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狼と香辛料1巻感想

狼と香辛料1巻読了。ライトノベルなのに全くライトじゃない商売の話は何度読んでも全てを理解することが難しいですね。


というのも狼と香辛料という作品に初めて触れたのが2013年、原作も一度完結した後にアニメで知った訳ですが、当時阿呆学生だった私は内容を観て「なんじゃこれは」と思いました。

とにかく内容が難しい。


1巻の話は狼のホロと行商人ロレンスの出会いから始まって、教会で雨宿りしていたところにゼーレンという若い行商人からとある銀貨が値上がりするという儲け話を持ちかけられるという内容です。

その儲け話の仕組みが当時の私には理解できず(説明の難しいアニメという媒体も関係して)、いつの間にか事件が起きていつの間にか解決したと感じることが精一杯でした。


だから半ばロレンスとホロのユーモア溢れるやり取りが面白くて観ていた訳ですが、多分ライト層はその辺を面白く感じてたんじゃないかなーっと勝手に解釈しています。まあ自分の頭の悪さを正当化したいだけなんですが(笑)


しかし、難解で質の高い作品というのは読むごとに理解を深めていくという楽しみもあり、最初は理解できなかった内容が2回、3回と繰り返していくとちょっとずつ分かっていくのが面白いところですね。

未だに為替の仕組みをちゃんと理解してないけど!


狼と香辛料の続編は今でも発行されているので、気になった方は是非。その前に私も溜まった狼と香辛料、狼と羊皮紙の本を読み進めていかなくては。では。

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