第24話 義を持って信に生きる 座標なきこの世界で

私、夏川柚希が魔戒騎士しかも金色騎士である王道来牙と合流していた時、そしてその時同じくしてその頃、私、妖怪であり白山里雪羽もある守りしものである一人の女の騎士と出会うことになった、その計らいをしたのは来牙でありそして来牙は私に黒歴史の遺産である月の書の力をどう使うべきかは彼女にあって聞けばいいという彼女の名は伊弉諾紅羽、神騎の一人でありそして何よりも元漆黒の銀翼のメンバーの一人である伊弉諾雷羽の姉的存在にあたる人物だ、来牙は私に「俺たち守りしものは皆、それぞれに義を持って信に生きる 座標なきこの世界で、お前も答えを探してみろ」とそして下級妖怪と戦う一人の神騎と私は出会う、私も黒歴史の遺産である月の書の力を使い変身を遂げ戦いに加わる、赤色をメインに金色のラインのレオタードスーツそして両肩には小さなグレーのマント、そして金色のテイルブレードに双剣の赤色のレーザーブレード、そしてそう彼女こそが来牙が私に伝えたもう一人の守りしものである神騎グランニールこと伊弉諾紅羽だった、そして深紅の炎を纏わせた双剣の赤色のレーザーブレードが次々と下級妖怪の夜叉を火花とともに斬り裂く、そして私も来牙の助言を思いだしていた「氷の日本刀を作れるのであれば、そしてその刃に青い炎を纏わせることもできるはずだ」とそして私は氷の日本刀を作りだすと青い炎を刀身に纏わせた、夜叉の攻撃を次々と事象を書き換えそして軽々とよけると事象を書き換えながら氷の日本刀に青炎を纏わせた斬撃を次々と火花ととともにくらわせた、そしてそれを見た神騎グランニールに変身している紅羽は私に「あなたが噂の黒歴史の遺産である月の書の力を使う白銀の魔女の称号をもつ雪女ね」とそしてすれ違いざまに互いの炎の刃で相まみえる、そして確かに間違いなくその戦い方は間違いなくかつて漆黒の銀翼に所属していた光の錬金術師であるにつうづるものがある、そしてその証拠に能力を最大限かつ効率よく使うことで魔力と霊力の消耗を極力抑えているからだ、私は襲い来る下級妖怪の夜叉に対してはじめて必殺技を使うことを決断する、そして青炎を纏った氷の日本刀を構え必殺技である氷河結象斬の構えをとった、そして紅羽も両足に双剣の赤色のレーザーブレードが装着され必殺技であるグランニールストライクの構えをとった、そして紅羽は「この一撃は無限を断つ!」と言いそしてグランニールストライクを下級妖怪の夜叉の群れに放ち深紅の炎の光となり爆発とともに下級妖怪の夜叉の群れを蹴散らした、そして私も「事象の彼方に永遠に凍てつきなさい!」と言い氷河結象斬を放った、そしてその威力は凄まじく来牙や祭羽、そして柚希が習得している閃光鬼神撃とほぼ同等でそして下級妖怪の夜叉の群れは事象を書き換えられ次々と青色の光の斬撃を火花ととともにうけ次々と爆発した、そして無事に下級妖怪の夜叉の群れを撃退した私と紅羽は互いにその変身を解除した、その印象は雷羽とはずいぶん逆の物であり紅葉を思わせる深紅の髪に橙色の瞳、そして制服はグレーと黒色、そして赤色のラインが入っており、そしてその両足にはグレーに黒色のラインが入ったニーハイソックスを着ていた、そして変身を解除した私に紅羽は「はじめましてだね!私は伊弉諾紅羽、伊弉諾家の守りしもので伊弉諾雷羽の姉でいいのかな?これからよろしくね!」と自己紹介した、そして来牙に比べてどこか明るい性格なのは一目でわかった、そして神騎グランニールに変身していてもあまりその性格は変わりはない、彼女も来牙から閃光鬼神撃を習得しているのだが、おそらく必殺技であるグランニールストライクだけを使うのは身体への負担が凄まじく変身が解除してしまうかなりのリスクがあるからだ、そして彼女もこの世界を守りしもの一人だ、私は「これからこちらこそよろしくね、私はまだ黒歴史の遺産である月の書の力をうまくは引きだせないみたいだし」と言った、肩を叩くと紅羽は私に「そんなことはないよ剣の腕なら間違いなく魔界騎士に匹敵してるし技も見事なものだよ、晴嵐の勇者である夏川柚希に私はまだ追いついてないほうだしさ」と励ました、そしてそれと同時に今、勇者の一族である柚希の称号が明そしてその称号は晴嵐の勇者ということは確実に鬼神勇者まではちかづいているのだ、これは閃光鬼神撃を習得し身体に何の負担もなく使えることがその称号を得る足りえる理由になっている、柚希も勇者の一族でありながら鬼の一族の血とその力を受け継ぐものだからだ、そして紅羽は「私は勇者の一族である夏川柚希のことをずっとセンパイって呼んでるんだ、そして実際、雷羽は夜叉動乱事件に巻き込まれながらも戦い抜いたからね、神騎グランニールを名乗るのであれば私はまだ成長途中ってことだよ」と言った、確かに彼女の戦い方を見ていれば祭羽との違いには気づくことになった、彼女は格闘戦と近接戦が主体でありながらも空中戦も行っていたからだ、だが同時にその動きにはむらがあり雪女である私から見ても成長途中だと理解できたからだ、そして鬼の里にどうして魔界騎士である来牙と神騎である紅羽の2人が派遣された理由は後に明らかになるのだった。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る