最弱無能の俺がチート能力リジェネーションと未来予知を手に入れて銀髪美少女と二人旅!? 家族はみんな殺されましたが俺は元気です!

番外編No.2 用語集Vol.1

　微ネタバレ注意です！

「Melt7」

1945年　ヤマト皇国柱圀地方に落下したMeltの名を持つ７つ目の巨大隕石。放射線に似た汚染物質を放出しておりこれが神子の発生原因と考えられている。

「エリアZERO」

　Melt7の落下地点であり爆心地。其処に行けばあらゆる願いが叶うという都市伝説が存在する。

「対神子特化兵器　裁器」

　それは人類が怪物に立ち向かう為に造り上げた最強の兵器。あらゆる鉱物より高い硬度を持つアダマンタイトと生きた人間を主成分として構成される。

　発明者であるH・P・クラフトは７つの裁器をその手で産み出すと姿をくらませた。

　その作成ノウハウは多くの技術者に受け継がれ20年後には量産が可能となった。

　アダマンタイトは銀が汚染され変異した物質である。この金属は生物と非生物の中間的な特徴を有しており液体状である時に生殖を行う。

　更に人間に対して強い敵対心を持っており発見すると自らの意思で溶融温度を調整し液体状に変形し攻撃及び人体への侵入を開始する。

　この性質を利用してクラフト博士は裁器の第一号を作成したのである。

　生きた人間をアダマンタイトに襲わせることで裁器の元となる「素体X」が入手出来る。この素体Xは完全に生命活動を停止した非生物であり体内のアダマンタイトは人体の中では生存出来ず再び固体となる。更にアダマンタイトはその人間が生前に抱いていた理想の形状に固体化するという説もある。最後に素体Xの邪魔な人体部分を除去することで人間の一部分と金属の混合物体、裁器が完成するのだ。

　第三次世界対戦以前は死刑囚などの肉体を利用していたが量産が開始されてからは成人ではなく胎児の体を利用する場合が多い。

　アダマンタイトを切断加工できる裁器も現在は普及しておりアダマンタイト製品(主にナイフや弾丸。裁器には分類されない)の量産も開始されている。ダイヤモンドの加工を想像すると分かり易いだろう。

「管理委員会」

　禁足地帯を管理するWROの組織。

「伍防」

　禁足地帯を隔絶する五枚の壁と各々のエリアを管理する五人の役員。全員が強力な裁器を所有しておりその地帯の代表者として神子を駆除、管理している。

「四神」

　帝星、帝英、華皇、３大国の代表者から構成される管理委員会の最高権威。それに大審院長官を加えて四神とする。その戦闘力は伍防さえ遥かに越えると噂されている。

　現在の大審院長官ナルミは四神の玄武に、マイノの姉ルリム゠シャイコースは四神の白虎に任命された人物である。

・オマケの小話

　帝星はアメリカ　帝英はイギリス　華皇は中国　ヤマトは日本をそれぞれイメージしています。イギリス出身のマイノは紅茶好きであったり口ールス口イスに乗っていたりと国のイメージをキャラクターに反映しております。