　前記の通り、ランキングは読者から頂ける星や作品フォローにより決まるのですが、特に「一見さん」にとって読者を増やすことが大変なんです。

　ランキング上位の方々を見てみると、その方をフォローしておられる、いわゆる「読み専」の方が沢山おられます。「読み専」の方とそうじゃない方の見分け方は、名前が「＠」から始まっていている方はほぼ「読み専」、つまり作品は登録されておらず、何か作品を読むためにカクヨムに登録しておられるユーザー様です。逆に私の様に「たおたお」など、何かしら別名を登録されている方はカクヨムコンに参加しておられる、もしくは普段からカクヨムに作品を投稿しておられる作家さんです。

　「読み専」の方にしろ、そうでない方にしろ、読者が沢山いる作品（つまりランキング上位の作品）とそうでない作品の違いは何なのか。ネットなどで調査した結果、以下の様なことらしいです。

・作品が面白い

・元々カクヨムや「小説家になろう」サイトで活躍されている作者様の作品

・既に何かしら作品を出版されている様な作者さんもいる

・12/1（つまり応募開始時）から作品を投稿し始めている

・もしくは、以前からカクヨムで投稿されていて、ある程度固定ファンを掴んでいた

　週間ランキングの上位に張り付くと、それだけで（特に何もしなくても）自然と読者が増えて行く傾向にある様です。つまり、現在ランキング上位にある作品は「強い」んです！

◆「弱い」私達は……

　一方で私の様に「一見さん」は、一から読者を獲得していかなければならないので、ある意味「不利な戦い」を最初から強いられていることになります。これはどうにもならないのか……答えは「どうにもなりません」です。作品を投稿して放っておいても、まず読者は増えません。まあ当然ですよね。（私の作品が面白いかどうかは、ひとまず置いておいて(^^; ）如何に面白い作品を書いたとしても、1万近い投稿作に埋もれてしまっては読者の方も探しようがありません。ここに、おそらく私だけではなく多くの方が感じているジレンマがあると思われます。