ロリコンならずともなぜか最後まで一気に読める不思議な作品

短編とのことで前中後編を一息に読み切りました。
私は主人公の嗜好に全く同意しませんが、主人公の気持ちに「そういうものか」と意外とあっさり読み進められました。そのあたりが丁寧が描かれていたのでしょうか。『女の子を襲うなんて体目当てに決まっている』と決めつけているのはさすがに突っ込みたくなりましたが(笑)。
わが子の身に何かあったら両親は子どもを顧みるようになるだろうか、と客観視点だと何の言い訳にもならない配慮めいたことを考えているのは面白かったです。

二人の良い未来には設定上つながらなさそうですが、最後余地のある終わり方なのでこれからどうなるか色々想像してしまいます。

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