第2話

紋次郎がメガネをかけて周りを見ると、そこには辺り一面に内臓をぶら下げた人達だらけで溢れていました。



女の人のおっぱいが見たかったのに、肌を通り越して内臓しか見れないのです。



「せっかく300万円もしたメガネなのに…」



紋次郎は嘆き、ガックリと肩を落とし地面を見下ろしました。




すると紋次郎はある発見をしました。




メガネをかけて地面を見ると地面も透けて見えているではありませんか。




紋次郎が立っているちょうど真下に温泉があるのが見えました。




紋次郎は温泉を掘る事にしました。




温泉のオーナーになって心ゆくまで女の人のおっぱいを見ようと決意したのです。




しばらくの年月をかけて地面を掘り、ようやく温泉まで辿り着きました。




紋次郎は温泉のオーナーになりました。




早く女の人のおっぱいが見たくて仕方がありません。




温泉オーナーの紋次郎は女の人はおっぱいを自分に見せてくれたら入浴料金をタダにするというシステムにしました。




その温泉には女の人のお客さんは全然来ませんでした。




当たり前です。






当然、お客さんは男の人ばかりです。




これは困りました。

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