目の前には生まれたばかりの新たな命、しかし自分の手には、その母親の首に刺さった生々しい剣の感触。これ、なんて地獄ですか……。

「ぱぱ」という導入から良かったです。ネルが可愛い、なんかもうひたすら可愛かった。ただゼレスの愛情は本物でも出発点は罪悪感なので、唯一の望みがよりにもよって「それ」で、かつ手段を選ばない極端さ、やはりどこか歪んではいますね（くまの好きな奴です）。

この歪みが最悪の結末になる前に、誰かが彼を救ってくれる事を願うばかりです。そしてこの親子が、いつまでも幸せでありますように。

断空のゼレスという恐ろしい呼び名が過去にあったのに、ネルに対して感じられる現在の愛情。このギャップが好きです。

きっとネルとの出会いで、彼はたくさんのものを得て、「パパ」になったのだろうと思いました。

血のつながりが無い者同士が家族になる話が好きなので、心が温かくなりました。
きっとこれから多くの試練が待ち受けているけれど、2人がずっと一緒にいられますように。

パパの話しかけかたがちゃんとパパでほっこりしちゃった
ネルちゃん、まだ性別確定してない？？つまり、ここからおじロリ展開もおじショタ展開も自由自在、ってコト…！？

今はわからなくても、ネルはいつか理解するんだろうなぁ……と。それが主人公が亡くなったあとなのか、それとも主人公が告白したときなのか……。

エモが詰まったお話をありがとうございます。楽しませて頂きました！

過酷な未来が予測されつつ、力強く明るい終わり方ですね（どこかの🍆にも見習ってほしいです）。
「喧嘩」という表現がいいです。

設定もおもしろくて、この文字数でもいろいろできるものだと思いました。

うぅ…(´；ω；｀)
ちょっと最悪の結末を想像しちゃって、よかった。ぱぱ生きててありがとう。

過酷な旅が続くんだろうけど、ネルが無事に成長してくれたらいいなぁと思いました。
由希さんの作品、三作目になったけど、どれも全然違った切り口でとても楽しかったよ！
交換編も楽しみ！

ネルたんきゃわ……////
きっとこの先似たようなことがあったとしても、二人なら乗り越えていけるんだろうなって思えるラストでしたね(*^^*)
ネルたんはぱぱを護ろうと考えるだろうし、ぱぱもネルたんにとっての最善を考えて行動するだろうし。
幸あらんことを！

面白かったです！
4400字あまりと短めの作品なのに読みごたえがありました。
「産卵期の魔物を殺してはいけない」「仔竜の角には価値がある」などの設定が独特で物語に説得力を持たせていると感じました。
ネルさんが成長したときに主人公は苦悩することになるかもしれませんが、現在の二人の様子を見ていると今の関係がもう少し続きますようにと願わずにはいられません。