第3話 年表が必要になりました


 私が書いている話は、一部、エッセイを除いて、一つの話だけです。


 やっと、本来の主人公であるジューネスティーンの話に、やっと入ってきましたが、今の話は、始まりの部分になります。


転移者 ジューネスティーン

https://kakuyomu.jp/works/16816452220929915751



 本来は、この話も、16話で終わらせて、オープニングとして終わらせて、本編に進ませようと思ってました。



第16話 転移者の少年 3

https://kakuyomu.jp/works/16816452220929915751/episodes/16816700427361325466



 そんな中、小説は完結させて初めて力がつくと、ツイートか何かで読んだのです。


 すると、今の話だと終わるのはいつになるんだとなってしまい、話毎で完結させて本数を増やそうと思いました。


 その手始めが、「カインクムの剣作り」です。



カインクムの剣作り

https://kakuyomu.jp/works/16816700428552119200



 物作りは、この話の根幹をなすものとして考えていたので、手始めにジューネスティーンから、日本刀の作り方を聞いたことによって、本職の鍛冶屋がどんな感じに作るのかをまとめようとなりました。


 これは、途中まで、本編の方で書かれているので、追加の話は、それ程多くはありませんでした。




 そんな中、ここで出てくるカインクムと、その奥さんであるフィルランカが、何で24歳も離れているのに夫婦になったのかについて、どうしようかと思ったのか、それか、歪な恋愛小説になるかも思ったのか、なんだか、書いてみたくなってしまった。


 それに完結させる本数も増やしたいと思って書いてしまいました。


フィルランカの思いが報われる時

https://kakuyomu.jp/works/16816700427727521136



 ただ、この話は、幼少期と、カインクムの押しかけ女房になる事と、その事で娘のエルメアーナが家を出る程度しか話を考えてなかったので、途中の学生時代は、ほとんどアドリブです。


 そして、話の終盤になってくると、ジュエルイアンを通じて、本来の主人公達の話をする部分が出てきた事もあり、これは、話の内容として時系列を確認できるようにしておかないと、全部の読み直しを何度もすることになるだろうと思ったのです。


 そして、この話の終盤を書いていた時には、KAC2022に出していた話もあり、時間的な繋がりを確実に抑える必要が有るとなりました。


 それ以前は、帝国の系譜とかも作り込んでいたので、帝国歴を基準にして年表を作りました。


 全ての話を含めて、どの時代の話だったのかを、まとめるようにしてあります。


 それには、表計算ソフトが大いに役立ちました。


 年表を作って、間に入れる必要が出来ると、挿入で行を増やして、その時の出来事を書き込んでいくことができるので、大変助かっております。


 この年表を作ったことで、「転移者 ジューネスティーン」のセルレイン達の話に、ウィルリーンとその師匠の話が出てきても、年表を見る事で、おおよそのことが分かり、そして、ウィルリーンの師匠には名前を付けて無かったのですが、その名前も年齢も、大した苦労も無く付け加えることができました。



ウィルリーンの別れと出会い

https://kakuyomu.jp/works/16816927861695183116



 これは、セルレイン達の話の中で書いていたら、流れの中で、ウィルリーンの師匠が、昔は、とても有名な冒険者で魔法士でもあった事になっていますが、そんなに有名な魔法士なら、エリスリーンなら知っていて、何らかの形で面識があってもおかしくはない。


 話が思わぬところで繋がった時は、私自身、かなりワクワクが止まりませんでした。


 私は、どうも、こういった話の繋がる瞬間が好きなので、非常に楽しめました。


 そして、そんなに有名な人なら、魔法を使う人なら名前も噂も聞いていてもおかしくはないだろうとなったのです。


 じゃあ、会話の中に出てきてもおかしくはない。


 その時、作っていた年表が役に立ちました。


 当時35歳のウィルリーンが、ジューネスティーン11歳では何歳なのか、じゃあ、その師匠は、何歳になるのか?


 生きているのか、死んでいるのかとか、そのための指標として、師匠の年齢を計算するのも簡単でした。


 年表は、作っておいて良かったと思いました。


 2023年になり、この後も短編のイベントも発生するでしょうから、その時も、この設定の中から話を作るつもりでいますから、その時に閃いた内容も、また、年表に付加することになるでしょう。


 この後、どんな事が加味されるのか、書いていて、とても楽しみです。




 話は、変わりますが、★100を超えました。



「ウィルリーンの別れと出会い」 ★100

https://kakuyomu.jp/works/16816927861695183116



「柔らかいかき揚げ」 ★299

「固いうどん」 ★174


「フィルランカの思いが報われる時」 ★128

「ヴィラレットの剣技」 ★156

「転移者 ジューネスティーン」 ★162


 この5作に「ウィルリーの別れと出会い」が追加になりました。


 これは、本当に読んでくださった方々に感謝いたします。


 誠に、ありがとうございました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る