第6話 同じ夢がある その輝きの中へ

勇者の里で私達と王女の姉妹の2人との戦いが始まった、そして上空には巨大な亀の妖怪の姿をした機械の獣がいた、その口から放たれる光線は勇者の里の街に直撃し街に巨大な炎が上がった、それを見た氷河は精霊変身して飛行能力を使い上空に飛び上がった、氷河は私に「月が見えたらあいつを撃つ!」と言った、もう長く私達は戦っている、日はくれ月が私達を照らしていた、しかも満月だ、氷河の力が最大限に発揮できる条件がすでに揃っていた、王女の姉妹の妹が氷河の邪魔をしようとした「月を見ぬまま地獄に行け」とそこを変身した際羽が日本刀に炎の斬撃を火花とともにくらわせて阻止すると出雲先生は王女の姉妹の姉に左手から大気のプラズマを集めた手刀で剣を火花とともに防ぐ、出雲先生はフェンシングのような剣を持った王女の姉に対して「切り札は最後までとっておくものだ」と、そしてその様子を見ながら上空に上がった氷河は「よし、、、月が見えた!」と言うと氷河の全身にまとっている精霊の鎧は青白い光を放った、巨大な機械の亀の獣が氷河にめがけて口を開く、そしてどうやらあちらも撃つ気でいる、すかさず柚希は勇者の一族の人がもっていた槍をその上空にいた機械の亀の獣に投げ火花とともに軌道をそらす、そして氷河の全身にまとっている精霊の鎧が青色に光輝くと両腕をクロスして胸元に青色の光の線が現れそして両腕をL字に組むと青色の光の光線が放たれた、時同じくして氷河にむけて巨大な機械の亀の獣も口を開き水色の光線が放たれる、お互いの光線は上空でぶつかりあいそして押し合いになった、氷河は「こんなところで負けてたまるかぁ!」と気合を入れた、すると氷河の光線は機械の亀の獣が放った光線を押し返し光線が巨大な機械の亀の獣を包みそして跡形もなく消しとばし爆発させた、王女の姉妹の姉は妹に「引き時だ、撤退するぞ」とそれを聞いた王女の妹は「ええ、そうだね姉さん」と言い撤退した、そうこの勇者の里での戦いは終わったのだ、私は氷河と際羽がもっている夢の輝きが同じだということをこの時知った、私達は変身を解き勇者の里の勇者の一族の人達から歓迎された、柚希は私に「救援で戦ってくれてありがとう、あの姉妹、変身できるデバイス持ってた、それを使わなかったところ私も正直きつかった」と私は柚希に「いいのよ、あの人達の狙いは私と氷河の2人だった訳だし」と言った、その会話聞いていた出雲先生が私と柚希のもとに歩いてきた「あいつらは黒斗たち漆黒の銀翼のことを知っていた、そしてあいつら黒斗たちの実力を本当は知りたいいんじゃないか?」と言った、そしてそれを聞いた柚はコップに入ったジュースをものすごい勢いで握りつぶし握りつぶし「あの子、、、許さない!」と言った、柚希は王女の姉妹の妹の行動じたいに憤りを感じていたからだ、そしてそれは自分の故郷を突然襲われたから当然のことだろう、出雲先生は「そう憤るな、きっとあいつらは何か考えて勇者の里を襲った、氷河とお前の力を確かめるためにな」と私に言った、時同じくして王女の姉妹2人は上空の母艦に帰還していた、王女の姉はメリクリウス・レオンハート、そして妹はヴァイエイト・レオンハートという名だ、彼らはかつて漆黒の銀翼に所属していたメンバーが持っていた変身能力を独自に解析し変身デバイスを生み出していた、だがその能力面に関してはオリジナルつまりは漆黒の銀翼や柚希のような勇者の一族、際羽のような対魔士にはまだ遠く及ばないのだ、そして戦いを終えた2人、メリクリウスとヴァイエイトの2人の前に研究者が現れた、研究者はメリクリウスに「どうだった、勇者の一族、対魔士、妖怪の相手は」と言った、するとその質問をした研究者にメリクリウスは「あなたの指示通り変身はしてません、今、変身してしまえば我々の計画は全て無駄になってしまう」とそして研究者にヴァイエイトは研究者に「あなたの理想通りことは全てエレガントに運んだつもりです」と言った、研究者の名はドクター・ヴァーサゴ、貴族出身の研究者だ、そして彼はずっと前から黒斗たち漆黒の銀翼の戦闘データを集め、変身デバイスを開発していた、そしてまだその変身デバイスは試作段階でまだ完成には至っていない、メリクリウスはドクター・ヴァーサゴに対して「でも私は実に興味深い白川氷河と白山里雪羽、あの2人は漆黒の銀翼に匹敵する素材かもしれない」と言った、そしてこれからこの王女姉妹2人は私達の旅のなかで何度も戦うことになる、そしてその旅のなかで私達は黒斗たちとも出会い互いに成長していくことになる、だが今は私達は同じ夢があるその輝きの中へ少しずつ近づいているのを私はそのことを少しではあるが感じていた、際羽は私に「変身して戦いに加わってくれてありがとう、まだできて間もないチームだしまだ頼りないけどね」と言った、出雲先生は「そうか?私としては100点だぞ、連携とれなくても連携ができていた」と柚希は「私はただ無我夢中で」と出雲先生に返した、そして夜明けとともに私達は柚希の故郷、勇者の里を出雲先生と鬼の一族達とともに後にした。

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