呪いはもちろん恐ろしいものですが、それはあくまでも手段に過ぎません。真に恐ろしきは物語の黒幕たる少女がそれを振り撒くに至った動機。それが邪気なのか無邪気なのか。ぜひその目でお確かめください。
湖城マコトと申します。ホラーを中心に様々なジャンルを執筆しています。 書籍化作品 アンドロイドの夏・「5分後に世界が変わる おどろいて最後は泣ける物語」に…
読了後も、あれは一体なんだったのだろうと思わせられるホラー作品です。 読み終わってページを閉じて日常生活を再開して、ふとした時にこの作品の謎や不気味さについて思い耽ってしまう、そんなジャパニー…続きを読む
これは現実に起きた事件なのではないか? 書き手は本当に霊能力があるのではないか? そう思わせるリアリティが、この小説の恐ろしさをさらに高めています。主人公は霊能力を持つ少年。でも能力のことは隠し…続きを読む
本作は現代の中学校を舞台として、霊感の強い少年のもとに、一人の少女が転校してくることから始まる物語です。少女は瞬く間に女子の人気者となり、あるブレスレットを友人たちに配るのですが、それが彼の目に…続きを読む
霊感の強い少年の学校に、ある日転校生がやって来ます。転校生の少女は何故か周りの人々と急速に仲良くなり、不気味なブレスレットを友人に身につけさせるのですが…。少女の不気味さの表現が上手く、最初の…続きを読む
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