第2話 情事

タバコの煙が充満している宿屋、懐かしく感じる。


俺の名前が理人(リヒト)なのは何故か?


それは転生者だからだ…尤も今は余り居ないが、昔は結構、転生者や転移者が居たらしく…『ふ~んそうなの』程度。


知識チートはもう出尽くされているから、何も価値が無い。


「ねぇ…またタバコくれない? あっちの方これから頑張るからさぁ~」


「私はリキッドが欲しい…駄目か? ガンガン腰使うから…」


「私…キノコが良いな…何でもしてあげるから…ね頂戴…」


「なに言っているんだ! お前らが薬きめて、俺とSEXしたいだけじゃねーか? そうだな『ガイアみたいな、ふにゃチン大嫌い、私は理人様の奴隷です』それを10回言ったらやるし…その後も楽しませてやるよ」


少しはまだ思いがあるのだろう…ちょっとだけ目が悲しそうになった。


だが、すぐに雌特有の笑顔になる。


「理人、いけないんだ…勇者様に」


「本当に悪い奴だな…」


「全く、不敬罪で捕まるよ…」


そう言いながらもマリアもエルザもリタもはっきりと繰り返し言っている。


『ガイアみたいな、ふにゃチン大嫌い、私は理人様の奴隷です』


ってな。


まぁガイアに抱かれていないが…見た事位はあるか?


しかも、三人は裸で俺の体を触りながら…だぜ。


「良く言えたな…そらご褒美だ…」


俺はマリアにお手製のタバコに火をつけて…渡してやった。


エルザには口移しでリキッドを飲ませてやり…リダには俺が口で咀嚼したキノコをそのまま口移しで与えた。


まるで三人はそれが欲しくて堪らなかったようにうっとりしながら楽しんでいる。


此処からが本番だ…


「さぁ…俺の体使って楽しんで良いぞ…」


マリアは俺の唇を奪い…エルザは俺に跨り、リダは俺の足を舐め始めた。


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