「デスループ」の絶望の中に隠れた「希望」を見つける「ミステリー小説」

 「異世界物」の「タイムリープ」ものです。ただ、ちょっとミステリーが混ざってるかな?って私は感じてまして、そこがこの「ミステリー」感がこの作品の魅力だと思います。

 一話目から、なんというか「ムナクソ悪く」なるんですが、2話目からは、ちょっとしたミステリー仕掛け的な語り口で話が進んでいきまして、結構読んでいて気持ちがいいのですが、とあるキッカケで事態が急変するわけで。。。

 ということで「デスループ」の中に隠された「手がかり」を元に「未来」を切り開いていく「ミステリー」、それでも繰り返されてしまう逃れられない「悲劇」。そんな絶望の中、主人公が選ぶ「次の一手」が心から気になる物語です。

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