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  • 世界は最初、一つの塊で満ちていた。
    それ以外には何も存在しない世界の中にやがて空間(無)が生まれ、有と無という概念が生まれた。
    空間が生じることにより、塊は振動が出来るようになり、エネルギーを生じさせ、やがて紐が解けるように綻びて、欠片はこの宇宙に散らばり、やがて星や生物を構成するに至った。

    質量を持つすべての物質がどれだけ離れても微弱な力で引き合うのは、元が一つの塊だから。
    今は意志を持って一個の生物を保っている自分という存在も、いつかは宇宙を構成するバラバラの物質に還る。
    そういう風に考えると死ぬことも怖くないので、私は最近そのように考えています(もちろん私は物理に明るくないので、これはただの信仰です)。

  • コメント失礼します!!

    タイトルからすっ飛んできました。

    僕も素粒子&原子が好きな分野なので、主人公さんの発言に「そういえばそうだわ!!」と叫けんでしまいました(笑)

    確かに異世界と現世界の素粒子事情が同じだという確証なんてないですよね。

    これからの展開も楽しみなので、ゆっくりではありますが拝読させていただきますね!

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます!
    ふふふ、そのとおりなのです。私たちは異世界行きたいと思っても行った直後にバラバラになってしまうかもしれないのです。恐ろしいですねぇ。

    こちらが書くペースもゆっくりになると思いますので、是非のんびりと読んでいただければと思います!

  • 読み合い企画から来ました。応援してます!

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    妙ちくりんな話ですが読んでくださると嬉しいです!