

そのダメージでダッシュライザーを捕らえていた触手を離す。

「よし！」

ダッシュライザーは態勢を立て直し再び攻撃。

2人の見事なコンビネーションでディメトロドン怪人を追い詰めて行く。

「やるね！」

だが、ドライガーにもパキケファロ怪人が突進してくる。

「うわっ！？こいつ……まだ戦えるのか！？」

「フンッ……ゲイラー細胞は強力だな……あらゆる生物と同化し凶暴にする……それを応用すればいくらでも生物兵器が作れる……」

「兄貴も良いところに目を付けましたね……」

スカーとブラウは戦いの様子を見ながら話している。

ドライガーはパキケファロ怪人のタフさに苦戦する。

「クソッ……フォースドラゴンはただでさえ負担がでかいってのに……」

エクスカイザーとダッシュライザーもディメトロドン怪人との戦いを続けている。

「クソッ……攻撃しても攻撃しても……ダメージを与えられてる気がしない……」

エクスカイザーはそう感じていた。

「このままじゃこっちが先に消耗する……どうするか……」

ディメトロドン怪人の回転ノコギリが2人を襲う。

「うわっ！？」

「ぐっ……」

その様子をエクスライザーも見ていた。

「やれやれ……仕方ないな……今回だけは協力してやるよ……探偵………」

そう言うとエクスライザーはディメトロドン怪人とエクスカイザー達の間に割って入った。

「！お前……」

「何しに来た？」

「おいおい……何しに来たはないだろ？助けてやるってのに……」

「エクスライザー……」

「お前……何を企んでる？」

ダッシュライザーはエクスライザーを疑っていた。

「まぁ、見てなよ……お巡りさん」

エクスライザーはディメトロドン怪人に『ライザーショット』で攻撃。

「ぐわっ！？この……こそ泥やろー！！」

更にエクスライザーは『ミラージュキー』を使った。

ディメトロドン怪人はエクスライザーの幻影に攻撃した。

「何っ！？」

「どこ狙ってるんだ？こっちだよ？」

「この……小馬鹿にしやがって！」

ディメトロドン怪人はエクスライザーに攻撃。

しかし、それも幻影。

「チッ……またか……」

エクスライザーはディメトロドン怪人を完全に翻弄していた。

「凄い……」

エクスカイザーは感心している。

「おい……感心してる場合じゃないぞ……」

「あっ……そ、そうだな……」

「こっちは俺達に任せろ…お前はドライガーを助けに行け」

「分かった！」

エクスカイザーはドライガーの元に向かいダッシュライザーはエクスライザーに加勢する。

「おい、加勢するぞ」

「え？お巡りさん……まっ、たまにはお巡りさんと組むのも面白いかな……」

「フンッ」

エクスライザーとダッシュライザーは2人でディメトロドン怪人に挑む。

そして、エクスカイザーはパキケファロ怪人に苦戦するドライガーに加勢。

エクスカイザーがパキケファロ怪人を蹴り飛ばす。

「うわっ！？」

「エクスカイザー！」

「こっち手伝います！」

「すまない……」

エクスカイザーは『EXキー』を使った。

エクスカイザーは『エクストラフォーム』にチェンジ。

「おっ！じゃあ俺も！」

ドライガーは『雷の宝玉』を使った。

ドライガーは『ライトニングドラゴン』にチェンジ。

「行くぞ！」

「はい！」

エクスカイザーとドライガーが構える。

続く……。