ゆめ

深い眠りへ

そして、深い眠りの底へと誘われた僕は再びこの不思議な夢を見ることになる。

目をゆっくりと開いてみると、やはり僕はその場所に立っていた。

2度も同じ場所にくる夢なんてあるのだろうか、そもそもここはどこなのかという疑問や好奇心が浮かび上がってくると同時に、得体の知れない恐怖が込み上げてくるのを感じた。

ただ、以前との相違点がある。

それは陽で照らされていることだ、以前は陽が沈んでいたのだ。

陽が沈んでいたため、周りの情報をあまり認識することが出来なかったが、

今回は陽で照らされているため、周りの情報をより多く認識する事ができた。

そして、まずここがどこなのかということを知りたくなって、周りを以前と同じように見渡した。だが、一つだけ相違点がある。

それは陽で照らされていることだ、以前は陽が沈んでいたのだ。

陽が沈んでいたため、周りの情報をあまり認識することが出来なかったが、

今回は陽で照らされているため、周りの情報をより多く認識する事ができた。

特に変化はなかったが、何かあるはずと漠然とした確信があった僕は、目を細めて道が拓けている先を見てみた。

すると、誰かが立っているような人影が見えた。

人影を見つけられた嬉しさからなのか、思わず僕は、ここはどこなんですかとその人物に話しかけたくなった。

そして、恐る恐る足をその人影らしきものがいる方へと足を進めた。