【日記】水星の魔女の話

水星の魔女が面白かったのにファンアートを描くのは意外と難しいという話です。

水星の魔女の衣装デザインはすごくジェンダーフリーで身体の線も出ないしいいんですが、工夫しないと描きにくいと思います。やっぱり自分のようなエヴァ世代はプラグスーツでキャラを練習したので、身体のライン以外の何で絵を魅せればいいのかわからないんですね。残念ながら。

それに作画の都合か、しわができない制服になっており、立体感もつけづらい。そのわりには模様があって少しめんどう。

キャラが持つ小道具もハロくらいしかない。あとはトマト。(小道具がないと手持ち無沙汰になる)

アークナイツなんかは衣装が複雑でほぼ全員が武器を持っているのでキャラを描くだけで絵として成立しますが、水星の魔女はキャラだけではきびしい。よほど躍動感のあるポーズをしているとかしないと。


愚痴ばかりになりましたがそれでも描くべきかと思います。語り継いで息の長いコンテンツになってほしい。



しかし第一話で百合婚を宣言して最終回で指輪をしているというそれだけでサービス精神のある作品だと思います。正直内容は細部がよくわかりませんでした。シャディクまわり。

百合は主題ではなく単に偶然主人公二人が百合だったという感じですが、それくらい無造作に入っていても別によいということです。作家がそこまで百合に興味がない場合、無理に主題にするより他を全力で作って全体のパワーで殴ればいいというのは妥当なやり方かと思います。


ポリコレに配慮するとつまらなくなるという人がいますが、逆に面白くなるという実例かと思います。海外ドラマのようなノウハウによって作られているのでは。

たとえばダリフラなんかはジェンダー的に不満が持たれて最近中国から反論的なSF小説が出たじゃないですか。


まあそのへんはいいんですけど、ハサウェイくらいのクオリティで水星の続編を作ってほしい。



最初の、プラグスーツで絵を練習したという話ですが、自分は最近、ラフに行き詰まったらいったんアスカを描いてから他のキャラに変えればいいのではないかと思っています。プラグスーツは鎖骨や胴トルソー的な部分分けのための線が、最初から入っているからです。これが初音ミクである人たちもいると思います。いったんミクを描くつもりで描かないと落ち着かないみたいな人が。

要するに、のっぺりしたマネキンから描くのではなく服から描けば、その服の持つパーティングラインが、人体を立体的に捉え、可動部位ごとに分ける際に役に立つということです。

東方世代の人たちは東方で絵を練習しています。そのおかげでフリルたっぷりの服が得意になるようです。しかし身体の線を隠す服であるほどデッサンが難しいと思います。水星の制服もそのような問題をかかえています。


今回もあまり実のある記事ではありませんでしたが、一話上げるだけで数PV増えるようなのであげてみました。

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