大学生活とバイト漬けの日々はとても大変だった。だけど大学で好きな分野が学べることが俺にとっては休息だった。

｢この部品は𓏸𓏸で……｣

大学で俺は自動車整備士の資格を取って俺は将来大手車メーカーに就職しようと思っていた。大学で勉強しながら部品の付け方や組み立て方まで学んだ。

俺は運動がよく出来たので引越しのバイトをしていた。

｢今日5ペケだよ〜｣

※5階アパートでエレベーターがないこと

｢うそでしょ！？小竹（こたけ）さん！！俺やりたくねぇ〜｣

｢はいはい！やるよ〜｣

俺は力持ちだしなによりも体力に自信があって若くて営業トップの茶色の髪の毛がフワッとしている小竹和彦（こたけかずひこ）さんとコンビを組んでいた。引越しのバイトは楽な時なんかない。だけど協力し合ってやる作業は高校でバスケをしていたおかげで得意だった。今日も俺は夜遅くまでバイトをしていた。

ある日の冬

俺に1本の電話がかかってきた

｢もしもし｣

｢久しぶりだな。蓬莱｣

｢蛯名先生！？｣

｢お願いがある

青木先生の代わりにお前が母校のチームのコーチをしてくれ｣

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