第2話:ふうちゃん。

さて、もうひとりの家族、

ネコのふうちゃん・・・女の子です。

ふうちゃんは、保護ネコだったんです。

里親を募集してて、縁があって子ネコのまま僕の家にやってきたんです。


ふうちゃんが来た時に、僕の家には八ちゃんって言う柴犬の子犬がいてね。


ふうちゃんと八ちゃんは子供の頃同じ、段ボールの中で育ったんです。


だから仲がよかった。

少しづつ成長していきながら、ふうちゃんの、お気に入りの場所は,

八ちゃんの犬小屋の中でした。


だから八ちゃんはいつも外にいて、ふうちゃんの邪魔をしないよう

彼女を見守ってましたね。


その後、八ちゃんは散歩の途中、動かなくなって、食べたものを

吐くようになったんです。


病院へ連れて行ったら、腎臓病だって言われて、一週間経たないうちに、

僕たち夫婦に看取られて天国へ行ってしましました。


一緒に散歩に行くと、無理に引っ張ったりしないで僕のほうを見ながら、

歩調を合わせてくれる賢い柴犬でした。


ふうちゃんは大切な友達を失いました。

いつも、そばにいてくれた八ちゃんがいなくなって、きっと寂しかったと思います。


でも今は、大好きな八ちゃんと天国で仲良くやってると思います。


ふうちゃんは、八ちゃんやしんちゃんと言う友達に恵まれて幸せだったと

思います。

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